少し前ですが、仕事用の黒の皮靴を買いました。前に履いていたのも踝あたりまであるブーツタイプでしたので、今度も同じようなちょっと変わったのにしたい、と気ぃあかんくせに、いちびりな私です。
結果的に買った靴はつま先のとんがった、動物に例えるとワニを上から見たようなスタイルのでした。お店であれこれ品定めをしている間に、思いもよらないデザインのを買ってしまうってことありますよね。
思いもよらないことのひとつは、ワニの頭のようなとんがったデザインのを選んでしまったということ。もうひとつは、6センチも身長がアップしてしまう靴を 選んでしまったということ。選んでいる間にもうすうすは気付いていたのですが、これがクッション性とか歩きやすさのために多少ヒールが厚いのだと思っていま した。家に帰って履いてみると、どうも視点が高くなったような気がします。メーカーのサイトを見てみると、なんと6センチ。別に身長にコンプレックスを 持っているわけでも、脚の長さがもう少しほしいというわけでもないのですが、俗にいうシークレットブーツを買ってしまったのです。
メーカーのサイトでは、この靴をヒールアップビジネスシューズと呼んでいて、その効果を次のように説明しています。
「美脚&身長革命シューズ 」
【ポイント1】
高クッション性で厚めのインソールを採用し、足への負担を軽減。また、アウトソール部分を含めて6cmの身長アップ!
【ポイント2】
かかとをあげることで姿勢が良くなり、印象が変わります。
【ポイント3】
ヒールアップ効果で美脚効果が得られます!「印象」を大きく変える1足。必見です!!
上のうち2と3について言葉の意味がよくわかりません。印象が大きく変わるんだって。けれども、私のビジネスシューズはこれ1足ではありませんし、会社では革靴を履いたり、サンダルを履いたりしてします。1日の間でそんなに大きく「印象」が変わってしまうと、靴の秘密がバレバレやんと思ってしまいます。また、 確かに靴を眺めているとスマートな印象なのですが、後ろから見た印象がなんとなく雨靴のようでもあり、ちょっとこの部分はよくありません。
そして、その説明の中で出てきた「捨て寸」って言葉。恥ずかしながら知りませんでした。つま先のとんがったデザインの靴では、足指が入らず空白になっている部分がありますが、それを捨て寸と呼ぶらしい。この年になって初めて知りました。この靴では捨て寸3センチなんだそうです。定規を取りだして測ってみると公称26.5センチの靴が、全長30センチありました。なるほど、この差を捨て寸というわけですね。さらに「外羽根」という言葉にも出会いました。革靴 の紐の取りつけ部分を左右の羽根に見立てて、形状により外羽根、内羽根と区別するようです。知っていてもたいして役立たないだろうけれど知識が増えまし た。
さらに気付いたのは、この靴はミャンマーで製造されたということ。冬に量販店でデザートブーツを買ったのですが、これもMade in Myanmarと書かれていました。それからそれから、この間スーパーで買ったワイシャツ2枚。これまたミャンマー製だと書いてある。もはや中国では労働力が高価ということなんでしょうか。
これまで体験したことにない外寸30センチの靴。クルマを運転しているとちょいちょいアクセルペダルやブレーキペダルにつま先が当たってしまいます。捨て寸で事故にならないように運転に気をつけなければなりません。
確かに靴はいろいろ履くのでバレバレですが。
でも6㎝ぐらいならちょっと踵の高い靴ぐらいでしょうか。
競馬場の満員のスタンドで、あと10㎝欲しいと思うときはありますが実はそのときぐらい(笑)
でも女性の高いヒールの靴ことを思えば普通ですね。
その割には女性が靴を変えるたびに身長が上下していることはあまり気にしません。
シークレットじゃないからか、たぶんあまり興味がないからでしょうね。
そうですよね、たったの6センチ。ちょっとカカトが高いでけですよね。私は身長が174センチちょっとなんですが、まだ背丈がほしいと思っているのかと、よそから思われるのは嫌だなと思うのです。もし、買う前に6センチを知っていたら買わなかったと思うのです。
でも、おっしゃるように、これまでカカトの高い靴だと誰も指摘しないし。自分で思うほど周囲は気がつかないんですよね。