河童ラーメン本舗 赤河童

  以前に、河童ラーメン本舗の記事を書きました。 黒河童が私の好みだと記しましたが、この度行ってみると、赤河童というのがありました。友人が、「今度は赤を食べてみたい」と言っていたのを思い出して、冒険をしてみました。
  ラー油のような赤い液体が表面にかかっています。とにかく唐辛子の辛さが好きな方にはいいと思います。辛いのが苦手という人は近づかないのが安全でしょう。頭のてっぺんの毛穴が開く感じがします。赤河童を食べながら、発毛にいいのではないかとか、新陳代謝が促進されるのではないかと想像してしまいました。店員さんが、「よくかき混ぜてお召し上がりください」と言ってました。その理由は、トッピングの赤いものの正体が油なので、スープと混ざりにくいからなのです。見かけは似ていても、一蘭の秘伝のタレとは違うところです。
  辛いのは苦手ではないのですが、その分だけコクが失われる気がします。混ぜても混ぜても分離してしまい、表面に辛い油が浮くので、かき混ぜかき混ぜ麺を食べないと、辛味成分だけが麺に絡んでしまうようです。特に替え玉（無料）を入れるとコクがなくなり辛さばかりが目立つ気がします。こんな話を前述の友人に話してやりました。が、彼もまた後日、赤河童を注文したのだそうです。彼の感想。「ぼくはやっぱりノーマル（メニュー名：河童ラーメン）がおいしいと思います」。
  赤河童を食べるときのアドバイス。

•  辛さが苦手な人は近づかない。
• 油断せずに、かき混ぜることを忘れない。
• カプサイシンのせいか、お腹が減るのが早い。後でひもじい思いをせずにすむよう工夫を忘れない。

  赤河童は季節メニューだそうです。話題にいっぺん食べてみようという人は手遅れにならないように。