ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

十三夜と月食と

2014-10-13 21:56:07 | カメラのこと

 台風18号と19号の間で、先週は光の話題が飛び交った週でした。ひとつは発光ダイオードの話題。ノーベル物理学賞に青色発光ダイオードの開発に関わった3人の日本人が決定したという話題。

 そして、皆既月食です。

 その前に十三夜の月。6日が十三夜でした。

 8日は雲も少なく、空を見上げるにはいい条件だったように思います。1日ずれて、9日が月食だったとしたら、満天の雲で何も見えなかっただろうと思います。9日夕刻、バイクで走っていた私は少しですが雨に降られました。

18時47分

 ここしばらく、金星の太陽面通過だとか、皆既日食だとか、カメラを空に向ける機会が多かったのですが、今回も挑戦してみました。

 以前の記事にも書きましたが、満月に近い月を撮影するのはさほど難しいことではありません。そこそこの倍率のズームレンズとスポット測光を備えているコンパクトデジカメならハードルは低いはずです。手持ちでも撮影できますから。

18時58分

 今回は、皆既月食で赤銅色になるという話ですが、その分暗いはずですから満月のように簡単ではないと思われます。

 月食が始まったころはまだ会社にいましたから、コンパクトデジカメで撮影しました。明るい月ですからとりあえず撮れました。

19時20分

 赤くぼんやりした月の撮影はコンデジでは難しいと思われます。帰宅して、一眼レフを取り出して三脚で固定、スポット測光にして、望遠レンズを取り付けて…、とはいうものの、望遠側が200mm(フィルムカメラ換算で300mm)です。クイックレリーズがないので、セルフタイマーでシャッターを切ります。赤い月もとりあえずは撮ることができました。

20時18分

20時26分

20時37分

 翌日、撮れた画像をPCで確認していた気づいたこと。天王星らしき星が写っていました。月の右側、月2つ分ほど離れたところに、液晶画面のドット抜けのように光るものがあります。画像をスクロールすると一緒に動きますから、確かに天体でしょう。

20時16分 画面右上の小さな光が見えますか?

 天王星だとすれば、地球から太陽までの18倍くらいの距離があるそうです。同じ1枚の画像の中にドット抜けのような星がいくつも写っていますが、それらが何という名の星かを調べる力が、私にはありません。よって、「私のカメラが捉えた一番遠くにあるものは天王星。その距離は約27億km(太陽までを1億5千万km、その18倍)としておきましょう。

 


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