台風18号と19号の間で、先週は光の話題が飛び交った週でした。ひとつは発光ダイオードの話題。ノーベル物理学賞に青色発光ダイオードの開発に関わった3人の日本人が決定したという話題。
そして、皆既月食です。
その前に十三夜の月。6日が十三夜でした。
8日は雲も少なく、空を見上げるにはいい条件だったように思います。1日ずれて、9日が月食だったとしたら、満天の雲で何も見えなかっただろうと思います。9日夕刻、バイクで走っていた私は少しですが雨に降られました。
18時47分
ここしばらく、金星の太陽面通過だとか、皆既日食だとか、カメラを空に向ける機会が多かったのですが、今回も挑戦してみました。
以前の記事にも書きましたが、満月に近い月を撮影するのはさほど難しいことではありません。そこそこの倍率のズームレンズとスポット測光を備えているコンパクトデジカメならハードルは低いはずです。手持ちでも撮影できますから。
18時58分
今回は、皆既月食で赤銅色になるという話ですが、その分暗いはずですから満月のように簡単ではないと思われます。
月食が始まったころはまだ会社にいましたから、コンパクトデジカメで撮影しました。明るい月ですからとりあえず撮れました。
19時20分
赤くぼんやりした月の撮影はコンデジでは難しいと思われます。帰宅して、一眼レフを取り出して三脚で固定、スポット測光にして、望遠レンズを取り付けて…、とはいうものの、望遠側が200mm(フィルムカメラ換算で300mm)です。クイックレリーズがないので、セルフタイマーでシャッターを切ります。赤い月もとりあえずは撮ることができました。
20時18分
20時26分
20時37分
翌日、撮れた画像をPCで確認していた気づいたこと。天王星らしき星が写っていました。月の右側、月2つ分ほど離れたところに、液晶画面のドット抜けのように光るものがあります。画像をスクロールすると一緒に動きますから、確かに天体でしょう。
20時16分 画面右上の小さな光が見えますか?
天王星だとすれば、地球から太陽までの18倍くらいの距離があるそうです。同じ1枚の画像の中にドット抜けのような星がいくつも写っていますが、それらが何という名の星かを調べる力が、私にはありません。よって、「私のカメラが捉えた一番遠くにあるものは天王星。その距離は約27億km(太陽までを1億5千万km、その18倍)としておきましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます