ボーっと生きている私と違って、私の弟はずっとアテになるしっかり者ですが、台所には立てないらしいです。その弟が、白菜の漬け方を教えてくれというので、「ぼくはいつもこうしているよ、簡単だよ。」とLINEで、写真つきで送ってやりました。
私の実家は田舎でしたから、沢庵も白菜もたくさん漬けていました。家族の誰がどこで教わってきたのだか朝鮮漬と呼んでいた、唐辛子とニンニクの入った白菜も一時期にはありました。その頃、キムチという言葉は誰も知らなかったように思います。おそらくその朝鮮漬のお蔭で、私は唐辛子もニンニクも抵抗なく食べられるようになったのだと思いますが、その朝鮮漬があったのは私の子供の頃の一時期だけでした。やはり匂いのせいでしょうかね。
さて、簡単な白菜の漬物。これもどこかで教わったのかよく覚えていません。挑戦している間に、だんだんスタイルが定まってきたように思います。
用意するのは、白菜、昆布茶、塩、密閉できる袋。それだけ。
- 白菜をあらかじめ食べる大きさに切って、袋に入れる。上から塩を適当にまぶして、空気を抜きながら密閉する。冷蔵庫に入れても、この時期なら暖房の効かない部屋に置いてもOK。
- 密閉できる袋といっても、少しずつ空気は入っていくので、日に一度くらい空気を抜く作業をする。だいたい3日か4日くらいで、シナッと柔らかくなってくる。
3.袋を開いて昆布茶を適当に入れて、よく揉む。また空気を抜いてさらに数日。袋の中の水が多くなってくれば適当に捨ててもよい。私はタカノツメをここで入れます。ユズの皮を入れる人もあると思います。
4.食べごろになったら取り出して、水分を十分にきり、器に盛る。あんなに大量にあった白菜はたったこれだけ?と思うくらいに、少なくなってしまいますよ。
気をつけること。
- 言わずもがなですが、水から上げると味が落ちてくるので、できるだけ食べる分だけ上げるのがよいと思います。
- 白菜を切ってから食べるまでにはだいたい1週間くらいかかるので、いつも食べたいと思う人は、時期を考えて複数の袋を「稼働」させておくこと。
- 密閉できる袋の能力が出来上がりに大きく左右するように思います。おいしいものが食べたければ、性能のいい袋を用意すること。
以上です。弟はちゃんとできたのでしょうかね。
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