ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

ウエストコースト

2010-02-11 08:27:23 | PiTaPaより遠くへ
   読谷村の平和の森球場を後にして名護に向かいます。石川ICから沖縄自動車道に乗る方が早いと教わったのですが、急ぐ旅ではありません。西海岸の国道58号線を北上します。
  恩納村あたりの海岸を西海岸と呼ぶのだと、初めて沖縄に来たときバスガイドさんに教えてもらいました。そのときの私の頭の中にはカリフォルニアとかロサンゼルスとかのカタカナが浮かびました。ウエストコーストですね。
  国道58号線恩納村付近は本島の中でもリゾート地の気分を最ももったエリアなんでしょう。青い空と青い海沿いに瀟洒なリゾートホテルが立ち並び、かつてほどの輝きはないにせよ、優雅な雰囲気を持っています(今回はちょっと曇り空ですが)。
  海岸沿いにクルマを停めて浜を歩いてみました。

「この木はアダンっていうんだってさ」
「パイナップルみたいな実がぶら下がっているね」
  木の下には実がはじけて将棋のコマみたいのが木の下に落ちています。幹から根っこが出ています。
 
「こっちの浜では砂じゃなくて珊瑚のカケラなんだねぇ」
なんてメンバーの年齢に相応しくないような無邪気な会話をしております。メンバーの一人は釣り人に何が釣れるのなんて聞いています。ウエストコーストの雰囲気は通過するだけの私たちにまでのんびりした気分に誘います。
 
  またしばらく走って、万座毛に寄りました。私はたぶん3度目、1996年とその翌年に訪れているはずです。嬉しくなるほどにあの頃から雰囲気が変わっていません。少し窮屈な駐車場も長屋のような土産物屋の庇も、芝の上のルートもそのまんま(と思う)。駐車場のナンバープレートもほとんどが"わ"。フェアレディZも"わ"。そりゃそうですよね、土産物業者でもなければ地元の人が寄る必要のないとろでしょう。
  昼間は汗ばむほどの空気だったのに、陽が翳って風が吹くとワイシャツ1枚では少し寒い。沖縄では寒さは温度ではなくて風がもたらすのかなと思います。

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