旅先でスーパーに寄るのは楽しいものです。徳島へ行って、すだちを買おうとスーパーに入ったのですが、ついつい余分なものを買ってしまう。
金ちゃんラーメンは、子供の頃からなじんできたラーメンです。私たちの生活圏で見かけない、「徳島ラーメン」5袋入りを買ってしまいました。
まず、袋の観察。
金ちゃん
徳島ラーメン
何回食べてもうまいんじょ!
こくしょうゆ味
スープ付
シルエットで鳴門海峡の荒波でしょうか、波らしい模様と、その上には和服姿で踊っている女性らしい人影。これは阿波踊りですね。こうして外袋の意匠を眺めてみるのも楽しいものです。
袋の裏面には、
徳島ラーメンとは…
濃い色が特徴のスープは、”見た目こってり後味すっきり”の豚骨醤油味。軟らかめの中細めんとよくなじみます。具材の決め手は、甘辛く煮付けた豚の薄切り肉。生卵を落として食べるのが地元の味わい方です。
作ってみました。冷蔵庫を覗いても豚肉もありません。仕方がないので写真のように…。食べてみる。袋入り即席めんです。そんなにびっくりするようにものでもありません。でもたしかに、よそではあまり会うことのない味です。徳島らしい味だと言われればそんな気もします。少し甘くて、でもしつこくはないような気が します。
なによりも、これが観光客相手の土産物屋で並んでいるのではなく、地元の人相手のスーパーで売っているということ。つまり、地元の人が受け入れている味だということでしょう。
もう一度、袋に戻りますが、近頃ラーメンの具にナルトって見かけなくなりましたね。そのナルトがちゃんと載っています。徳島ではナルト(鳴門)を外すことができないんでしょうね。
後日。トマトとモロヘイヤ入りの徳島ラーメンを作ってみました。これは健康にいいかも。ずいぶん徳島からは遠ざかった感はありますが。
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コメントをありがとうございます。
屋台を引くおじさんの「金ちゃんラーメン」は今もありますよ。この記事を書いたのは5年ほど前ですが、徳島で地域限定版のラーメンを見つけたという記事です。
金ちゃんラーメン。私の子どものころからありました。今、即席めん売り場を眺めてみると、定番ともいえる何十年も変わっていないものが何種類もあるのはうれしいことですね。