ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

明石海峡大橋の夕陽

2013-01-28 18:22:21 | PiTaPaで歩く

  文楽劇場を出て、空を見上げたら青空でした。これから明石海峡大橋の夕陽を見に行ってみようと思いつきました。1月になって2度目の神戸行き。何がそんなにいいんだかと自分でも思いながら、日本橋から地下鉄堺筋線に乗ります。実は夜に芦屋に行く予定があって、それまでをどう過ごすか考えていたのでした。南森町で谷町線に乗り換えて1駅で東梅田。阪神電車に乗るためです。例の「阪神・明石市内1Dayチケット」を購入するためです。梅田から山陽垂水まで阪神電車を使って往復すればちょうど1500円。帰りに芦屋での途中下車を考えると多少なりとも得でしょう。チケットの裏の記録を見ると、15時38分発の山陽姫路行直通特急に乗ったようです。山陽垂水に16時36分着。なんだか、十津川警部のように気分になってきました。犯人はここで…。

  元に戻します。おそらく日の入りが17時過ぎのはず。垂水から海沿いに出てマリンピア神戸のほうへ歩いていけば、適当な撮影ポイントが見つかるでしょう。太陽は季節によって沈む位置が変わりますからね。ところが、電車を降りて見上げると結構な雲量。あまり期待できそうにありません。アウトレットのあるマリンピア神戸を過ぎると、夕陽狙いの人がいくらかいますよ。この位置からは太陽は淡路島に沈みそうですから、西へ西へと歩いていきます。やはりお日様には海峡へ沈んでほしい。おっ、だんだん雲が少なくなってきた様子。これはめでたいことになるかも知れない。太陽の位置が低くなるほどに光線も力強くなってきたようです。


  三脚を構えた人たちもちらほらいます。明石海峡大橋の真下にあるJR舞子駅からアウトレットパークへ行く人たちが、きれいだねぇなんて言いながら歩いています。そうですよ、私はこの景色を切り取るんですよと胸のうちで思いながら、上機嫌で位置を決めました。


  うまくいかないものですね。水平線近くには雲が控えていて、太陽は海にではなく雲に沈んで行ったのでした。三脚のカメラマンたちはきっと年に何度も、もしかしたら毎日ほど構えている人たちでしょう。私よりはずっと年上に見えます。彼らは早々と三脚を片付けてしまいました。こちらは折角電車に乗ってやってきたのです。はいそうですかというわけには行きません。


  とはいうものの、太陽が沈んでしまうと何となく心細い気分になり、そのまま舞子公園駅(山陽電鉄の駅。JR舞子駅の隣)まで歩いて芦屋に向かいました。おそらく17時43分の梅田行き直通特急に乗ったはずです。1時間かけて約2kmを撮影しながら歩き、すぐ電車で帰ってしまった勘定です。
こちらのブログには1024×768ピクセル、こちらのブログには1280×800ピクセルの画像を1枚ずつ載せています。

 


実はずっと前、最初にデジカメを買った頃に、偶然この場所で撮った写真があります(上の写真)。データを辿ってみると2004年3月31日18時19分と記されています。2カ月ほどで随分北に沈み、しかも1時間以上日没が遅いのですね。


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