吉野家リニューアル

   通勤の途中にある吉野家の灯りがしばらく消えていると思ったら、改装中だったらしい。もとより、吉野家にはそんなに行くほうでもなかったのですが、改めて考えみると、例のBSEの騒ぎからこっちへ足が遠のいていたように思います。
  改装後の吉野家へ行ってみました。なにが「改装」されたのだろうという興味からです。ドアを開けて何も変わってないじゃんと思った瞬間、目に入ったのはテーブル席。これは驚きです。そんなに行くほうでもないとは言いながら、長い人生です。これまで見てきたお店はすべてカウンター席のみだったのですから。2列あったカウンターの1列が取り払われ、テーブルがいくつか並んでいます。
  吉野家はカウンター席だけ、対抗するすき家は以前からテーブル席も半分程度あって、それは想定する客層の違いなのだと思っていました。つまり、吉野家は男性サラリーマンを、すき家は、ファミリー客もターゲットにしているということですね。今回の改装で、吉野家もまた、サラリーマンよりもファミリーに軸足を移し始めたということなのかなと思いました。そこで、吉野家のwebサイトを見てみると、テーブル席を設けた店舗を「新 ・テーブルサービス店」と呼んでいるようで、どんどんリニューアルして増えているようです。
  そんなに吉野家には行かないと先に記しましたが、まずいと思っているわけではありません。牛丼ならすき家より吉野家と思っているのですが、紅しょうがを山ほどかけて食べるのが好きなのです。そうすると、お店に申し訳ないような気持ちになって…。今回も申し訳ない気持ちになりながら紅しょうがをぶち込んで、おいしくいただきました。