ぶろぐのおけいこ

ぶろぐ初心者は書き込んでみたり、消してみたり…と書いて19年目に入りました。今でも一番の読者は私です。

秋分の日

2014-09-25 17:37:37 | PiTaPaより遠くへ

 23日は早朝に橿原市で仕事がありました。順調にことが運び、10時前に仕事を終えました。


 それで本薬師寺跡(もとやくしじあと)のホテイアオイを見に行きました。橿原市が休耕田を借り上げて、ホテイアオイを栽培をしているのが名所になっています。その場所が、藤原京時代に薬師寺という寺があった場所で、平城京時代には奈良の西の京へ移ってしまった、その跡なのだそうです。クルマでやってくる人、明日香へのハイキングの途中で立ち寄る人、結構な賑わいです。今年のホテイアオイは成長が悪く見栄えはもうひとつのような気がします。朝とは変わって、日差しが暑い。今日はバイクでやってきましたが、朝は中綿入りの上着を着るくらい寒かったのに…。彼岸花が咲いています。ホテイアオイは花期の長い花ですが、彼岸花が咲いていることで時期を特定します。ただ、写真を撮ろうと思うと、日が高いのは条件が悪い。風景写真は昼間は寝てようという言葉があると聞いたことがあります。トップライトはよくないのです。だから、早朝と夕方が風景写真の勝負所らしい。今日はそれがよく実感できます。彼岸花も彼岸の中日ですでに旬は過ぎて、色あせ初めています。暑くても寒くても彼岸花は彼岸を忘れないとはいいますが、今年の彼らの時計は少々進んでいる模様です。


 それから明日香に行ってみました。豊浦の伝小墾田宮跡(でんおはりだみやあと)。田んぼの中に小さな丘があって、木が一本だけ。推古天皇の宮殿があったところではないかと言われているところです。撮影の名所なのですが誰もいません。不思議です。ここも彼岸花がすでに遅いですから、知っている人は寄らないのかな。


 そして稲渕の案山子を見に行こうかと思ったのですが、先ほどと変わって、明日香の人の多さ。家族連れ、カップル、グループ、案内人の旗に引率された団体さん。徒歩、レンタサイクル、クルマ。私は、こういうのに気おくれするタイプ。明日香で散策中のみなさーん、こんなところでウロウロしていないで、ご自身の墓参りに行ってください!今日はお彼岸ですよー。と胸のうちで叫んでも明日香の人が減るわけでなし。私?私は彼岸の間仕事が入っていて墓参りに帰れないので先週済ませてきましたよ。稲渕をあきらめて南へ走りましょう。


 ここは一気に気分を変えて紀州まで走ることにします。有田川町と紀美野町の間にある標高870mの生石高原(おいしこうげん)まで走ろう。ここはススキの名所なんですよ。有田の海も見下ろせます。私は5度目くらいの訪問でしょうか。ここまでで家を出てから130km。


 ここも人が多いです。和歌山ナンバーを中心にあちらこちらからの訪問。バイク野郎、バイク女も多い。堺ナンバーの夫婦らしき二人。それぞれバイクで走ってきた模様。作ってきたおにぎりを食べる場所を探しています。仲良くていいですね。でもススキの見頃には少し早かったです。これで見頃になるとここの混雑はどうなるんでしょうか。しかし、やはり、どうにも…、日差しが暑い。帰宅したら、「また首の後ろが焼けた」と叱られそうです。


 今日はバイクなので、暗くなってから走ることはできるだけ避けたい。ということは、撮影に向いた斜光はあきらめなければなりません。つまり、ススキが光らないのです。1時間ほどで切り上げて自宅に向けて走ります。はるばるこんなところまでバイクでやってきたことでよしとしよう。
 山のてっぺんから約3時間半。無事に帰宅しました。今日はバイクで230km走りました。このバイクに乗って一番長距離を走った1日。…疲れました。


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