前回より10日以上たってしまいました。とても嬉しいことに、これまでお世話になった多方面の方々から「祝勝会兼送別会(逆?)」のお誘いをいただき、連夜に近い感じで宴席があったためです。楽しみにしていただいていた方(いらっしゃったら)、ごめんなさい。
前回は、2月14日の講義で3回目の論作文を書いたところで終わりましたが、実はその前日、河合塾KALS新宿校で、東京都教育委員会の方による採用説明会があり、参加しました。内容は「就活スタート期に大学で開催される、企業の就職説明会」のようなもので、東京都が望む教師像、採用方法やスケジュール、最近の採用データ等についての説明と、質疑応答です。
採用する側からの説明なので、とにかく情報量が豊富でしたが、その中で私にとって最も興味深かったのは「昨年、社会人経験者特例で受けて合格した方の年代別構成比」。40代後半3%、50代前半3%、50代後半1%とのことでした。この数字を見ると「40代後半以上の受験者にとって非常に狭き門である」と悲観してしまいがちですが、ポジティブな視点では「40代後半以上でも合格している人が結構いる」とも考えられます。私は基本的にポジティブシンキング愛好者なので、「頑張ればイケル」と捉えることにしました。質疑応答では「在職証明書は合格後に提出するので、今の職場に黙って受験できる」という情報が特に有益でした。
各教育委員会では、教員志望者を増やして優秀な人材に多く受験してもらうため、こうした説明会を主要大学や主要予備校で行っているそうで、私のような現役社会人の立場では、予備校に入っていなければ会の存在さえ知ることはできませんでした。
「河合塾KALSに入って良かった。あの授業料で、講義以外にもこれだけの情報が得られるなんて、なんてお得なんだ。」←あくまで個人の感想で、私は河合塾からこの件について(以下略)。
さて、ようやく前回の続きです。
「全部で1,589字なのに、まとめは2行」という構成で提出した3回目の論作文の添削結果を、2月21日の講義前に受け取りました。その評価は、・・・・総合評価A、5つの評価基準もすべて「よい」でした。講評は「問題の意図をしっかりおさえ、論述の方向性までつけているので安定感がある」「時間に予習があったら字を丁寧に書く習慣を」というもの。
今回得られた最大の成果は、まとめが2行でもA評価が得られることもあるという自信です(この自信は、1次試験の時に活かされることになりました)。また、字数の目安として「1,589字は十分に1,500字程度に入る」と確認できたこと、今回は表記も「よい」評価だったものの、字はもう少し丁寧に書いた方が良いと指摘いただけたことなども大きな成果でした。
その日の後半、4回目の論作文の問題は「教師論」に分類されるジャンル。このテーマも日頃から書いてみたいと思っていた、というか、自分が教員への転身を決意した動機そのものなので、書きたいことはたくさんあります。問題用紙の余白に、過去3回の執筆経験で出来てきた、自分の得意な「型」で章建てし、それに沿って添削で注意された点に気を付けながら本文を書き始めました。すると、どんな種類の問題が出ても必ず書くバート(志望動機や社会人経験等)については執筆速度が相当上がっていて、そこで節約できた時間を、より深い思考や、文字を丁寧に書くことなどに振り分けることができました。そうして書き上げた4回目の論作文は、前回をさらに超える1,613字。
翌週の2月28日、5週目の講義の開始前に受け取った添削結果は、総合評価A、5つの評価基準もすべて「よい」。さらに講評欄は過去最大の高い評価で、「感動を覚えた」「3段階の『よい』は5項目すべて『特によい』です」「合格論作文です」などの、とても嬉しいコメントが並んでいました。基本的に、この4回目で私の論作文の基本形が出来上がり、この後の練習や試験本番は全て「4回目のアレンジバージョン」ということになりました。
このように、論作文対策については、予備校通いを始めて1か月ちょっとで目途がたってきたのですが、次に気になるのは、2次試験の面接対策です。4回目の論作文の添削結果を受け取り、そのあまりの高評価に舞い上がった2月28日に受けた5週目の講義が、実は初めての面接指導日でした。そして、その舞い上がった精神状態が、面接実技での恥ずかしい失敗を生み出してしまうのでした。
その失敗とは?
・・・・というところで、次回をお待ちください。
前回は、2月14日の講義で3回目の論作文を書いたところで終わりましたが、実はその前日、河合塾KALS新宿校で、東京都教育委員会の方による採用説明会があり、参加しました。内容は「就活スタート期に大学で開催される、企業の就職説明会」のようなもので、東京都が望む教師像、採用方法やスケジュール、最近の採用データ等についての説明と、質疑応答です。
採用する側からの説明なので、とにかく情報量が豊富でしたが、その中で私にとって最も興味深かったのは「昨年、社会人経験者特例で受けて合格した方の年代別構成比」。40代後半3%、50代前半3%、50代後半1%とのことでした。この数字を見ると「40代後半以上の受験者にとって非常に狭き門である」と悲観してしまいがちですが、ポジティブな視点では「40代後半以上でも合格している人が結構いる」とも考えられます。私は基本的にポジティブシンキング愛好者なので、「頑張ればイケル」と捉えることにしました。質疑応答では「在職証明書は合格後に提出するので、今の職場に黙って受験できる」という情報が特に有益でした。
各教育委員会では、教員志望者を増やして優秀な人材に多く受験してもらうため、こうした説明会を主要大学や主要予備校で行っているそうで、私のような現役社会人の立場では、予備校に入っていなければ会の存在さえ知ることはできませんでした。
「河合塾KALSに入って良かった。あの授業料で、講義以外にもこれだけの情報が得られるなんて、なんてお得なんだ。」←あくまで個人の感想で、私は河合塾からこの件について(以下略)。
さて、ようやく前回の続きです。
「全部で1,589字なのに、まとめは2行」という構成で提出した3回目の論作文の添削結果を、2月21日の講義前に受け取りました。その評価は、・・・・総合評価A、5つの評価基準もすべて「よい」でした。講評は「問題の意図をしっかりおさえ、論述の方向性までつけているので安定感がある」「時間に予習があったら字を丁寧に書く習慣を」というもの。
今回得られた最大の成果は、まとめが2行でもA評価が得られることもあるという自信です(この自信は、1次試験の時に活かされることになりました)。また、字数の目安として「1,589字は十分に1,500字程度に入る」と確認できたこと、今回は表記も「よい」評価だったものの、字はもう少し丁寧に書いた方が良いと指摘いただけたことなども大きな成果でした。
その日の後半、4回目の論作文の問題は「教師論」に分類されるジャンル。このテーマも日頃から書いてみたいと思っていた、というか、自分が教員への転身を決意した動機そのものなので、書きたいことはたくさんあります。問題用紙の余白に、過去3回の執筆経験で出来てきた、自分の得意な「型」で章建てし、それに沿って添削で注意された点に気を付けながら本文を書き始めました。すると、どんな種類の問題が出ても必ず書くバート(志望動機や社会人経験等)については執筆速度が相当上がっていて、そこで節約できた時間を、より深い思考や、文字を丁寧に書くことなどに振り分けることができました。そうして書き上げた4回目の論作文は、前回をさらに超える1,613字。
翌週の2月28日、5週目の講義の開始前に受け取った添削結果は、総合評価A、5つの評価基準もすべて「よい」。さらに講評欄は過去最大の高い評価で、「感動を覚えた」「3段階の『よい』は5項目すべて『特によい』です」「合格論作文です」などの、とても嬉しいコメントが並んでいました。基本的に、この4回目で私の論作文の基本形が出来上がり、この後の練習や試験本番は全て「4回目のアレンジバージョン」ということになりました。
このように、論作文対策については、予備校通いを始めて1か月ちょっとで目途がたってきたのですが、次に気になるのは、2次試験の面接対策です。4回目の論作文の添削結果を受け取り、そのあまりの高評価に舞い上がった2月28日に受けた5週目の講義が、実は初めての面接指導日でした。そして、その舞い上がった精神状態が、面接実技での恥ずかしい失敗を生み出してしまうのでした。
その失敗とは?
・・・・というところで、次回をお待ちください。