社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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合格!

2011-02-05 04:37:00 | 教員採用試験
ようやくPDFが開き、私の目に入ってきたのは、「小学校 名簿登載」と題された、6ケタの数字の羅列。そう、結果発表は「小学校→中・高等学校共通→小・中学校共通・・・・」という順に掲載されているのです。小学校の合格者は1300人以上のため、掲載は5ページ半もあります。相変わらず震える手でページを送り、ようやく「中・高等学校共通・地理歴史」にたどりつきました。こちらの合格者数は小学校より二桁少ないので、PDF上で占めるスペースもわずかなものです。

自分の受験番号は「数字」ではなく、すでに「形」として記憶しているので、すぐに「あ、似てる」という「形」が目に飛び込んできました。

「・・・・あった!」

形も数字も間違いなく私の受験番号が画面に映っていました。

私は思わずキーボードに額が触れそうになるほど前かがみになり、「ふぅ~」とため息をついたので、右隣の後輩は「何事か」と思ったことでしょう。

前回は少し端折った書き方をしてしまいましたが、実はこの時点で私は会社に退職届を提出していました。合格発表の前に、私の役職や年齢層を対象にした転身支援制度が突然凍結されることになり、共働きの妻の了解を得て、思い切って凍結前に駆け込みで応募していたからです。私は席を立ち、妻に携帯メールを送りました。タイトルは「合格した」。本文はなし。すると、妻も勤務中のはずなのに、すぐに返信がきました。

「おめでとう」。

気にしてくれていた、そう思うと、何か熱いものがこみ上げてきました。

・・・・こうして、私の「教員採用試験」が終わったのです。


次回以降は「教員採用試験体験記」としては後日談の範疇となりますが、よろしければお付き合いくださいませ。また、「採用面談体験記」としてはリアルタイム日記となりますので、こちらの方もどうぞよろしくお願いします。面談の連絡は「2月中旬以降、順次紹介を予定」とのことなので、今は「まな板の鯉」状態。中学・高校のどちらかもわからないので、とりあえず両方の教科書を読むなどして準備しつつ、専業主夫をやっております。それではまた。