社会人から教員に ~40代後半での教員採用試験体験記~

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ミスを防ぐ仕組み

2012-02-25 18:27:00 | アニメ好き教師
今週は都立高校の一般入試が行われました。推薦入試の時と違って学力検査があるため、試験監督や採点など、ミスの許されない仕事が大幅に増加。私も非常に責任ある仕事を担当して緊張しましたが、無事に役割を果たすことができ、ほっとしています。

初めて入試の学力検査業務を経験しての印象は「ミスを防ぐ仕組みがこんなにしっかり作られているんだ」ということでした。我が家では長男(4年前)も次男(今年)も都立中高一貫校を受検したので、私は「受験生の親の目」も持っています。その視点で見ても、これならミスが起こりようがない公平な仕組みだと実感できました。ここをお読みになっている方で、都の入試システムに疑念を抱かれている方がもしいらっしゃいましたら、「ご安心ください」とお伝えしたいですね(笑)。

というように、貴重な経験ができた入試なのですが、私としてはひとつ辛いことがあります。それは、入試関係業務のために、授業が相当数つぶれてしまうことです。残り少ない授業数の中で、最低限何を生徒たちに伝えるべきか、苦しい取捨選択の作業を続けています。

(なお、おかげさまで次男は合格し、4月から兄弟で同じ都立中高一貫校に通学します)