9月16日から高校新卒者の就職試験が始まっており、第一志望企業の合否がほぼわかってきました。合格した生徒は内定となり、不合格だった生徒は第二志望の企業を受験することになります。とはいっても、内定者数が計画数に達した企業は採用活動を終えていくので、日を追うごとに受験できる企業は減っていきます。今後の就職指導は毎年、「焦らず、けれど、素早く」がスローガンになるのだそうです。
そうそう、「ブラタモリ」の渋谷編を使った地理(地形)の授業も終わりました。こちらも上々の反応でした。
10月に入り、今年の東京都教員採用試験の合格発表まであと3週間を切りましたね。とはいえ、発表待ちの方々は「まだ2週間以上もある」というお気持ちだと思います。そこで今回は、これまでやってきたのと同じ手法で「今年度の社会人特例受験者の一次試験合格者数と一次試験合格倍率」を校種・教科別に推測してみました。比較対象として、一般受験者の推測数値も併記しておきます。
なお、これはあくまで「私的考察」であり、かつ、数字はある程度前後に幅のある「概数」となりますのでご注意ください。
「平成24年度都教採・社会人特例受験者の一次合格者数・倍率推測<一般受験>」
※( )内は前年の推測数
小学校:351(254)人、2.0(2.6)倍 <2,029(1,518)人、1.8(2.3)倍>
中高国語:41(28)人、4.9(6.1)倍 <232(211)人、4.3(4.4)倍>
中高地歴:28(14)人、8.9(21.4)倍 <188(98)人、7.2(12.6)倍>
中高公民:20(16)人、9.8(12.5)倍 <65(50)人、8.9(11.4)倍>
中高数学:57(40)人、2.8(3.5)倍 <305(282)人、2.8(3.0)倍>
中高物理:12(14)人、2.8(2.1)倍 <64(73)人、2.8(2.3)倍>
中高化学:28(16)人、2.2(3.1)倍 <88(91)人、2.6(2.4)倍>
中高生物:14(19)人、5.0(3.2)倍 <86(96)人、3.3(2.8)倍>
中高英語:65(54)人、4.8(4.9)倍 <293(260)人、4.0(4.2)倍>
中高音楽:2(3)人、15.0(10.0)倍 <40(43)人、8.0(6.7)倍>
中高美術:7(7)人、5.0(4.6)倍 <49(65)人、5.1(4.3)倍>
中高保体:23(19)人、7.6(7.9)倍 <164(154)人、9.7(9.4)倍>
この結果から、今年度の都教採一次試験は、前年と比較すると次の変化が見られることがわかりました。
1.中高地歴の一次合格者数が社会人、一般共にほぼ倍増し、一次倍率も大幅に低下。
2.小学校、中高国語、中高公民、中高数学、中高化学(社会人)、中高英語の一次合格者数が増え、一次倍率も低下。
3.中高物理、中高生物、中高美術(一般)の一次合格者数がやや減少し、それにより、一次倍率も上昇。
4.中高化学(一般)、中高音楽、中高美術(社会人)、中高保体の一次合格者数はほぼ前年通り。
今回の一次試験が昨年と大きく異なるのは「問題選択指示に不明瞭な点があったため、論文試験時間が例年より30分長い」ことで、もしかしたら「1」と「2」の変化はそのことと若干関係があるかもしれない、とも感じました。もちろん、単に採用計画数の増減による変化なのかもしれませんので、二次試験の結果発表後に再度分析しようと思います。
そうそう、「ブラタモリ」の渋谷編を使った地理(地形)の授業も終わりました。こちらも上々の反応でした。
10月に入り、今年の東京都教員採用試験の合格発表まであと3週間を切りましたね。とはいえ、発表待ちの方々は「まだ2週間以上もある」というお気持ちだと思います。そこで今回は、これまでやってきたのと同じ手法で「今年度の社会人特例受験者の一次試験合格者数と一次試験合格倍率」を校種・教科別に推測してみました。比較対象として、一般受験者の推測数値も併記しておきます。
なお、これはあくまで「私的考察」であり、かつ、数字はある程度前後に幅のある「概数」となりますのでご注意ください。
「平成24年度都教採・社会人特例受験者の一次合格者数・倍率推測<一般受験>」
※( )内は前年の推測数
小学校:351(254)人、2.0(2.6)倍 <2,029(1,518)人、1.8(2.3)倍>
中高国語:41(28)人、4.9(6.1)倍 <232(211)人、4.3(4.4)倍>
中高地歴:28(14)人、8.9(21.4)倍 <188(98)人、7.2(12.6)倍>
中高公民:20(16)人、9.8(12.5)倍 <65(50)人、8.9(11.4)倍>
中高数学:57(40)人、2.8(3.5)倍 <305(282)人、2.8(3.0)倍>
中高物理:12(14)人、2.8(2.1)倍 <64(73)人、2.8(2.3)倍>
中高化学:28(16)人、2.2(3.1)倍 <88(91)人、2.6(2.4)倍>
中高生物:14(19)人、5.0(3.2)倍 <86(96)人、3.3(2.8)倍>
中高英語:65(54)人、4.8(4.9)倍 <293(260)人、4.0(4.2)倍>
中高音楽:2(3)人、15.0(10.0)倍 <40(43)人、8.0(6.7)倍>
中高美術:7(7)人、5.0(4.6)倍 <49(65)人、5.1(4.3)倍>
中高保体:23(19)人、7.6(7.9)倍 <164(154)人、9.7(9.4)倍>
この結果から、今年度の都教採一次試験は、前年と比較すると次の変化が見られることがわかりました。
1.中高地歴の一次合格者数が社会人、一般共にほぼ倍増し、一次倍率も大幅に低下。
2.小学校、中高国語、中高公民、中高数学、中高化学(社会人)、中高英語の一次合格者数が増え、一次倍率も低下。
3.中高物理、中高生物、中高美術(一般)の一次合格者数がやや減少し、それにより、一次倍率も上昇。
4.中高化学(一般)、中高音楽、中高美術(社会人)、中高保体の一次合格者数はほぼ前年通り。
今回の一次試験が昨年と大きく異なるのは「問題選択指示に不明瞭な点があったため、論文試験時間が例年より30分長い」ことで、もしかしたら「1」と「2」の変化はそのことと若干関係があるかもしれない、とも感じました。もちろん、単に採用計画数の増減による変化なのかもしれませんので、二次試験の結果発表後に再度分析しようと思います。