「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

西側メデイアのプロパガンダと偏向報道を修正するにはTASS通信が役に立つ❓<ウクライナ紛争2025・02・05

2025-02-05 14:41:53 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

日本を含めてマスコミの報道を細かく見ているとプロパガンダと偏向報道、時にはミスリード記事の多さに驚きます。
特に日本のマスコミは、国際政治と外国ニュースに関しては特定の欧米メデイアの報道の垂れ流しです。これは気が付いてみると呆れました。日本のマスコミの国際政治と外国ニュースは読まない方が、無難です。読むと「原発安全神話」的な知識を刷り込まれます。外国メデイアの日本語版も相当情報操作があります。原語版で報道しているニュースのうちで日本語版では報道していないのが、結構あります。これは、実際に読み比べて確認しています。
ロイターなら英語版を読むといいでしょう。
ロイター英語版
https://www.reuters.com/
BBCウクライナ
https://www.bbc.com/ukrainian
BBC英語版
https://www.bbc.com/
Newsweek英語版
https://www.newsweek.com/

例えば既に日記で取り上げた記事・・・
TASS通信
NATO plotting major smear campaign against Zelensky — Russian intelligence
2月3日19:15更新日時: 2月3日 20:37
(日本語訳)NATOがゼレンスキーに対する大規模な中傷キャンペーンを計画中 ― ロシア諜報機関

Newsweek英語版
Russia Claims NATO Is Plotting To Oust Zelensky
(日本語訳)ロシアはNATOがゼレンスキー大統領追放を企んでいると主張
2025年2月3日午前11時55分(東部標準時)に公開
https://www.newsweek.com/russia-nato-plot-get-rid-zelensky-war-2025292

Newsweekには、日本語版に掲載していない記事が結構、英語版にあります。
つまり、外国メデイアも日本語版には何らかの自主自制をしていることが分かります。何かを日本国民に知らせたくない意図は明らかです。ウクライナ関連に関しては、ほぼウクライナに不利な情報を排除しているように見えます。BBCも日本語版とウクライナ版では、相当内容が違います。

2023年11月25日 16:36
ウクライナ国外に出国した動員年齢男性65万人・BBCウクライナ<2023.11.25
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/91018955cb6e140cf598962b8d7d3826
Євростат порахував, що з України виїхали 650 тисяч чоловіків призовного віку
24 листопада 2023
https://www.bbc.com/ukrainian/articles/cd1px4z922wo

この記事を読むと、ウクライナ人で兵役年齢の男性がこの記事の時点で65万人国外に脱出していることが分かります。これはBBCウクライナ語版の記事です。これだけ脱出する兵役年齢の男性がいれば、ウクライナ国内で何かおかしいことが行われていることが推測できると思います。BBC日本語版には、とうとう掲載されませんでした。
言い訳のようにBBCが日本語版に掲載していたのは、遥かに少ない「2万人」の数字です。脱出するウクライナ人がいることは報道していました。2万人と65万人では受ける印象が全然違いませんか❓
その頃、日本国内では「ウクライナ万歳報道」をしていました。
何らかの意図を感じるでしょう❓
だから!
【日本のマスコミの国際政治と外国ニュースは読まない方が、無難です。読むと「原発安全神話」的な知識を刷り込まれます。外国メデイアの日本語版も相当情報操作があります。原語版で報道しているニュースのうちで日本語版では報道していないのが、結構あります。これは、実際に読み比べて確認しています。】
私が、こう書いている意味が分かりましたか❓

Google Chromeで閲覧すれば、不完全ですが日本語訳が読めます。
それを読んだ方が、余程役に立ちます。
余りにも日本語で読める国際政治と外国ニュースは、「プロパガンダと偏向報道、ミスリード記事」が多すぎます。
それを知ってほしいと思います。

そのような事が少ないメデイアに気が付きました。
ロシアのTASS通信です。
もちろんプロパガンダは入りますし、ロシアに都合の悪いニュースは、ありません。
しかし「偏向報道、ミスリード記事」は少ないです。
どちらかと言うと西側のメデイアが都合が悪くて書かないことを積極的に書いています。
TASS通信の記事を読むと、今西側の何が不味いのかが分かります。

マスコミから知りたいのは、事実に近いことであり妥当性の高いことです。
しかし、そんなものは西側のマスコミにはありません。
TASS通信は、西側の市民に読んでほしいことを書いていますから(西側が隠していること)あまり極端な嘘は少ないと思います。
こうすると西側の主張も西側の都合の悪いことも記事が読めます。
こうやってTASS通信の記事を毎日読んでいると、今国際政治がどう動いているかが、かなり分かります。
西側のメデイアの報道だけでは、半分しか分かりません。

こうすることで、私は双方のプロパガンダを排除して、偏向報道の部分は双方を足して中立に修正して読んでいます。そして今、西側に都合の悪いことが多いですから(これを西側のメデイアは報道しません)、TASSの報道を読むことでより沢山の記事を読むことが出来ます。

国内のニュースならいいですが、国際政治と外国ニュースに関しては、日本のマスコミは読むだけ(見るだけ)無駄と言えます。むしろ読まない(見ない)方がいいくらいです。
「ウクライナ被害者正義⇒ロシア侵略者・極悪」報道が、日本を覆いつくしました。
これは太平洋戦争前と戦時中の「大政翼賛会」そのものです。
【民主主義や自由主義が、どこにあるんだ❓】
こう思いませんか❓
「トランプ独裁者=極悪」も同じですね❓


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


2014年マイダン革命にアメリカは50億ドル使ったという話〈米国国際開発庁(USAID)<ウクライナ紛争2025・02・05

2025-02-05 14:39:19 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

2014年マイダン革命と書いたのは、2014年クーデターと言うのは、私的用語で一般的ではないからです。
「2014年マイダン革命でアメリカが50億ドル使った」と言う話はプーチン氏が話したのを聞いたのが最初です。
それ以前からロシアは主張していたのでしょうけれど、ロシアの主張を西側のメデイアが黙殺するので私は知りませんでした。
私がウクライナ紛争について本格的に調べ始めたのは2023年10月ごろからです。そのため集められる情報や資料には限界があります。しかし、興味を持って見ていると知らなかった事がポツリ・ポツリと出てきます。

『2024年2月25日NYタイムスのCIAのウクライナ関与に関する記事とスプートニクの反論<再掲載2025・01・16』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/3171a86e3f55fb9d6ff47b6486db326c

この記事にマイダン革命へのCIAの関与について書きました。これもロシアは以前から主張していたようです。
これを打ち消すためのミスリード記事
産経新聞
『CIA、ウクライナと10年前から秘密協力 米報道』
2024/2/26 19:05
https://www.sankei.com/article/20240226-MI623GI3VBN43CY5EN7TPWZDXQ/
これは、NYタイムスがリーク情報として報道しました。
「それは情報操作だ!」と言うのがスプートニクの主張です。このスプートニクの記事でマイダン革命はCIAが主導したものであることを知りました。そういう話が出回っては困るので、NYタイムスにミスリード記事を書かせた流れです。
ロシア側が、元CIA分析官のラリー・ジョンソン氏に問い合わせたところでは・・・

『「私たちとウクライナの反ソ・反露分子とのつながりは1955年に遡る。つまり、CIAがバンデーラ信奉者ら(ウクライナ民族主義者組織)に関与し始めたのは1940年代後半から1950年代前半まで遡るということだ。 NYT紙はその関係がまるで新しいもの、あるいはここ 10 ~ 15 年の間に出来上がったものだと言おうとしている。 それはナンセンスだ」ジョンソン氏はこう強調する。』

CIAとバンデーラ主義者(ウクライナ民族主義者)との関係は、第2次大戦後まもなく始まっていたと証言しています。
それを、「CIAはマイダン革命とは無関係だ」・という印象を広めているわけです。

ロシア側でそれを信用する人間はいません。オバマ大統領が2015年のCNNとのインタビューの中でアメリカの関与を認めています。CIAが関与しなくて誰が関与するんだ❓と言う話です。
何故、都合が悪いかと言うと「マイダン革命でアメリカは50億ドル使った」というのがロシア側の主張です。この他にも叩かれると色々ボロが出てくるからだろうと思います。

Youtube
タッカーカールソン プーチン(氏)インタビュー  (全編 : 2時間7分) (日本語音声版は概要欄にリンク) Tucker Carlson, Putin interview 2024年2月6日
https://www.youtube.com/watch?v=PlL7hFii1fY

このインタビューの中でプーチン氏は、50億ドルに触れています。
それを具体的に発言したのが、ドネツク人民共和国(DPR)の首長デニス・プシリン氏です。

TASS通信
2月5日 00:43
DPR head accuses USAID of sponsoring pro-American coups worldwide
(日本語訳)朝鮮民主主義人民共和国の首脳、USAIDが世界中で親米クーデターを支援していると非難

google翻訳が、ドネツク人民共和国(DPR)を朝鮮民主主義人民共和国と誤訳しているのは、ご愛嬌と思ってください。無料には限界もあります。これでも最初のころに比べると、随分翻訳精度が向上しました。
<一部引用>
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドネツク、2月4日。/TASS/。ドネツク人民共和国(DPR)の首長デニス・プシリン氏は、米国国際開発庁(USAID)が世界中で親米クーデターを組織していると非難した。

「米国の新保健長官ロバート・ケネディ(ジュニア)氏は、米国が2014年のウクライナのクーデターに米国国際開発庁(USAID)を通じて50億ドルを費やしたことを示すデータを公表した」と同氏は説明した。

さらに、彼の言葉によれば、USAIDが独立系メディアに圧力をかけ、ドンバスとノヴォロシアにおけるウクライナの犯罪を取り上げないように強制したという圧倒的な証拠がある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうして点と点をつなぎ合わせて行くと全体の絵が見えてきます。
つまりマイダン革命だけでなく、アメリカは多くの裏工作で「国際開発庁(USAID)」を通じて資金を提供していることが分かります。確かに人道援助にも多額の資金を提供しています。しかし巨額の予算の中には裏工作の資金も、かなり混じっていると思います。

ウクライナへの資金供与も多くは、「国際開発庁(USAID)」を通じて流れています。
新保健長官ロバート・ケネディ(ジュニア)氏が「2014年のウクライナのクーデターに50億ドルを費やしたことを示すデータを公表した」と公表したのが事実なら記録が残っていることになります。
記録のない部分もあります。2014年以降、アメリカ国防省とCIAがウクライナ関連で使った資金には巨額の使途不明金があると言われています。50億ドルは、ほんの入り口にすぎない可能性があります。

そして、この資金を一時ストップするとウクライナ国内の色々な事業がたちまち資金ショートになりました。

トランプ政権の対外援助一時凍結のウクライナへの影響<2025・01・31
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/0b502b45ad3f5d85ac2cdca2a991586a
『ウクライナメディアの約9割が西側からの助成金で成り立っており、国内の約80%以上のメディアが米「USAID」の支援プログラムの対象となっている。

同氏(オクサナ・ロマニュク氏)によると、資金の100%が外国からの支援で成り立っているメディアもあれば、4~6割ほどのところもあった。米国によるメディア支援も一時停止となり、資金不足のため一部の活動を凍結するケースもみられる。欧州機関の支援は残っているが、視聴者、読者に寄付を要請するメディアもあるという。』

つまり2014年クーデター後、暴力で政権を乗っ取ったキエフ政府を正当化するためにプロパガンダ・メデイアが多数作られたと思います。その資金を提供していたのはアメリカでその資金は「国際開発庁(USAID)」を通じて流れていたことが分かります。これは氷山の一角にすぎないでしょう。

トランプ氏の意を受けたイーロン・マスクが何故、最初に「国際開発庁(USAID)」を事実上、封鎖して調査に乗り出したかが分かります。

※少なくともトランプ政権が、「国際開発庁(USAID)」に対して何らかの疑いを持っているのは確かです。

ロイター

トランプ氏、米の対外援助機関閉鎖を検討 証拠示さず不正あったと主張
2025年2月5日午前 7:29 GMT+91時間前更新
https://jp.reuters.com/world/us/A4BWWLJCZFK6LFPM4DIWUJFRQ4-2025-02-04/



これは、アメリカ(CIA)がウクライナに対して行ってきた非合法・合法を含めた工作のごく一部にすぎません。
それを隠すために!
「ウクライナ被害者・絶対正義⇒ロシア侵略者・極悪」
「世界の民主主義を守るための戦いです!」
スローガンは、キレイで立派ですが、中身は多分「ウソ!」だろうと推測できます。

こんな「ヨタ話」に日本中、騙されていたとしたら❓❓❓
(これが事実だとは言っていません。あくまで可能性を示しただけです❓)
点と点が、集まって結びついてくると段々薄汚くも醜い物語が始まります。


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


現在南極海を漂流中の世界最大の氷山「A23a」<2025・02・05

2025-02-05 14:38:56 | 動物と植物と自然

AFPBB
世界最大の氷山、一部が初の大規模崩落 全体の崩壊始まる兆候か
2025年2月1日 9:40 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3560922?cx_part=top_category&cx_position=5
動画:世界最大の氷山、一部が初の大規模崩落 全体の崩壊始まる兆候か
2025年2月1日 11:30 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3560928?cx_part=top_category&cx_position=4
動画:世界最大の氷山、ペンギンの繁殖地に接近 多数死ぬ恐れも
2025年1月30日 13:30 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3560652
動画:世界最大の氷山「A23a」 浸食で巨大な穴やアーチ
2024年1月18日 15:33 発信地:ウェッデル海/南極 [ 南極 例外 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3500863?cx_part=related_yahoo

『世界最大かつ最古の氷山「A23a」
1986年に南極の棚氷から分離したA23aの面積は約3500平方キロで、英国の大都市圏グレーター・ロンドンの2倍以上に相当する。』


※関連日記目次
項目「動物と植物と自然」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e


サメの赤ちゃん誕生の謎、水槽にいたのはメス2匹のみ(CNN)<2025・02・05

2025-02-05 14:38:03 | 動物と植物と自然

CNN
サメの赤ちゃん誕生の謎、水槽にいたのはメス2匹のみ 米水族館
2025.02.04 Tue posted at 18:25 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35229034.html

絶滅の危機から1万キロ避難、オス11匹から赤ちゃんガエル「誕生」 英動物園
2025.02.04 Tue posted at 12:45 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35229023.html


※関連日記目次
項目「動物と植物と自然」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e


世界の大都市でネズミが増加(CNN)<2025・02・05

2025-02-05 14:37:08 | 動物と植物と自然

CNN
世界の大都市でネズミが増加、最大の原因は温暖化 米研究
2025.02.03 Mon posted at 15:02 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35228987.html
猫は最強の「殺し屋」?、毎年数百億の鳥やネズミが犠牲に 米研究
2013.01.31 Thu posted at 16:04 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35027644.html


※関連日記目次
項目「動物と植物と自然」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8835f5fca1b4e3065d08a3ab556f3c0e


ロイター英語版>ウクライナで起きている反徴兵活動の激化<ウクライナ紛争2025・02・05

2025-02-05 09:31:28 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ロイター英語版
Ukraine's military urges tough response after attacks on draft officers
ウクライナ軍、徴兵将校への攻撃を受けて厳しい対応を要求
マックス・ハンター、トム・バルムフォース著
2025年2月3日午後11時07分 GMT+9 13時間前に更新
https://www.reuters.com/world/europe/ukraines-military-urges-tough-response-after-attacks-draft-officers-2025-02-03/
<事件の概要>・・・・・・・・・・・・・・・・
徴兵担当官の射殺事件や、3日間で起きた徴兵事務所2か所での爆発事件など
2人が死亡し7人が負傷した
徴兵担当官が金曜日に中部ポルタヴァ地方のガソリンスタンドで射殺された事件
翌日、北西部の都市リウネの徴兵事務所で爆発が起こり、1人が死亡、6人が負傷した
日曜日(2日)にはパブロフラドの徴兵事務所で別の爆発が起こり、1人が負傷
日曜日だけでウクライナ全土で6台の車両が放火により被害を受け、そのうち2台は軍人の所有物
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<これについての治安筋の話>
ウクライナの治安筋はロイター通信に対し、モスクワはウクライナ軍の徴兵事務所と募集活動を妨害する長期にわたるキャンペーンを展開していると語った。
情報筋によると、これにはロシアが画策した物理的攻撃、偽情報キャンペーン、パトロール中の徴兵将校の居場所に関する警告、軍用車両への放火を行うウクライナ人の募集などが含まれていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ロシアの工作は以前からあります。これまでも徴兵事務所への放火やそれに使用する車への放火は、ありました。しかし、徴兵担当者を直接、攻撃することは聞いていません。
主な事件は、3か所で起きていますが、それ以外にも車両の放火は複数起きたようです。
死亡者や負傷者の出る反徴兵活動にまで、抗議活動が激化したことを示しています。
場所を示すと・・・
リウネRivne(Рівне)
リウネ州の州庁所在地
Pavlohrad(Павлоград)
ドニプロペトローウシク州パウロフラード

ポルタヴァとパウロフラードは、ドニプロ川の東でどちらかと言うとロシア支持の人が多い地域です。
リウネは北西部の州でキエフ政府の支持が多い地域です。
東部や南部の方がキエフ政府に対する反感が強いです。しかしキエフ政府の支持の多い地域でも激しい反徴兵活動が起きたようです。
つまり、強制的と言うより軍国主義国家のように市民を連行して戦場に放り込むキエフ政府と軍に対するウクライナ市民の抗議活動は、死傷者を出すほどに激化していると言うことです。単にロシアの工作のせいでは、ないと思います。
これほどキエフ政府は、これまでも無理やり(実力行使して)市民を強制動員して戦場に送り込んできました。当然、西側の政府も知っています。それにも関わらず武器と金を供与して軍国主義・独裁のようなキエフ政府を正義の味方に仕立て上げ、戦争を強制してきました。
ウクライナ市民の多くは戦争など望んでいないと言うことです。

太平洋戦争中の日本と今のウクライナは、大した変わりはありません。徴兵も同じです。今、戦場に送り込まれている市民は無理やり戦場に送り込まれていることを知るべきでしょう。だから逃亡兵は最大20万人総数不明です。
兵役年齢の男は、2023年秋の段階で70万人弱EU圏に脱出しています。これは2023年秋にBBCウクライナが報道した数字です。

こういったウクライナ国内の市民の意識を無視して、これまで戦争を強制してきたNATOは、余りにおかしくないですか❓
第2次大戦中の大日本帝国やナチスドイツを支援して戦争を強いるのと大した変わりはありません。
その矛盾にウクライナ市民が、とうとう武力で反抗し始めたと言うことです。

本当によく考えて欲しいと思います。

2023年11月25日 16:36
ウクライナ国外に出国した動員年齢男性65万人・BBCウクライナ<2023.11.25
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/91018955cb6e140cf598962b8d7d3826
Євростат порахував, що з України виїхали 650 тисяч чоловіків призовного віку
24 листопада 2023
https://www.bbc.com/ukrainian/articles/cd1px4z922wo
ウクライナの2014年クーデターからウクライナ紛争を振り返る(国外に出たウクライナ難民)<2023.12.14
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2b34425ed3fa9a8dda706779d1ce0d1
ウクライナ紛争の背景②戦争が終わらない理由(塩原俊彦氏の投稿記事)<ウクライナ紛争2023.12.31
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/fcc70d7b4e6b2d14af50120afb2f95b1
大日本帝国の戦時内閣になりつつあるウクライナ大統領府<ウクライナ紛争2023年11月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/a823b087b30eb234148c1ebd670e104b
ロシアのウクライナ侵攻を招き寄せたもの<2023年11月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/cdc07e3a1bde3060c3fa699138decfbf
ウクライナを巡る・アメリカの世界戦略とロシアの世界戦略<ウクライナ紛争2023年10月
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/d98181796fd4821120068c92836f95cf


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27


八潮の道路陥没事故とパリの下水道<2025・02・04

2025-02-05 00:15:10 | 日本の政治経済

「可能な限りの節水」4日午後2時~5時に行うよう強く要請…八潮の道路陥没、下水管調査へ
2025/02/04 15:54
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250204-OYT1T50056/
道路陥没から1週間、入浴施設や温水プールの利用休止相次ぐ…120万人に排水自粛要請続く
2025/02/04 06:44
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250203-OYT1T50176/
略図あり
八潮の道路陥没、地下の「雨水幹線」が損傷し水が流入か…救出用スロープはきょうの完成目指す
2025/01/31 11:55
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250131-OYT1T50060/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
19世紀、パリ大改造によって下水道網が確立。現役下水道の一部が博物館に
荒木麻美2023年5月20日 17:00
https://travel.watch.impress.co.jp/docs/series/araki/1502117.html
セーヌ川汚染の元凶は19世紀以来の旧式下水道網 日々の水質がパリ五輪の日程を左右
2024/8/6 13:02
https://www.sankei.com/article/20240806-K7R2UXYN3ZAGNF2MBL47O6GWZM/?outputType=theme_paris2024
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
東京の下水道写真
https://www.google.com/search?q=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AE%E4%B8%8B%E6%B0%B4%E9%81%93%E5%86%99%E7%9C%9F&client=firefox-b-d&sca_esv=41dc0285236410e3&ei=K9ahZ_frFobd2roPjte_uAE&ved=0ahUKEwi3rd3x0qmLAxWGrlYBHY7rDxcQ4dUDCBA&oq=%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%AE%E4%B8%8B%E6%B0%B4%E9%81%93%E5%86%99%E7%9C%9F&gs_lp=Egxnd3Mtd2l6LXNlcnAiGOadseS6rOOBruS4i-awtOmBk-WGmeecn0gAUABYAHAAeAGQAQCYAQCgAQCqAQC4AQzIAQCYAgCgAgCYAwCSBwCgBwA&sclient=gws-wiz-serp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

パリの下水は古い時代に建設されていて欠陥も多いです。
しかし、頑丈に作られているのが分かります。
東京の場合は、メーンとなる下水管は下水道と言うべき広さと頑丈さを持っています。
大抵、外国でも同じです。下水の主流管(道)には耐久性とメンテナンスのしやすさが必要です。

一方で埼玉県八潮市の下水道管の略図を見ると
https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20250131-OYT1I50054/
地下10メートルの深さに直径4・75メートルの太い管が埋め込まれているように見えます。
これは大都市部で見られる下水道の主流導管(または道)とは全然、違って見えます。
地下10メートルに埋めたのは、いいけれど補修やメンテナンスを考えていたようには、略図からは見えません。

しかも下水道使用制限地域を見るとかなり広範囲です。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20250204-OYT1T50056/
この広いエリアの下水を、この導管で全部流していたのだろうと思います。
そうなると、当然耐久性や保守、メンテナンスのしやすさが必要です。
略図を見る限りでは、単に直径4・75メートルの巨大導管を埋めただけのように見えます。

だからここが破損してしまうと下水の流しようがないと言うことでしょう。
そもそもこれほどの広域の下水を流す主導管には、東京都の下水の写真にあるような設備にする必要があると思います。
そこら辺の細い下水管のような感じで地下10メートルに直径4・75メートルの下水大導管を埋め込んでしまえば、あとで事故が起きた時は、対応や補修に困ることは最初から分かっていると思います。

都市計画は、最初の段階で専門家の意見を聞いてキチンと作らないと後で不都合が起きる場合もあると言うことだろうと思います。
最初に事故が起きた時は、こんな大事になるとは思いませんでした。
都市計画の大失敗の教科書だろうと思います。