「彼がチームに来て興奮している」コーラ監督メジャー初昇格レッドソックス上沢を救援起用の方針
[2024年4月29日16時17分]
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202404290000710.html
上沢直之は、ロースター40人枠入りなのかと思いましたが、ブルペン入りでした。現在、レッドソックスは先発陣は揃っていますので、とりあえず40人枠で待機かと思いました。
ブルペンデーもありますし、先発も可能な上沢直之はブルペンにいれば監督としては助かる投手ではあります。
今日は、レッドソックスが一方的にリードする展開でしたので出番は、ありませんでした。
明日以降は、タイミングを見て中継ぎ登板が回ってくるようです。日本でもやるようにプレッシャーのかからない場面で慣らしながら・と言うことだと思います。
上沢直之の場合は、面白いケースだと思います。
と言うよりはじめてに近いですね❓
移籍金がそれほど発生せず、年棒が約束されているわけでもありません。日本での年棒を考慮して+α程度の年棒だと思います。
獲得するレッドソックスには経費が安く抑えられるメリットがあります。
上沢直之の方にもメリットがあります。
中継ぎにせよメジャーで通用するなら来期以降の契約も可能でしょう。そうなれば、確実に日本にいるよりは高額の年棒を得られます。
上沢直之のようにメジャーに行きたいけれど、実力的に通用するかどうかボーダーラインの選手には、新しいメジャー移籍の道が開けたと言えます。
これまでは各球団のエースで、日本での実績を評価されて最初から高額の移籍金が発生し、複数年の大型契約になるケースばかりでした。
獲得する側のメジャー球団からすると、不確定要素が付きまといます。メッツの千賀滉大の時も「獲得は失敗だ」と言う声の方が多かったです。実際には非常に良い成績を残しましたので、今年メジャーに移籍した投手はこれまでよりは高い評価が得られていると思います。
カブスの今永昇太のケースが、そうです。
日本での実績を見れば、そう強気にはなれないと思います。カブスの契約は、メッツの千賀滉大を下回るものでした。(もっとも上回る条件もあったようです)
今永昇太は、過去最高のデビューを飾り現在4勝0敗防御率0.98 は本人にもカブスにも驚きの喜びでしょう。
菊池雄星は、メジャーで一流の先発投手になるまで5年かかりました。今は、ブルージェイズのエースと言っていい内容ですけれど。
人間には個性があり、そくメジャーで実力を発揮するタイプと時間がかかるタイプがあります。
また、メジャーで通用する確率が日本での実績の意味で低いタイプ(=上沢直之)もいます。
上沢直之が中継ぎとして通用するかどうかは、やってみないと分かりません。
しかし、上沢直之のように日本での実績が足りず、これまでは獲得を見送られていた選手にもメジャーでプレーするチャンスを、切り開いたと言えます。
その後は、本人の努力と実力ですが、これまで挑戦のチャンスさえなかった選手には朗報だと思います。
投手限定の話では、これまでよりメジャー挑戦のハードルが低下したと言えます。
※元マリナーズの岩隈久志や黒田博樹のように特別速い速球がなくてもメジャーで通用する選手は、結構いると思います。
打者に関しては、余りにレベルが低すぎて無理なのはやや残念ですが❓
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