場所が始まると、ついつい相撲の記事を見ます。前は、知らなかった事が、その度に出てきます。
今日は、式秀部屋の珍しこ名。
「我妻桜(あがづまざくら)」
これは、群馬県に我妻町(あがつままち)があるのでそれが由来かな?と思います。
【名字】我妻
【読み】わがつま,あがつま,あづま,あずま,わがづま,あがづま,あざま,がさい,がつま,がづま,われつま,われづま,わかづま,わずま,わづま
https://myoji-yurai.net/searchResult.htm?myojiKanji=%E6%88%91%E5%A6%BB
これを見ると苗字に由来するのかな?とも思います。
どっちだか、聞いてみないと分かりませんね?
「爆羅騎(ばらき)」
これは、意味が分かりません。
「大当利(おおあたり)」
「宇瑠寅(うるとら)」
おおあたり・と・うるとら・は、分かりやすくていいですね?
今回・
「爆虎神(ばくこしん)」
これは、説明がいるでしょう。
中国の春秋戦国時代を舞台とした人気漫画「キングダム」に登場する好きなキャラクターが由来。
武将の縛虎申(ばくこしん)をもじって爆虎神(ばくこしん)。少し、字をかっこよくしたんでしょうね?
https://www.nikkansports.com/battle/column/sumo/news/202305210001888.html
師匠の式秀親方(元前頭北桜)がユニークな人で、しこ名は本人が好きなのを自由に決めていいようです。
元前頭北桜は現役時代、そんなに強い力士ではありませんでした。でもファンサービスにすごく熱心でした。色々あるけど・
『引退した水戸泉は北桜を「ソルトシェーカー」の後継に指名、観客に喜ばれる塩撒き法を伝授した。』
これが一番、有名かもしれません。
そして引退して親方になった後も、それは同じです。ファンサービスと相撲ファンの拡大に努力しています。
そのような考え方が背景にあるためか、弟子の指導方法にもユニークなものがあります。
以下、引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%A1%9C%E8%8B%B1%E6%95%8F
『稽古中でも「無理をしないで!」と声を掛けてやる気を引き出すなどいわゆる「現代っ子」に合った指導を行っている。本人はこれについて「ニュースや社会に対する不安から、子どもたちは漠然としたプレッシャーを受け続けている。そんな今の世代の力士たちに、かつての時代と同じように厳しく接するのは、あまりよろしくないのではないか」と話しており「普段から力士たちが喜ぶホルモンを出すようにしておけば、病気もケガも少なくなる」と精神衛生にも気を配る方針も口にしている。』
シゴキだ暴力だイジメとは、全然違いますね?
むしろ、そうならないためにこうしているのかもしれません。相撲部屋の「シゴキだ暴力だイジメ」は、散々問題になりましたからね。
相撲界の改革を言っていた元貴乃花親方の旧・貴乃花部屋は、「シゴキだ暴力だイジメ」の嵐みたいな部屋でした。二代目若乃花親方の時代から、そんな風潮が出来ていたようです。大問題になったのは、ほんの数年前ですからね。
そう言った相撲界の悪しき伝統を変えるために、新しい指導方法や部屋の運営方法を考えているのだろうと思います。
その一つが、しこ名を自分で好きなのを考えて決めていいと言うルールです。で、若い子たちは色んなのを考えて親方に申告して許可が出たら、そのしこ名を名乗れると言うわけです。
「大当利(おおあたり)」と「宇瑠寅(うるとら)」は良かったでしょう?
もっと、おもしろいのを期待してます。
横綱
ひが~し~・うる~と~ら~~
何て呼び出しが、将来聞けるかもしれません・・
※「爆羅騎(ばらき)」の由来
四股名にも用いられたファーストネーム「爆羅騎」は「強い人間になってほしい」という父親の願いから、1972年に公開されたマフィア映画『バラキ』にちなんで名付けられた。
(お父さん?古すぎるわ!私も古い人間だから、多分そうだろ・と思いました。それ以外、思いつきませんから。)