「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

メキシコ議会で公開された「非人類の遺体」のミイラ~その2(小型の人類の可能性)

2023-09-16 12:18:00 | 中南米

2023年9月14日 10:40
(メキシコ)メキシコ議会で公開された「非人類の遺体」のミイラとは?<2023年9月
https://smcb.jp/diaries/9131486

この記事を読んで胡散臭さを感じませんか?
私は、何らかのおかしさをいつも感じています。
すぐ結論を・・・
「非人類」
「地球外生命体」
に、持っていきます。

しかし、このミイラについてどれだけの調査をしたのかについては、何も記述がありません。
「炭素年代測定から:約1000年前のもの:であることが示された」
これ以外、不明です。

「ペルー・ナスカの3本指のミイラ」については、研究がなされ、最新のDNA解析の結果「ヒトの新種である可能性が高い」と指摘されています。
こちらは、放射性炭素年代測定法で測定した結果、1800年前のものと推定されています。

特に南米のペルー付近からは、このような不思議なミイラが複数、発見されています。これから詳しく研究してみないと、分からないと言うのが本当の所だと思います。

昔から、私が不思議に思っているのが・・
アフリカのピグミーの人々です。
ピグミー
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%94%E3%82%B0%E3%83%9F%E3%83%BC
どうして、こんな小さい人々がいるのか不思議です。
ところが?
ごく最近まで、誰も研究しようとは考えなかったようです。
「アフリカに小さい人が、いるんだって?」
「そう、不思議だね?」
と、こんな調子であったようです。
これもまた不思議な話で、こんな不思議なことを学者は誰も研究しようとは考えなかったようです。

『人類の低身長化の過程で新発見、ピグミーの研究で
共通の祖先からの遺伝ではなく、別々に進化した可能性が強まる』
2015.07.31
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/073000204/

これは、ごく最近の話です。
昔は、調べようがなかったのも事実です。遺伝子工学の進歩が、これまで不明だったことを明らかにしつつあります。

これも、ごく最近と言っていいと思いますが「フローレス原人」です。
『海を越えた2つの人類』
https://www.um.u-tokyo.ac.jp/web_museum/ouroboros/v25n1/v25n1_kaifu.html
フローレス原人
永久歯が全て生えそろっていて、明らかに大人なのですが、身体は1.1メートル程度と、極端に小型。
「新たな化石はフローレス原人の祖先であるらしく、70万年前の時点で既に矮小化していた」
つまり原人のなかまでも、島で孤立した集団だけに、劇的な矮小化が起こっているのです。

『ホモ・フローレシエンシス』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%A2%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9
ウィリアム・ユンゲルス
エレノア・ウェストン
エイドリアン・リスター
新たな研究からやはり新種人類であるという説を唱えている。

「フローレス原人」については、発見されたのが2003年でごく最近です。まだ、研究が始まったばかりと言えるでしょう。

つまり過去にも現在にも小型の人類が生存していることは既に証明されたと思います。

生きた証拠が、ピグミーの人々です。
骨では、「フローレス原人」が発見されました。

小型の現在の人類とは、違う「ヒト」が同時並行で生存していたということは、これまで考えられていなかったと思います。しかし、普通に考えてみても我々の人類とピグミーの人々と、今でさえ二つの人類が生存しています。

大きさの違う人類が複数生存している、あるいは過去にはその種類が、もっと多かったことをペルーで発見される小さなミイラが暗示しています。
1800年前の「3本指のミイラ」さえあります。

ユーラシア大陸と違う大陸の南アメリカ大陸には、近い過去まで今の人類とは、異なる「ヒト」が生存していた可能性を考えるべきだと思います。そういう視点から、ペルーで発見される不思議なミイラを調査するなら、新たな人類の発見があるかもしれません。

調査もせずに・・
「非人類」
「地球外生命体」
と言うのは、バカすぎると思います。
不思議だと思うなら、まず調べるべきでしょう。

今生きている人間からでも、小さな人は生まれてきます。
『ジョティー・キサンジ・アムゲ:世界一背が低い(存命中の)女性』
https://www.guinnessworldrecords.jp/records/hall-of-fame/jyoti-kisanji-amge-shortest-woman-living
ジョティーの身長は62.8 cm
ブリジット・ジョーダンさんの69 cm

これが先天的な病気であるのか、どこかで小さな「ヒト」の遺伝子が、混じってしまったためなのかは、調べてみないと分からないと思います。

「人間は、今地球上にいる1種類だけ」と思い込むから、様々な人類の進化の過程の多様性を見落としているように思います。

少なくとも!
ピグミーの人々は、違う種類の「ヒト」です。
だから、やっと私のウン十年来の疑問が解けつつあります。
「やっぱ、違っていたんだ!」
納得できました。

どうして人間の種類の関しては、このような独断と偏見が生まれるのか不思議です。



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