「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

2024MLB>地区シリーズ、ヤンキースVSロイヤルズ、他(ドジャース優勝の理由)

2024-10-05 15:00:27 | MBL & プロ野球

やはり今年のメジャーで一番の驚きはロイヤルズの復活と地区シリーズ進出です。
去年、106敗したとことんダメチームです。
シーズン開幕前、ロイヤルズの躍進を予想した人は誰もいないと思います。
『ロイヤルズが連勝でワイルドカードS突破 昨季106敗から大躍進!ヤンキースと地区シリーズへ』
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/202410030000195.html

<<<ヤンキースVSロイヤルズ>>>
<ロイヤルズの先発投手陣>
セス・ルーゴ⇒第2戦先発
防御率3.00 16勝9敗 先発登板33(34歳)
※去年から先発に転向、先発2年目
コール・ラガンズ(26歳4年目)⇒第1戦先発
防御率3.14 11勝9敗 先発登板32
マイケル・ワカ(33歳)
防御率3.35 13勝8敗 先発登板29
マイケル・ロレンゼン(32歳)
防御率3.31 7勝6敗 先発登板24
ブラディ・シンガー(28歳)
防御率3.71 9勝13敗 先発登板32
アレック・マーシュ(26歳2年目)
防御率4.53 9勝9敗 先発登板25

中継ぎから先発に転向したベテランのセス・ルーゴのブレイクが一番大きいと思います。2年前は、中継ぎ投手です。
Wカードシリーズの第1戦に登板してオリオールズ打線を完封した若手のコール・ラガンズ投手のブレイクも大きな要因です。
若手とベテランが上手くかみ合ってレギュラーシーズンのロイヤルズの快進撃を支えてきました。
その投手陣が好投してWカードシリーズを勝ち上がりました。2試合とも1点差ゲームをものにしました。

もう1人ヒーローがいます。
今年ブレイクした打のヒーローのボビー・ウィットJr君です。今年のメジャー3番目に成績の良い打者です。バランスの良い強打を兼ね備えた強打者です。メジャー3年目の若手です。リーグ最高の得点圏打率「.388」で打撃の面から勝利に貢献しました。
第1戦では貴重な勝利を決める1打点。
第2戦でも2打点のうちの1打点。
レギュラーシーズンそのままに勝負強い打撃で大きく勝利に貢献しました。

ロイヤルズの今年の復活を支えてきたのは、投手陣とボビー・ウィットJr君です。

<一方ヤンキースの先発陣>
ゲリット・コール
防御率3.41 8勝5敗 先発登板17
ルイス・ギル
防御率3.50 15勝7敗 先発登板29
カルロス・ロドン
防御率3.96 16勝9敗 先発登板32
ネストル・コルテス
防御率3.77 9勝10敗 先発登板30

明らかに防御率を見るとロイヤルズの先発陣に見劣りします。ヤンキース打線の得点力がヤンキース地区優勝の原動力です。
アーロン・ジャッジが58本塁打、ファン・ソトが41本塁打。この二人のHRがヤンキースの大きな得点源です。
それ以外の打者が弱体なのがヤンキースの悩みです。
アーロン・ジャッジとファン・ソトを抑えてしまえば、ヤンキースの得点力は極端に低下します。

ヤンキースVSロイヤルズの戦いは、ロイヤルズ投手陣VSアーロン・ジャッジとファン・ソトの戦いです。
ロイヤルズ投手陣がアーロン・ジャッジとファン・ソトを封じるのに成功すれば、試合はロースコアの戦いになります。
この流れになれば、ロイヤルズにも勝機はあります。
ホームランは水物だけに、やってみないと分からない部分があります。
去年のブレーブスは圧倒的な破壊力を持つ一発打線でしたが、地区シリーズでフィリーズ投手陣に封じられて敗退しました。
ホームランで勝つチームは、常にこのリスクが付きまといます。
この対決は、やってみないと分かりません。
アーロン・ジャッジとファン・ソトの調子次第です。

<<<フィリーズVSメッツ>>>
これも面白い試合です。
乗りまくっているメッツが勝つ可能性も50%位あると思います。
やってみないと分からない!
千賀滉大が第1戦で好投してメッツが勝てば、意外にすんなりメッツが勝つ可能性もあります。
千賀滉大の投球内容が、明暗を分けるかもしれません。


<<<ドジャースVSパドレス>>>
ここも分かりません。
ドジャースもヤンキースと同じで一発攻勢で勝つ試合が多かったです。不発なら脆さがあります。
ヤンキースと違うところは、9月後半で打線が繋がるようになり下位打線がチャンスを作って上位打線がタイムリーで得点するパターンが出来ました。9月20日以降は、翔平君が絶好調になりタイムリーを打ちまくって勝利に貢献しました。
そして翔平君の後に・・・
ムーキー・ベッツ
フリーマン
Tヘルナンデス
と、3人強打者が並びます。
下位打線がチャンスを作れば、上位に4人強打者が並ぶ打線の破壊力は、今メジャー最強でしょう。
しかもホームランでなくタイムリーの連打で得点できます。
この決め手を持っている分、ドジャースはWシリーズ優勝の1番手候補だと思います。
弱体投手陣が、どれだけ粘れるか❓
3~5失点くらいで粘れば、打線がカバー出来ると思います。
その意味で第1戦に先発する山本由伸の出来が流れを左右しそうです。山本由伸が好投して第1戦をドジャースが勝てば、ドジャースはかなり有利になると思います。

逆に第1戦を落として、第2戦ダルビッシュにやっつけられると、これはパドレスが勝つ流れです。

この対戦も第1戦で先発する山本由伸の出来がシリーズの明暗を分けることになるかもしれません。

今年の地区シリーズは、千賀滉大と山本由伸がカギになるような気がします。

※ワールドシリーズ決勝戦
これはア・リーグのどのチームが出てきても、ナ・リーグが優位だと思います。
メッツが勝ち上がった場合は、やや❓ですが、それ以外の3チーム(ドジャース、パドレス、フィリーズ)なら勝てると思います。

理由は、ア・リーグに勝てそうなチームが見当たらないからです。仮にヤンキースが勝ち上がってもHRに頼る脆さはWシリーズ決勝戦でも残ります。
ヤンキースの泣き所は、アーロン・ジャッジとファン・ソトを抑えられてしまうと3番目の強打者がいないことです。

こういった事を考えると、9月後半の戦いぶりを含めてドジャース有利かな❓と言うのが、最終結論です。
翔平君の59盗塁も大きな武器になります。
翔平君がシングルでも四球でも塁に出さえすれば、盗塁で即得点チャンスを作れます。翔平君のシングルや四球は二塁打と同じだと言うことです。

翔平君の塁打数に二塁打59×2=118塁打を加算すると、物凄い塁打数になるでしょう。
これが翔平君の攻撃の時の本当の威力です。
専門家は打撃成績だけでジャッジと翔平君を比較するでしょう❓
それは間違いで、盗塁数59を二塁打換算すると物凄くたくさん得点のチャンスを作っているのを計算に入れていません。
翔平君が1番にいることでドジャースには、他のチームの2倍くらい得点チャンスが生まれていると思います。
後に続くバッターが、それをタイムリーで得点すればシーズン中でもドジャースは、もっと得点で来ていたと思います。
シーズン中は、ムーキーとフリーマンは休場していた試合もかなりありますし、特にフリーマンは余り調子が良くありませんでした。

去年の地区シリーズ3連敗敗退もムーキーとフリーマンの絶不調が原因です。
今年は、二人とも去年の借りを返したいでしょう❓
その後を打つTヘルナンデスは、シーズン中から好調を維持しています。

ここまで書くと❓
「絶対、ドジャースが優勝だ!」
こう思えるでしょう❓
そう、話を膨らませているわけではありませんよ❓
問題は、弱体投手陣です。
これは点を取りまくってカバーするしかありません。
5~8点は取れると思います。
何とかなるでしょう❓
やっぱり❓
「絶対、ドジャースが優勝だ!」
(分かりましたね・・・)


※関連記事目次
項目「MBL & プロ野球」目次③
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