尊富士もそうですが、大の里が学生相撲に与えたインパクトは大きいと思います。
さすがに大の里ほど強い学生は、めったにいないと思いますが学生横綱や全日本選手権で優勝すれば、十分大相撲で通用することを証明しました。
先場所は、全日本3位で学生横綱の草野直哉が幕下付け出しでデビューしました。学生時代には計9冠のタイトルを獲得しています。
184cm150kgでそれほど大柄ではありませんが、6勝1敗と圧倒的な成績でした。負けた相手が幕下優勝の藤青雲ですから強いと言えます。
学生出身の成績上位の石崎涼馬(23=高砂)と川渕一意(22=木瀬)が幕下最下位格として承認されました。来場所デビューです。石崎涼馬が全日本3位。
川渕一意は大学時代6冠。大の里に2回勝ったことがあるようです。
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2024/05/30/kiji/20240530s00005000452000c.html
もう一人強いのがいて池田俊です。
こちらは、取り敢えず社会人で相撲を続けるようです。
一足先にデビューしている「阿武剋」は5月場所は新十両で13勝2敗で準優勝でした。4年次に学生横綱のタイトルを取っています。
大体、こうして見ると今の大学生のレベルなら学生選手権と全日本選手権の上位の実績があれば、大相撲で通用しやすいと思います。それぞれ似たような年頃ですから大会で対戦があれば、自分の実力も把握しやすいと思います。
大の里と尊富士を皮切りに同年代の学生相撲の強い選手が続々と大相撲に入門しています。
このような流れが出来れば、その後の学生もプロに入門しやすいと思います。
大相撲の中卒や高卒では力士が育ちにくい環境は、今後も変わらないと思います。
大学相撲の実力上位の選手が、もっと大相撲に入門すれば低レベル化した大相撲のレベル・アップにつながると思います。
やはり、強い相撲が見たいですからね❓
期待しています。
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