豪州を「侵略」したウサギの大繁殖、英国から輸入の24匹が発端
2022.08.26 Fri posted at 06:56 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35192352.html
(一部引用)
一見何の罪もないクリスマスプレゼントとして1859年、英国から持ち込まれた24匹のウサギ。それがオーストラリアに「最も壊滅的な生物学的侵略」をもたらしたとする研究が、米科学アカデミー紀要に発表された。
(引用終わり)
他にもオーストラリアに持ち込まれたウサギは、いたようです。でも、他のはほぼ死に絶えたようです。
この偶然持ち込まれた、24匹がその後大繁殖して?
「その1回の出来事が、外来種の哺乳類による史上最速の植民地化という、とてつもない惨事をオーストラリアにもたらした」
ウサギの大集団の写真
①
https://www.cnn.co.jp/storage/2022/08/25/7f2b70e5596899a9db89973549573a30/t/768/432/d/220823000340-01-australia-wild-rabbit-invasion-super-169.jpg
②
https://www.cnn.co.jp/storage/2022/08/25/84ddceec612b35786aafea369aa9fd9a/t/768/432/d/220823001602-02-australia-wild-rabbit-invasion-super-169.jpg
ウサギたちには、何の罪もありませんがオーストラリアに大変な被害をもたらしました。何しろ面積が広大ですから駆除する方法もなく、現在に至っているようです。
でも、これだけ数がいれば何か食用にする方法を考えて?
オーストラリア名産ウサギ燻製肉とか開発して売り出せば売れるかもしれません。
豪で野生ラクダの殺処分終了、5000頭超を駆除
2020年1月14日 21:45 発信地:シドニー/オーストラリア [ オーストラリア アジア・オセアニア ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3263475
ラクダもオーストラリアで、大繁殖した動物です。
元は、運搬用動物として持ち込まれました。
鉄道が出来て不要になり殺処分しようとしたところ?
ラクダ使いが、2000頭くらいのラクダを野に放してしまったんだそうです。
ラクダ使いは、ラクダに愛情がありますから・・・
「お前ら殺されるくらいなら、逃げろ」
気持ちは、良く分かります。
オーストラリアの砂漠がラクダの住む環境として最高だったようで、気が付いたらラクダの大群が住んでいたという話です。砂漠の真ん中で何が起きようと気にする人はいません。だから、ラクダたちは「わが世の春」を謳歌し、今ではあまりに数が増えすぎて、毎年駆除しなければ、ならなくなりました。
最盛期には、約70万頭以上に増えてしまったようです。
2018年時点で約30万頭が残っているそうです。
ラクダは、何も悪くないのに気の毒な話です。