「北の山・じろう」時事日記

内容は主に海外時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

結局、ゼレンスキーは何のためにホワイトハウスに行ったのか❓⇒トランプ政権の和平の取り組みを壊すため(その反動⇒ゼレンスキー辞任要求)<2025・03・03

2025-03-03 21:36:15 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

結局、ゼレンスキーは何のためにホワイトハウスに行ったのか❓⇒トランプ政権の和平の取り組みを壊すため(その反動⇒ゼレンスキー辞任要求)
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ホワイトハウスでのゼレンスキーの振る舞いは、「乱心」と言うしかありません。
切れっぱしの情報を、つぎ足すと出てくる答えが、「トランプ政権の和平の枠組みを壊すため」です。
ゼレンスキーは、戦争が終わっては困る大きな理由があります。
戦争が終われば、ゼレンスキーが戦争責任を追及され断罪されるのは、ほぼ確実でしょう。

現代ビジネス
2025.02.19
ウクライナ戦争を「止めたいトランプ」「続けたいゼレンスキー」「無能な欧州」
https://gendai.media/articles/-/147283

ここに欧州と米民主党の利害も一致します。
はっきり言ってプーチン潰しのために始めた不純な動機の戦争であるとしたら、欧米がこれまでウクライナに注ぎ込んできた巨額の武器や資金供与の理由は、全部嘘であったことになります。そうなれば関係者全員、その国の国民から責任を追及されるでしょうね❓

つまり、トランプ政権の和平の枠組みでウクライナ戦争が終戦になると、これまで戦争に関与してきた欧米の政府や政治家は破滅です。ゼレンスキーも同じです。ウクライナを滅ぼした極悪人として長く語り継がれるでしょう。これを回避するためには、トランプ和平をぶち壊して、ウクライナが有利な和平を作るしかありません。

そこで米民主党がゼレンスキーを呼び寄せて、事前にゼレンスキーに会談のぶち壊しに同意させた上で、ゼレンスキーをホワイトハウスでの会談に送り込んでいます。

スプートニク

米記者がゼレンスキー氏にズバリ、「なんでスーツ着ないんです?スーツ持ってないんですか??」

2025年3月1日, 12:56 (更新: 2025年3月1日, 15:42)
https://sputniknews.jp/20250301/19614434.html

トランプ氏が怒るから会談ではスーツを着用するようにアメリカ側から事前にゼレンスキーに指示がありました。それを無視して、いつもの普段着で会談に臨んだと言う事は、最初から和平に合意するつもりなどなく逆にブチ壊す心算だった事が分かります。

結果から言えることは、ゼレンスキーは「トランプ政権の和平の枠組みを壊すため」に会談に臨み、意図したとおりにブチ壊しました。要は、和平に応じる気などサラサラなかったと言う事です。

トランプ政権側は、当然ゼレンスキーが和平を望んでいると考えていたでしょう。負け戦を続けても無駄だからです。これでゼレンスキーの希望通りトランプ政権は、和平の取り組みを一旦中止するでしょう。

米代表団はゼレンスキー氏との対話を終了するよう勧告=米統領補佐官
2025年3月2日, 09:43 (更新: 2025年3月2日, 10:30)
https://sputniknews.jp/20250302/19615937.html

しかし、これをやってしまえば当然、副作用も大きいです。
今後、トランプ政権がゼレンスキーと和平の話をすることは無いでしょうね。
ウクライナ存続のための「鉱物協定」も調印しない模様です。

TASS
3月2日 23:32 3月3日 00:22更新
ワルツ氏:米国はビジネスができるウクライナの指導者を必要としている
https://tass.ru/mezhdunarodnaya-panorama/23285579
3月3日 02:11
米国はウクライナとの鉱物資源協定に署名する予定はない ― 財務長官
https://tass.com/world/1921323

そして、ウクライナとの対話には別の人間を要求しています。
当然、ゼレンスキー降ろしの動きを始めました。

スプートニク
ゼレンスキーはクビ、ウクライナ支援金の使い道を調査するときが来た=マスク氏
2025年3月1日, 11:53 (更新: 2025年3月1日, 15:39)
https://sputniknews.jp/20250301/19614344.html

ウクライナ支援金の調査はバイデン政権の不正を追及すると言う事です。何しろ巨額ですから調べれば不正が無いわけがありません。ウクライナ側は不正だらけでしょう。
早速、切り込み隊長のタッカー・カールソンが追及の火の手を上げました。
疑惑は、これまでも散々言われています。バイデン政権下では、それを調査することが出来ませんでした。トランプ政権下では、やろうと思えば徹底的にやるでしょう。

ウクライナに近づく審判の日、「グラハム氏は知っている」=カールソン氏
2025年3月2日, 11:53 (更新: 2025年3月2日, 12:53)
https://sputniknews.jp/20250302/19616429.html

更にはアメリカは、ウクライナへの様々な援助や軍事支援を停止する動きを見せています。
米国防省やCIAのウクライナへの協力もなくなるでしょう。

米国防長官がロシアに対するサイバー活動の停止を命令、関係正常化実現なるか
2025年3月1日, 13:23 (更新: 2025年3月1日, 15:44)
https://sputniknews.jp/20250301/19614521.html

アメリカのためのロシアに対する情報取集活動以外の、対ロシア・サイバー活動の停止を命令しました。
アメリカ経由のロシア情報は、ウクライナには提供されなくなります。

米民主党とヨーロッパだけで、これまでアメリカが行ってきたウクライナ支援をすることは物理的に不可能です。
アメリカ政府が全面的にキエフ政府を支援してきたから、ロシアとの闘いが可能でした。
米民主党に嗾けられてトランプ政権の和平の枠組みを拒否したゼレンスキーは、追放するようアメリカ政府からゼレンスキー・一派以外のウクライナの上層部に伝えられると思います。
ウクライナ側がやらなければ、アメリカはウクライナ支援を全部止めるでしょう。
そうなればウクライナは、短期間で敗戦に至ります。
自分の死刑宣告を自分でしたようなものです。

【ゼレンスキーに栄光あれ!】

 

★「ウクライナ万歳!」の日本のメデイアが、ゼレンスキー退陣要求を報道するようでは❓
何しろ米民主党寄りのCNNの報道です。
時事通信
2025年03月03日05時07分
ウクライナ「領土で譲歩必要」 ゼレンスキー氏交代示唆し圧力―米高官
https://www.jiji.com/jc/article?k=2025030300105&g=int
(引用)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ウォルツ米大統領補佐官(国家安全保障担当)は2日、CNNテレビに出演し・・・
ウォルツ氏はまた、「戦争を終えるため、米国と、ゆくゆくはロシアと交渉できる指導者が要る」と述べた上で、「(ウクライナの)ゼレンスキー大統領の個人的、政治的目標が戦闘終了にないなら、われわれは真の問題を抱えている」と指摘。ゼレンスキー氏が態度を変えなければ、交代を求めていく可能性を示唆した。
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NBCテレビに出演したジョンソン下院議長(共和)も、ゼレンスキー氏が「正気を取り戻し、感謝の気持ちを持って(米国との)交渉に戻るか、別の指導者がそうする必要がある」と圧力をかけた。

(引用終わり)

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要はトランプ政権と米下院共和党は、ゼレンスキーの退陣と代わりの「まとも」な代表者を要求しています。
これが、トランプ政権の「ゼレンスキー乱心」に対する「一発回答!」です。

産経新聞
2025/3/3 06:41
「態度改善か大統領辞任を」ゼレンスキー氏を米下院議長が批判 ウクライナに圧力
https://www.sankei.com/article/20250303-3E5IQ77XGRJXHGQIFWCCWYH7ZU/

 


※関連日記目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑧
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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