「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカ北西部沖でM9.0の地震と大津波の可能性がある?<2024.06.17

2024-06-18 20:12:30 | アメリカ合衆国

米北西部でM9.0の地震と大津波の可能性、未曽有の災害に備えなし
2024.06.17 Mon posted at 14:34 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35220223.html

アメリカは地震がない国じゃない?
と私など先入観があります。
実際、アメリカの学者すら30~40年前まで知らなかったようです。
『しかし今では「カスケード沈み込み帯」と呼ばれる全長約1100キロの断層が、北カリフォルニアの約160キロ沖合からカナダ南西部のバンクーバー島北部まで伸びていることが判明。この断層は、まさに2011年の日本で起きたようなマグニチュード(M)9.0の地震と大津波を引き起こす可能性がある。』

研究の結果、このようなことが判明しました。
これは日本でも同じで東日本大震災は、1000年に1度の大地震と考えられていました。実際には500年~600年の周期性のある可能性が報告されたのが、前年のことでした。地震の頻発する日本ですら、こんな状況ですから、アメリカ人には青天の霹靂だったと思います。

『 ワシントン地質調査所のコリーナ・アレン氏によると、05年より前の建築物は、カスケード地震が引き起こす長く強い揺れに耐えられる設計にはなっていない。津波を想定した建築基準が制定されたのは16年だった。
 「津波が到達し得る場所には橋やビル、病院、学校などあらゆるインフラがある。そうした施設が地震と続く津波を生き延びることはできない」(アレン氏)』

と言う、超お寒い!状況です。

500年程度の周期性が予測されていますが、次がいつなのかは不明なようです。記録が文書で残っていないので、記録を調べてサイクルを調べることが難しいのでしょうね?

アメリカ北西部の海岸に近いところに住んでいる人は、いつ来るのか分からない巨大津波に備えたほうが無難なようです。

東日本大震災を見ても分かりますが、海溝型地震で大きな被害が出るのは主に津波災害です。
アメリカ人の無事を陰ながら祈っています。


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