「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(オリンピック)フランスの獲らぬ狸の皮算用の結果は❓<2024.07.16

2024-07-16 22:50:36 | ヨーロッパ

2024/06/30
パリオリンピックの思わぬ影響 住民のパリ脱出と観光客減少
https://www.newsweekjapan.jp/worldvoice/rikamama/2024/06/post-68.php

『今年はパリでオリンピック開催!という今年の初めに、マクロン大統領は、今年はフランスの年間観光客1億人を目指すと豪語していましたが、・・・』

関係者全員が鼻息荒く「荒稼ぎ」を目論んだようです。

「パリ近郊のホテルの価格が爆上がりし、平均通常の6倍以上になっているなど・・」
「パリ観光局等のメスが入り、あまりの法外な値上げを取り締まったりもしていましたが、酷いところでは、パリ15区のホテルで通常一泊90ユーロ程度の料金のホテルが1,363ユーロに値上げしているホテルなどもあった・・・」
「パリの交通機関などもオリンピックの少し前の7月20日から9月8日までの間は、メトロ・バスのチケットなども1枚 2.15ユーロから4ユーロ、10枚綴りのカルネで17.35ユーロから32ユーロへと大幅値上げと、かなりえげつない値上げです」
「それに加えてエッフェル塔などの入場料なども便乗値上げともとれる大幅な値上げをしています」

これらは、おそらく一例で何から何まで便乗値上げに走ったのだろうと思います。

実際どうなのか❓
パリ住民は例年以上に夏のバカンスに積極的に出かけるようです。
「コートダジュールやコルシカ島などの予約状況をみると、昨年に比べて、それぞれ11.3%、7.7%も増加しており、・・・」

毎年、その代わりに夏のパリを訪れるお得意さん(固定客の観光客)は、混雑が予想されるパリを避けているようです。
「これまでの調査、そして7月・8月の航空券やホテルの予約状況を見ると、思っていたほどには、増加せず、・・・」

※そしてこの記事にはありませんが、五輪目当ての近隣諸国の客は、余りの宿泊費の高騰ぶりに辟易して・・・
宿泊なしの日帰りや弾丸ツアーを選ぶ人が多いようです。
宿泊費の高騰して普通の人には、宿泊は無理なんですね❓
だから、「来た見た帰った」になりそうです。

そしてテロは心配されていますから、テロを危惧してパスする人も結構いると思います。

議会選挙を見ても政治的混乱の極みにあります。
政治の方は、「好きにしてよ!」状態だと思います。

こんな状況で当初の目論見通りの収益が上がるかどうかは、相当微妙だと思います。
これで本当にテロが起これば、目も当てられません。
「やっぱ、止めよ・・・」と考える人は、やっぱり来ないでしょうね。

と言うわけで、どうなるんでしょうね❓
選手だって心配です。
パリの暑い盛りに競技をするわけですから、熱中症でぶっ倒れる選手が出るかもしれません。
『中国の17歳バドミントン有望選手が国際大会の試合中に死亡 救命処置に疑問の声』
2024年07月03日17時30分配信
https://www.jiji.com/jc/article?k=3527359&g=cgtn

更には選手村には、クーラーはなく自然冷房なんだそうです。だから国によっては自前で持ち込むそうです。

何から何まで心配の種の尽きないパリ五輪です。
これ、行きたいと思いますか❓


※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d



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