「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

進化するドローン>カジャン&バンパイアの威力<ウクライナ紛争2023年10月

2023-10-10 19:25:37 | ウクライナ紛争

2023.10.07
ウクライナ軍の「吸血鬼」ドローン、その必殺兵器は対戦車地雷
https://forbesjapan.com/articles/detail/66514

見ていると1か月単位でドローンが進化しています。試験的に使われていた地雷爆弾が兵器として使用されているようです。
航空戦力で劣勢のウクライナ軍は、戦闘機やヘリコの攻撃は出来ません。攻撃されるのみです。
そこで以前は、小型のドローンで細々反撃していたのですが?
輸入部品で作るヘクサコプター(回転翼が6つのドローン)とオクトコプター(同8つのドローン)を製作し始めました。それが、「カジャン(コウモリの意味)」と「バンパイア(吸血鬼)」です。
現在の「バンパイア」の能力が?
15kgの積載物なら約6.5km、10kgの積載物なら約9.5km航続出来る
E620カジャンは?
近距離攻撃用に爆弾を最大20kg運ぶことが可能

どちらも夜間攻撃で使用されます。
そこで使用される爆弾が、地雷爆弾です。
ロシア謹製の重さ11kgのTM-62対戦車地雷を信管を取り付けて投下爆弾にして爆撃しているようです。何しろ戦車を破壊するための地雷ですから強力です。
他には重さ3kgの迫撃砲弾も使うようです。
どちらも精密誘導ではなく、目視による投下ですので外れる場合もありますが命中する場合もあります。

地雷の場合はそこら辺を掘れば無数に埋まっています。
そこに即席信管を取り付けると、あっと言う間に地雷爆弾が出来上がります。費用ほぼ無料の爆弾の材料が無数にあるというわけで、突破困難な地雷原は段々無限の爆弾供給庫になりつつあるようです。

ドローンは、何回でも使えますから爆弾無料ならコスパ抜群の兵器になります。

11kgの地雷爆弾は、掩蔽壕(えんぺいごう)やコンクリート製の砲床といったより手強い目標に対しても有効です。ロシア兵は夜、掩蔽壕で寝ていても安全ではないわけです。地雷爆弾が命中すれば、運が良ければ埋まって・運が悪ければ酷いことになります。
どっちになるかは、運次第ですね?

もちろん戦車や装甲車など、あるいは大砲はもっと小型の迫撃砲弾や擲弾の餌食にされます。

戦闘機や武装ヘリコなどがないので、このように入手可能な部品を使って次々とドローンの技術革新を行い、より有効なドローンが月単位で開発されて実戦に投入されているようです。
大体、記事を読んでいると2か月前には無かったドローンが登場してきます。

冬は寒いですしホフク前進は、嫌ですよね?
もうすぐ、地面もぬかるむし?
ウクライナ兵が突撃する代わりにドローンが夜にロシア軍を爆撃する計画なのでしょうね?

今、ウクライナ軍は砲弾も不足気味なんだそうです。
11kgの地雷爆弾は、その代わりとしては十分な効果があります。砲弾不足も少しは、カバーできて良かったですね?
11kgの対戦車地雷は、かなり強力ですよ!

そういうのが夜ごと、空から降ってくるロシア軍?
冬の戦いは、結構大変そうですね・・・

無ければ無いで、なんとかされてしまうのが戦争です。ロシア軍は、地雷爆弾の材料を無限に提供してしまったのが命取りになるかもしれません。

ウクライナ軍のドローン部隊は、もう2万人のオぺレーターを配備していると思います。「カジャン」や「バンパイア」の数が増えるほど、夜ロシア軍に降ってくる地雷爆弾も増えると言うわけです。

兵器や砲弾の不足は、大分補えるかもしれません・・
速く戦争を終わらせるために、無限にある地雷爆弾を沢山投下してほしいと思います。そうするでしょうけれど・・

ウクライナ人道危機救援金 - 日本赤十字社
https://www.jrc.or.jp/contribute/help/ukraine/



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。