「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

南ドネツク戦線>ヴフレダルVuhledarで市街戦が始まっている模様<ウクライナ紛争2024/09/25

2024-09-25 15:10:02 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

Hara Blog
2024年09月25日04:55
ウグレダール方面9月24日21時現在の状況 ウクライナ軍の作戦危機の悪化とウグレダールへの攻撃
https://hara.livedoor.biz/archives/52341529.html

Hara Blogはロシア側軍事ブロガーの記事を元に書かれています。だから確度の高い情報ではありません。
記事によるとヴフレダルVuhledar市街の東側の一角にロシア軍が取り付いているようです。
『かつてのパン屋とポンプ場建物の地区を占領した。』
と具体的に建物名が指摘され、映像もあるようですから多分、一時的かもしれませんが現在は、そうなっているのだろうと思います。

『ドネツク南部戦線は、ロシア軍がウクライナ軍の防衛ラインを突破<ウクライナ紛争2024/09/24』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/8732f1f9ff855fa31b8bd94f2c85f0ca
『南ドネツク戦線>ロシア軍がヴフレダルVuhledarの三方向包囲を完成<ウクライナ紛争2024/09/23』
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/dd9f5cc4179534d03d32cac73415253b


既にヴフレダルVuhledarは、南・東・西の三方向から大雑把に包囲されています。補給路も迫撃砲の砲撃範囲に入っているので補給は、困難と言うより不可能に近いと思います。
そのため既にウクライナ軍は撤退作戦を行っている可能性があります。
補給を失い包囲されて全滅するより撤退を選択すると思います。現地の指揮官が、まともであるならです。

やたら炭鉱の話が出てくるのは、元々ヴフレダルVuhledarが炭鉱の町だからです。炭鉱労働者のために作られた町です。

ウクライナ軍の撤退が始まっているから、ロシア軍も市街地への攻撃を行っているのではないか・と思います。

この情報が事実かどうかは、確認されるまでもうしばらく時間がかかります。
個人的には、これまでの流れを考えると事実だと思います。

ついに南東ドネツクを守ってきた難攻不落の要塞も最後を迎えたのかもしれません。
増援部隊が送られず、補給も困難になり周辺の拠点も次々ロシア軍が制圧すれば、防衛するのは不可能です。

本当にクルスク侵攻作戦は、中部ドネツクと南ドネツクのウクライナ軍の敗北を早めました。
どちらも適切な増援部隊の応援があれば、まだまだ戦えたと思います。実際、クルスクには分かっているだけで8個旅団は投入されています。もっと多いかもしれません。
その部隊を中部ドネツクと南ドネツクの応援に派遣すれば、ロシア軍がこうも易々と攻撃することは出来なかったと思います。

現地で戦っているウクライナ軍の将兵は気の毒である・としか言いようがありません。
自分たちの保身しか考えないキエフ政府と参謀本部に見殺しにされました。

※追記、ロイターが速報するようでは事実のようです。
『ウクライナ東部の要塞都市(ブフレダル)、ロシア軍が攻撃開始』
By ロイター編集
2024年9月25日午後 1:17 GMT+931分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/AUFSIBA34VNQBLR575SPX7FYOI-2024-09-25/

※関連日記

ウクライナ軍のクルスク侵攻作戦とロシア軍のハルキウ北部侵攻の関係<ウクライナ紛争2024/09/25
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/7dd4c1e6de9ff4fbdcdfab885d8d0efc


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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