「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

中国人民解放軍のジブチ基地での活動と欧米のダブル・スタンダード<2023年9月

2023-10-01 10:00:33 | 中国と東アジア

ジブチ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%81

中国人民解放軍ジブチ駐留保障基地、平和・協力・友情のために尽力
2023年9月27日 8:22 発信地:その他 [ 中国 中国・台湾 ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3483182

最近、ニュースを見ていると欧米のダブル・スタンダードが鼻につくことが多いです。

中国と言うと一定のイメージがあります。
中には、「何でも中国が悪い」と言う人までいます。
私も個人的に中国が嫌いな部分もあります。

近年は、中国が太平洋地域で存在感を増しておりアメリカと摩擦を引き起こすことも多くなりました。安倍元総理は「開かれたインド・太平洋」と言う概念を提唱して「クアッド」の枠組みが作られました。ヨーロッパのNATOの有力国の戦闘機や艦船が日本に来ることも増えました。

それで、いいのかな?と思う部分もあります。
ロシアが侵略主義的な軍国主義国家であることが判明しました。考えなくても日本と国境を接しています。日本にとって現在、最大の仮想敵国です。

で、あるのに中国批判は結構熱心ですが、ロシア批判の声は随分小さいように思います。ロシアが怖いから陰でボソっと言うぐらいで胡麻化しているんでしょうか?

よ~く考えなくても、現在・中国よりロシアの方がはるかに危険です。
国民の弾圧具合を見てもロシアの方がひどいですネ?
中国人民は、結構政府に逆らっています。
やりすぎると警察に逮捕されたりしていますけれど・・
ロシアの場合は、反政府的な国民は即逮捕・投獄です。
ひどい時には、ロシア名物の事故死が待っています。

軍国主義独裁政権は、話し合いの余地はありません。
危険度の度合いが、全然違います。
そこら辺を、考え直すべきかもしれません。

記事を読むと、なるほどな?と中国人民解放軍が現地で受け入れられている理由が分かります。これなら現地の人々は、感謝してくれるでしょうね。
在日米軍との違いは、明らかです。
韓国の人達も結構、在韓米軍を嫌いますね?

欧米の色眼鏡を通して見ると、本当はそれほど悪くないのに極悪に見えてしまうことが沢山あることに最近、イヤになるぐらい気が付きました。

第三者的な視点で見るとダブル・スタンダードが鼻につきますし、「嘘コケ!」と思うことも多いです。

アメリカのアフガン戦争からイラク戦争、そしてリビアやシリアに対する内政干渉。欧米諸国は、随分掟破りをやりました。
フランスの旧植民地国家に対する「何だか後ろ暗いところがあるんじゃないのか?」と疑われるような怪しげな振る舞い。
ロシアは、大っぴらにヨーロッパの田舎で乱暴を働いているから、これは誰が見ても悪いです。極悪と言っていいでしょう。

しかし?
その近所で30年以上も乱暴を働いてきたアルメニアは、なぜか放置されてきました。それどころかアルメニアの味方をしているようです。
おかしくないのか?

「自由主義とか民主主義」とか言いながら、結構乱暴や横暴を働くケースが多いです。

だからウクライナ紛争においても、ウクライナに意外に欧米以外の国々から支持がありません。
「どっちでもいいや・・・」
「関係ないから勝手にしたら・・・」
的な国も結構あります。

その理由を考えてみるべきでしょうね。
結論は、ダブル・スタンダードを都合により持ち出すから信頼されないし支持されないのだろうと思います。

時には、「きれい事」を声高に言い・・・
時には、隠れて「小汚いこと」をやっている・・・

『隠れて「小汚いこと」をやっている・・』の被害を経験した国は、白けるのは間違いありません。

中国やロシアが、正しいとは言っていません。
しかし、何でも欧米の言っている通りでもないと思います。

アメリカの「グローバリズム」など経済力により侵略そのものだと解釈している国も結構あります。

今はやりの「ジェンダー」
法律で禁止している国も結構あります。
そのような状況の中で、「ジェンダー絶対正義」的な事を言うだけならともかく、他国に対する強制的な態度は高圧的で良くないんでないでしょうか?

ウクライナ紛争についても、結局ヨーロッパ以外の国々にとっては、ヨーロッパのもめごとにすぎません。それほど悪いのならNATOが介入して片を付ければ、いいことでしょう?
セルビアの時みたいに。そう思うでしょう?
核兵器を持っている国々の責任だと思います。

※必要なら認めるのかな?
米、太平洋の島嶼国2カ国を初めて国家承認 中国への対抗見据え
2023.09.28 Thu posted at 17:35 JST
https://www.cnn.co.jp/usa/35209665.html

※難民問題を考えてみます。
ウクライナ難民も多数発生しました。しかし、欧米を中心に普通に比べると手厚い支援があります。

シリア難民は、シリア周辺諸国に避難しています。一番多いのは、トルコ(約180万人)でしょう。国内難民を含めると1100万人以上と言われています。

最近では、スーダンでも100万人単位の難民が国外に避難しています。

ロシアとのアフガン戦争では、イランとパキスタンに最大600万人以上の難民がいました。
現在でもパキスタンに150万人、イランに不法入国まで含めると250万人以上の難民がいると言われています。

ウクライナ難民以外の難民に、ウクライナ難民以上の支援を欧米諸国は、したでしょうか?
ウクライナ難民以外の難民を支援してきたのは、周辺諸国がほぼ自前でしてきたと思います。

これらを見ると、ダブル・スタンダードの意味が理解できると思います。

欧米から批判されているイランは、今でも250万人以上の難民の国内滞在を摘発したりは、しません。許可はしないかもしれませんが、黙認しています。イランは、難民問題では地域に大きな貢献をしていると言えます。

大きな疑問を持たざるを得ません。



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