サウジがウクライナ巡る会合を8月に主催、最大30カ国参加へ-報道
Alan Goldstein
2023年7月30日 9:06 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-07-30/RYKZZ7DWRGG001
ワールド
2023年8月5日12:27 午前1日前更新
中国、サウジでウクライナ協議に出席へ ロシア不参加
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-saudi-talks-idJPKBN2ZF1AJ
主な参加国は、英国と南アフリカ共和国、ポーランド、欧州連合(EU)など
ウクライナとその主要支援国、インドやブラジルを含む新興国
約40か国に参加国が増えたようです。
ロシアは招待されていません。
ここに中国が李輝ユーラシア事務特別代表を派遣すると発表しました。
サウジアラビアが主導して開催される今回の会合には、主だった国々がほぼ全部参加することになります。動向が不明だった中国が参加することにより、欧米諸国とインド・中国・南アフリカ・ブラジル・他新興国などフルメンバーになりました。
しかもロシア抜きです。
つまり今回の戦争の犯人であるロシアは除外してそれ以外の主要国と新興国の有志が集まって協議する形になりました。事実上の欠席裁判と言えます。
今回の協議でどのような事がまとまるのか?あるいはまとまらないのか?は、不明です。
しかし、話し合われる内容は停戦条件のたたき台には、なると思います。ロシアは、ああいえばこういう式に言い逃れを繰り返し自分を正当化してきました。
呼んだところで言い逃れをして胡麻化そうとするに決まっているから、除外されたのだと思います。
冗談は止めて真剣に話し合いを持とうというのが、今回の協議の趣旨でしょう。
ウクライナの大統領外交顧問を務めるゾフクバ氏
「今回の交渉の主目的の1つは最終的に10項目の内容について共通認識を固めることだ」
何が決まるか決まらないかは、別の問題としてウクライナが提案している「10項目の内容」について、掘り下げた議論がなされると思います。それについて合意が広がって行けば、それが停戦のベースになると思います。
今ロシアが提案しているのは、占領地のロシアの支配権を認めるなら停戦交渉に応じても良いと言っています。ロシアの切り取り強盗を認めろと言っています。
おそらくロシアの言い分は、通らないと思います。