「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

南カリフォルニア巨大地震のリスク<2024/10/17

2025-01-10 20:50:35 | アメリカ合衆国

CNN
https://www.cnn.co/jp
2024.10.17
『南カルフォルニアで相次ぐ揺れ、巨大地震は来るのか』

https://www.cnn.co.jp/fringe/35225042.html

8月中句 パサデナでマグニチュード4・4の地震
9月中句 マリブ付近でマグニチュード4・7の地震

南カルフォルニアには活断層が多数存在する。
最大の活断層は、サンガブリエル山脈に沿ったシェラマドレ断層。
大都市圏を襲った直下型地震
1994年ノースリッジ地震(M6・7)
その前が1930年代

能登半島大地震を見てもかなり大型の前震が前年に群発して、翌年正月に本震が起きました。
専門家でない人も大地震が起きるのではないか・と危惧していた後に本震が起きています。
気象庁は、その注意を呼びかけもしませんでした。

陸上の断層型大地震では・・・
トルコ・シリア大地震 2023年2月6日
震源の深さ 8・6~17・9km
マグニチュード 7~7・8
巨大断層の東アナトリア断層沿いで起きました。
断層地震とプレート地震の複合型地震です。


南カルフォルニアの場合は周期性は不明ですが、その前が約60年間隔です。
それを考えると1994+60なら2054年が該当します。
しかし、余り地震の研究がされていない地域ですからこれは当然不正確です。
もっと遅いかもしれませんし早いかもしれません。

しかし活断層が無数にあり巨大活断層があれば、やがては巨大地震(M6~7クラス)が将来発生するのは、ほぼ確実と言えます。

カリフォルニア西部には、太平洋プレートとカリブプレートの境界線にあります。
太平洋プレートが沈み込み、浮き上がって陸になっているのがカリブプレートの上にあるカリフォルニア州です。
もろに大型のプレートがせめぎ合っている境界線上に位置しています。
太平洋プレートの反対側で起きたのが、東日本大震災です。

だから歪みエネルギーが貯めこまれカリブプレートが耐えきれなくなったときにプレート型地震が起きる可能性もあります。

記事で言っているのは、断層型地震です。
プレート型地震については、アメリカはほとんど研究していないと思います。
東北沖のプレート型の巨大地震は、約600年サイクルと推定されたのは、東日本大震災の前の年です。

500年程度のサイクルでプレート型地震が発生しているとすれば、日本の反対側のカリフォルニアも、そろそろ警戒するべき時期に入っていると考えられます。

これに関しても記事がありました。
過去日記のどれかに書いています。

今、カリフォルニア方面には断層型大地震とプレート型大地震の二つの巨大地震のリスクが、あることになります。

もちろん被害は、プレート型大地震の方が大きいです。
沿岸部の広い地域を津波が襲うからです。
おそらくアメリカ西海岸の人々は、ほぼ無警戒だと思います。


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