(1)ロシア軍に北朝鮮製の対戦車ミサイル車両が出現か 兵器供与拡大の可能性
https://forbesjapan.com/articles/detail/72807
どうやら北朝鮮製の装輪式対戦車ミサイルの発射車両がロシアに供与されているようです。(米韓のコードネーム・M-2018)
WARNEWS247の記事にもありました。
ハリコフ州の外からハリコフ北部の戦場にミサイルを撃ち込むのに活用しているようです。
ロシア軍も開戦以降、相当大量の兵器を破壊されていますから、このような兵器は役に立つのかもしれません。
やや微妙な問題もありますのでロシアの領土で活用しているのかもしれません。
問題は北朝鮮には戦車や戦闘用車両に装甲車、多連装ミサイル発射システムなどが、大量に備蓄されていることです。
北朝鮮が単に砲弾やミサイルの供与だけでなく、これらの兵器の供与にまで踏み切れば、兵器面でロシア軍を大きく強化すると思います。
北朝鮮の兵器は新しくはありませんが、それより古い兵器までロシア軍は倉庫の奥から引っ張り出して戦場に送り出しています。
もし、北朝鮮がそうするのなら、又ウクライナ軍の悩みの種が増えることになります。
供給できる分量が圧倒的に多いです。
(2)ウクライナの外国人傭兵
特に多いのは、ジョージアやベラルーシです。
他の国からもぱらぱらと義勇兵のかたちで入り込んでいました。
今回話題になっているウクライナの外国人傭兵はハリコフ州北部にいる傭兵です。
今年6月にハリコフ州北部で戦端が開かれてから、この方面でのロシア国防省が取り上げる外国人傭兵の話題が急増しました。
噂されているのは、米国、英国、ポーランド、フランスなどから来ている傭兵です。実際に戦闘に参加している傭兵もいるでしょうし、西側の兵器を活用する指導教官や操作員として来ているケースもあると思います。
西側の兵器が多くなってしまうとウクライナ兵だけでは操作できない場合もあります。訓練を受けたウクライナ兵が戦死するなどで少ないと西側の兵器があっても攻撃に使えません。
このような事情で傭兵が急増したようです。
しかしハリコフ州北部に集中しているので、かなりロシア軍からミサイル攻撃を受けているようです。
7月になると少なくなりましたが、6月はロシア国防省の発表には、外国人傭兵に関する戦果発表がやたら多かったです。
だから実際には6月ごろから米国、英国、ポーランド、フランスなどは傭兵と言う形で実際には派兵に踏み切っていたと思います。
退役軍人か現役を除隊させて個人の資格で送り込んだのであろうと思います。
こうやって傭兵にして少数(と言っても100人の単位だと思います)を送り込んでいるうちは、ロシアも黙認するかもしれません。
しかし数が増えてくれば❓
そうです。
北朝鮮の兵器を大っぴらに導入する口実になると思います。
西側を見ていると常に自分たちの希望的観測にすがり自分たちの都合のよいようにしか考えません。
開戦当初から2022年終わりごろまで西側が主張してきた「希望的観測」は、全て外れました。
今もその傾向は、同じです。
「希望的観測」は常に外れて、西側とウクライナにとって悪い方に状況が変化してきました。
ここで西側が隠れ派兵の人数を増やせば、ロシアは確実に北朝鮮製の武器の大々的な導入に踏み切ると思います。
個別の兵器の共同研究と開発をしているくらいです。
つまり北朝鮮は、ロシアの武器庫になりつつあります。
ロシアの武器の備蓄や製造能力だけ計算していると、飛んでもない計算違いをすることになります。
見ていると本当に不思議ですが、西側は自分たちはウクライナにドッサリ!武器を供与しているのに北朝鮮がロシアに武器を供与することは、無いかのように考えています。
北朝鮮とロシアが事実上の軍事同盟関係を締結したことを忘れているんじゃないのか❓
親方NATOがこんな調子では、ウクライナの調子が良くなることは無理でしょうね❓
※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑤
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27