「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

大戦のリスクが高まるウクライナ紛争<2024.05.10

2024-05-10 22:40:37 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ロシア、英軍施設への反撃警告 ウクライナ支援巡る英外相発言で
By ロイター編集
2024年5月7日午前 1:06 GMT+99分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/MOXJF3BAKBOYBMEEXWS6V7YTBE-2024-05-06/
②英外相、ウクライナ訪問 「必要な限り」支援継続を確約
By Max Hunder
2024年5月3日午前 6:54 GMT+94日前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/DO4XGZYUWVLIBO7SYWA2D4S4HE-2024-05-02/

英国のキャメロン外相の発言の一部
『キーウ(キエフ)でロイターのインタビューに応じ、ウクライナにはロシア国内の標的を攻撃するために英国が提供した兵器を使用する権利があり、そうするかどうかはウクライナ次第だと述べた。』

これまで西側は、ウクライナに長距離兵器を供与する条件にロシア領の攻撃に使用しないことを義務付けていました。
これは、NATOとロシアの直接戦争を避けるためです。

キャメロン外相の発言は、「ロシアとの戦争もやむを得ない」と言っているのと同じです。
イギリスは、これまでも度々ウクライナをロシアにけしかけており、今回の発言もその流れに沿ったものです。
ただし、イギリスのミサイルのロシア領攻撃容認は一線を越えたものです。

フランスのマクロンもやる気はないくせに国民向けのスタンドプレーをしています。
『焦点:仏大統領のウクライナ派兵巡る発言、NATO諸国に大きな波紋』
By John Irish、 Michel Rose、 Andrew Gray
2024年2月28日午後 5:59 GMT+92ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/3B73ZDQRQBOAXAL5FQNXWI527E-2024-02-28/

その後❓
『フランス、ロシア大統領就任式に出席 非難の応酬のさなか』
2024年5月8日 13:03 発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3518371

ブチ切れロシアのご機嫌取りをしています。
フランスの5枚舌外交の面目躍如です。
フランスの舌は、最低5枚はあります。
このような事情がある中、キャメロン外相が上記の発言をしました。
イギリスは、完全に確信犯です。
ウクライナ紛争の拡大を意図していると疑われても仕方ないでしょう❓

ブチ切れロシア・・・
『ロシア、英軍施設への反撃警告 ウクライナ支援巡る英外相発言で』
By ロイター編集
2024年5月7日午前 1:06 GMT+99分前更新
https://jp.reuters.com/world/ukraine/MOXJF3BAKBOYBMEEXWS6V7YTBE-2024-05-06/

ダメ押しで・・・
『プーチン氏、戦術核演習を指示 西側の地上部隊派遣発言への対応』
2024年5月6日 19:09 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3518042

もしウクライナがイギリスのミサイルをロシア領に撃ち込めば、ロシアもイギリスに対して何らかの行動を起こすと思います。

さすがにイギリス領にはしないでしょうが、ポーランドにある西側の武器集積所などはターゲットになるかもしれません。

こうなればNATOとロシアの直接紛争に発展します。
ウクライナが喉から手が出るほど、望んでいることです。
NATO軍の介入しかウクライナが勝つ方法はありません。

ゼレンスキーは、2022年にも危険なことをしました。
2022.11.19
ミサイル問題、ゼレンスキーはNATO加盟国を第三次大戦に引きずりこもうとした
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/missile-problem-zelensky-tried-to-drag-nato-countries-into-ww3/
2022.11.17
NATO加盟国の外交官、ウクライナは公然と嘘をついて我々との信頼関係を破壊した
https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/nato-diplomat-ukraine-lied-openly-to-destroy-trust-with-us/

ウクライナの迎撃ミサイルが軌道をそれてポーランド領の着弾しポーランド農民が死亡しました。
これをロシアのミサイルだと騒ぎ立て、NATOが介入するべきだ!と主張しました。

この時は、アメリカもヨーロッパもウクライナを非難してロシアとNATOの直性対決は回避されました。

しかし、ロシアがイギリスに直接何らかのアクションを起こせば、今度は止まらないかもしれません。
ゼレンスキーの意をくんでイギリスのキャメロン外相は②の発言をしたことになります。

ヨーロッパの国のどこかが紛争を拡大させる方向に持っていこうとします。
ヨーロッパ大戦を起こしても構わないと考えている政治家が一部いるのでしょうね❓
イギリス保守党も総選挙で労働党に大敗する見込みです。
政権を失う前に戦争を大きくして、「労働党が抜けられないようにしておこう」とこのような魂胆があるかもしれません。
何しろ、この戦争の初期で停戦が成立しそうになった時、キエフに直接乗り込んで停戦の話をぶち壊して戦争を激化させたのは、当時の首相のボリス・ジョンソンです。
とにかくイギリスは、戦争を激化させ煽りまくります。

非常に危いと思います。


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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