「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

欧州サッカー>日本人選手の去就<2023年8月

2023-08-05 19:54:10 | スポーツ

さて、欧州サッカーも間もなく開幕します。
(1)新チームに移籍が決まったのが、FW上田綺世選手。
昨シーズンは、ベルギーのセルクル・ブリュージュで活躍して22得点を叩き出しました。
オランダ1部リーグのフェイエノールトからオファーが来て移籍が決まりました。
5年契約で、クラブ史上最高額の移籍金1000万ユーロ(約15億円)+出来高と言う内容で、フェイエノールトの評価は高いです。それは5年契約にも表れています。
その前に鹿島から移籍金130万ユーロ(当時約1億8200万円)でセルクル・ブリュージュが獲得しました。
たった1年でクラブに10倍近い利益をもたらしました。
こんな例は、アーセナルの冨安健洋選手以来です。

フェイエノールトは昨シーズン、リーグ優勝しており今シーズンはチャンピオンズリーグに出場します。欧州に行って2年目でチャンピオンズリーグ出場の、ビッグチャンスが巡ってきました。新チームでレギュラー争いに勝って大きな舞台で活躍してほしいと思います。

(2)ブンデス・シュツットガルトの日本代表DF伊藤洋輝
オランダ1部アヤックスが移籍金1200万ユーロ(約18億円)オファーが提示したところ、シュツットガルト側が拒否しました。
「テレグラフ紙は伊藤の市場価値を1600万ユーロ(約24億円)と見積もっている」
オランダリーグは、あまり予算がないのかもしれませんが大分、金額が低すぎてあっさりシュツットガルトが断りました。6億円差があれば、無理だと思います。

(3)鎌田大地(26)
ACミランの話が流れて移籍先が決まりませんでしたが、セリエのラツィオがオファーを出したようです。金額的には、それほど違わないと思います。ラツイオはリーグ2位でチャンピオンズリーグ出場も決まっています。むしろチームとしては、ACミランよりラツィオの方が強いですからこっちの方が、いいと思います。鎌田大地選手の実力があれば、どこのチームに行ってもレギュラーにはなれると思います。地味だけどヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグの大舞台には、めっぽう強いですから活躍してくれると思います。

(4)モナコMF南野拓実(28)
南野拓実選手は不運に泣かされましたね。
本来ならどんどん成長するべき時をリバプールのベンチで過ごしました。
2021~2022シーズンは、ほとんど出番がなくカップ戦要員でしたが20試合に出場して10得点しています。
クロップ監督に泣かされました。選手をたくさんかき集めて11人で固定してしまうから、それ以外の選手は全員ベンチ要員になります。

昨シーズンは、モナコに移籍しましたが不本意な一年でした。
今年モナコの新監督にオーストリア人のアドルフ・ヒュッターが就任しました。フランクフルトの監督をしていた時代もあります。
ザルツブルクで2014─15シーズンにリーグとカップの国内2冠を達成しました。
その時?
「ザルツブルクではC大阪加入直後で当時19歳だった南野を指導し、半年間でリーグ戦14試合に起用していた。」

そうです。南野君が最初にヨーロッパに移籍して指導してくれた監督が、ヒュッター監督です。ヒュッター監督も南野君もそれぞれ違う道を歩いて、また同じチームで監督と選手として再会しました。多分、南野君を一番理解している監督だと思います。

これを良いきっかけにして南野君には輝きを取り戻して欲しいと思います。まだ29歳、老け込む歳ではありません。自分を評価してくれる監督のいるチームに行くか、行かないかは大差です。その意味で本当に監督に恵まれなかったと思います。香川真司の事を思い出します。



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