「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

日本⇒サッカー、イギリス⇒フットボール、どうして?

2023-09-12 17:38:11 | サッカー

2022 年 12 月 1 日公開
なぜ日本は「サッカー」と呼ぶの?世界の約9割は「フットボール」
https://b-rise.jp/articles/medicalsports2022120115/

サッカーの本場イギリスでは、サッカーをフットボールと呼ぶらしい?こう知ると、「どうして?」と思いますよね・・・
ネット時代は、すぐ調べられます。検索すると一発回答!便利ですね?

サッカーの起源は、今となっては良く分かりません。競技として定着したのが、イギリスのようです。
イギリスで1863年に競技のルールを統一化するために協会(Association)が設立され、その協会が定めたルールのフットボールを、「Association Football(アソシエーション・フットボール)」と呼ぶようになりました。
ここでフットボールが正式名称として定着しました。それが世界に広がって行ったので、ほとんどの国では「フットボール」と呼ばれます。

ところが?
カナダやオーストラリアでは、フットボールと呼ばれる競技がそれ以前から存在していたために、イギリス式フットボールを区別するために「サッカー」と言う名称を考えたらしいです。

『その「Association football」から“soc”を抜きだし、人を表す“er”から出来た呼び方が「soccer(サッカー)」なのです。』

こうして同じ競技に二通りの呼び方が出来たようです。

※アメリカンフットボール
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB
起源1869年
最初にイギリス式フットボールがアメリカに紹介されたのが、1867年とされています。最初は、イギリス式をプレーしていたようです。
ところが、ここにラグビーの要素を取り入れる大学が造反してラグビールールの試合も行われました。その大学が、ハーバード大学です。
『他の相手を求めてカナダのモントリオールのマギル大学からの挑戦を受け、1874年5月14日、ラグビールールの試合を行った』

これが、最初のアメフトの試合と言うことになると思います。アメリカの大学では、これが段々人気になって・・・

『そしてその後も2校は、ラグビールールの下で、1874年から1875年にかけてシリーズ戦を行ったラグビータイプのゲームはまもなく他の学校にも流行り始め、その後十年以内にアメリカンフットボール特有のゲーム形式が発展して行った。そして19世紀後半以降、アメリカンフットボールは、大学のスポーツとして人気を博すことになる。 』

そして
『1876年、ラグビー選手として活躍していた、のちに「アメリカンフットボールの父」と呼ばれるイェール大学のウォルター・キャンプの呼びかけによりコネチカット州において会議が開かれ、基礎的なルールが決められた』

その後、ルールの改変を伴いながらアメリカではアメリカン・フットボールがスポーツとして発展していきました。イギリス式の方は、アメリカではさっぱり人気がなく最近までアメリカは、「サッカー不毛の地」と言われていました。

※実際には、アメリカではフットボールはアメリカンフットボールになって定着したために、アメフトとイギリス式を区別するために「サッカー」と言う呼称を作ったのではないかと思われます。
それが、アメリカからカナダ、オーストラリアやニュージーランドに伝わったのであろうと思います。アメフトが普及した国にサッカーと言う呼び方も一緒に伝わったのであろうと思います。

※日本にサッカーを伝えたのは、1873年の英国の海軍のダラス少佐らだとされています。

『その後、1878年には筑波大学の前身である体操伝習所が、「体育教員や指導者の養成」「日本の近代体育の推進」を目的として設立されました。そこでは体育教師としてアメリカ人が採用され授業が行われていました。』

どうやら、これが日本にサッカーの呼称が普及した理由のようです。サッカーをサッカーと呼ぶアメリカ人が日本の学生たちに教えたので、サッカーになったようです。そこで学んだ学生たちが卒業後、各地で体育教師としてサッカーを教えるようになりました。
最初の正式名称は、「ア式蹴球」です。「アソシエーション・フットボール」の和訳ですね?
しかし、略称としてアメリカ人の教師が使っていた「サッカー」が使われたのではないかと思います。

一方で、アメリカンフットボールも・・・
『日本では1917年に岡部平太がシカゴ大学で学び、1920年に帰国して学生にアメフトを教えたのが始まりとされています。』

つまり日本では、イギリス式フットボールとアメリカンフットボールがほぼ同時期に始まりました。
やはり、サッカーとアメフトで区別する方が分かりやすくて便利だったのが、サッカーの呼称が普及した理由ではないかと思われます。
こうして、世界では超マイナーな「サッカー」の呼称が日本では、一般的になったと思われます。アメリカでサッカーの呼称が普及したのと、ほぼ同じ理由です。サッカーを最初に学校で教えたのがアメリカ人だったので自然にそうなったのでしょうね。

サッカーに、サッカーとフットボールと二通りの呼称がある経緯が分かりましたね?

これくらい能書きを言うと?
見直されるかもしれません。
この能書きが、ネットだと?
10分で調べられます!
便利な世の中だこと!
(実際に30分くらいで調べて、日記を書きました。正確には調べながら日記を書きました。)



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。