「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

「小沢王国」岩手県の知事選や、いかに?<2023年9月

2023-09-03 16:31:22 | 日本の政治経済

小沢氏「王国」死守へ懸命 岩手知事選、影響力左右
2023年09月02日07時08分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023090101088&g=pol

『影響力も陰る一方で、勝敗によっては自身の政治生命に重大な影響が生じかねない。悲願の「政権交代」へ踏みとどまれるか』

記事するとこう書かなければ、記事にならないのだろうと思います。
今更、政権交代などあり得ない現状を書いたら記事にはなりませんね?

最後のお願いになっています。
小沢系の県知事が落選したら、もう終わりなのは確かです。しかし、当選したところでどうなるものでも無いように見えます。

2021年岩手県衆議院選挙
1区 階 猛 立民
2区 鈴木 俊一 自民
3区 藤原 崇 自民
3区 比例復活 小沢 一郎 立民
2022年岩手県参議院選挙
1議席 広瀬 めぐみ 自民新 264,422(47.2%)
次点 木戸口 英司 立民現 242,174(43.2%)

「小沢王国」の主の小沢氏は、選挙区で負けてかろうじて比例復活で議席を守りました。参議院の議席は完敗です。参議院選挙には、参政党(4.8%)・無所属(2.4%)・N党(2.4%)に票が割れましたので、候補を1本化すれば何とかなったかもしれません。かつての小沢氏ならそうしたでしょうね。現職が新人に負けるようでは、ほぼダメと言えます。

知事選は、国政選挙と違いますからまた違う結果が出るかもしれません。
今回は・・
現職の達増拓也氏→野党
新人の千葉絢子氏→自民・公明
対決の構図は明らかですが、既に国政レベルでは終わっている感が強いです。

笑えることに自民の国政の関係者は、内閣の支持率が低迷しているために現地入りを控えているんだそうです。負けたら責任を問われるのが、嫌なんでしょうね?
自民の国会議員が寄り付かない珍しい知事選になっています。

自民党は現地組に丸投げで幹部総逃げ。
こんな状態で自民党の候補が勝てるのかは、疑問ですが?
もし、現職の知事が負けたら「小沢王国」の影すら消滅と言えます。

往生際が醜いのは、好まれないと思います。
引退の花道がなくなり?
どうなるのやら?

※今、振り返ってみると小沢氏が数合わせの政治を政権争いに持ち込み、インスタントラーメン政治を日本の政治に普及させたと言えます。その結果、自民党の1党独裁状態が生まれました。数合わせのインスタントラーメン政治には、常にうさん臭さが伴います。それを国民に見抜かれたから、小沢氏の剛腕も折れてしまったと言うことかと思います。

推奨はしませんが、それと比較すると・・
日本維新や参政党は、余程地に足の着いた政治活動をしています。自分たちの政策を訴えて支持者を増やしていかなければ、議席など増えません。

数合わせを繰り返した結果は?
数が段々、減ってきて、数合わせすら出来なくなっています。立民は、維新に?
『立民を「なくなったらいい政党」と批判する維新・馬場代表に泉代表が反発』
9/1(金) 14:02配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/dcf4971306e40ea43885144122856772c1a4ee44

思いっきり、言われてしまいました。
次の国政選挙では、日本維新は立民の候補者のいる選挙区全部に対立候補を立てるようです。公明党も、やや引けています。公明党の関西の議席のある選挙区も対立候補を立てるかもしれません。

要は、日本維新は本気で野党第1党の座を狙っていると言うことです。そんな日本維新から見れば、まだ数合わせに拘っている立民は、政党には見えないと思います。ほぼ、日本維新の天敵ともいえる共産党と選挙協力をするなら、立民も日本維新の天敵になると思います。

議席を増やし政権を狙うと言うことは、そのような事であると思います。議席を増やす努力をせず数合わせに終始する政党が、政権交代など言うのは?
「笑止千万である!」
と、言うのが日本維新の本音でしょう。

※数合わせの張本人が、小沢氏です。政策が一致する範囲で政党間の協力関係は、あるかもしれません。政策が、全然違う政党間の協力関係は、選挙目当ての野合にすぎません。それを何回も立民は、国民に見せてきました。日本維新が本当に言いたいことは、それを止めろ!と言うことだと思います。



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