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2023年7月12日12:31 午前Updated 5時間前
ウクライナの未来はNATOに、首脳ら合意 加盟期限は設けず
https://jp.reuters.com/article/nato-summit-ukraine-decemeber-idJPKBN2YR15O
今回のNATO首脳会合で合意したのは・・
「ウクライナの未来はNATOにある」
(これは総論です)
「同盟国が同意し条件が整えば、NATOはウクライナの加盟に向け招待することができる」
(同時に、ウクライナに求める加盟行動計画(MAP)を履行する要件を排除し、加盟に向けたハードルを事実上取り除いた。)
「NATO加盟は常に条件付きで、期限は設けられていない」
(これが各論です)
「招待する」の意味は、ウクライナが加盟申請すれば認めるという意味です。
「条件が整えば」の意味は、戦争が終結したら・の意味です。
「期限は設けられていない」の意味は、いつまでも有効だという意味です。
全部、総合すると・・
「ウクライナ紛争終結後、ウクライナがNATO加盟申請をすれば(事実上)無条件に加盟を認める。その申請は、いつまででも出来る。」
つまり、戦後のウクライナのNATO加盟は事実上決定したという意味です。
これは、先例になると思います。ロシアの脅威に怯える国は、他にもあります。加盟行動計画(MAP)を履行する要件のために加盟できていない国が二か国あります。
ジョージアとモルドバです。この二か国にも加盟の道が開かれると思います。