円安と円高、外貨預金と外国株保有の関係
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/2a8f4277863651801d847e6bd8f240fc
上記の日記でも書きました。
注意喚起の意味で、もう一度書きます。
詳しくは、上記の日記を読んでください。
※私が、しつこく書くのは何らかのリスクを感じているからです。自分が分かるから、他の人にも損をしてほしくはありません。だから、書いています。
分かりやすく例を上げます。
(1)円高から円安に為替が値動きするとき
(1ドル100円から1ドル160円まで円安が進行)
1ドル100円の時に、ドル建ての定期預金を組みました。
1ドル160円の時に定期を解約して円に換金しました。
60円の為替差益がありました。
凄く儲かりましたね❓
逆の場合
(2)円安から円高に為替が値動きするとき
(1ドル160円から1ドル100円まで円高が進行)
1ドル160円の時に、ドル建ての定期預金を組みました。
1ドル100円の時に定期を解約して円に換金しました。
60円の為替差損がありました。
凄く損しましたね❓
(3)今、歴史的ともいえる円安水準にあります。
160円少々で円安のピークを付けて、現在150円少々です。
まだ相当円安です。
今、ドル建ての定期を組んだらこの先どうなりますか❓と言う問題です。
(1)の円安にまた戻れば、為替差益が期待できます。
(2)の円高がさらに進行すれば、バッチリ!為替差損が発生します。
一部の銀行などは、このような説明をきちんとせずに外貨建て預金を勧めるかもしれません。
ここで「自己責任」が出てきます。
為替が円高に進んで「バッチリ!為替差損」が発生しても銀行は、無関係です。損失補填はしてくれません。
その損失を負担するのは外貨預金を選択した預金者です。
(4)今、円安水準にレートがあり、今後円高方向に為替が推移すれば、モロ(2)になります。
つまり「円安と円高」と「外貨預金や外国株式」との関係は、このような関係にあります。
(5)為替の値動きが転換点にあるとするなら、今後は「外貨預金や外国株式」を保有するなら円高が進んで円高のピークに近い時期に行うのが有利なことは普通に分かると思います。
今、これまでの円安傾向が円高傾向に変化しつつあるかもしれません。
そんな時に不用意に「外貨預金や外国株式」を保有するのは止めた方が良い・と言うことは、誰にでも分かります。
簡単な為替の知識や「円安と円高」のメリットとデメリットも知らずに気軽に「外貨預金や外国株式」を保有するのは止めた方が、良いと思います。
今、持っている外貨建て資産には、円高が進めば同じように「為替差損」が発生するケースもあります。
自分の資産を運用するのは、自分の責任です。
これを「自己責任」と言います。
為替リスクや価格変動リスクの多い資産を保有して、含み損益に増減が生じてもその結果は、その人が負うことになります。
特に外貨建て資産を保有する場合は、よく勉強して自分で判断するべきだと思います。
証券会社や銀行は、お客さんの損益に責任は持ちませんし、損失が出ても補償をしてくれません。
全部「自己責任」です。
※仮にご自分の160万円が、100万円に減ったとします。
それで納得できますか❓
これが外貨に関する為替変動リスクです。
もちろん逆になり利益が出る場合もあります。
どっちになりそうか、よく考えるべきなのは当然のことです。
決めるのは、あなた自身です。