「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ワグネルの戦闘員が、ウクライナの戦場に戻ってきたらしい?<ウクライナ紛争2023年9月

2023-09-27 19:48:25 | ウクライナ紛争

ワグネル戦闘員、「至る所に出現」 ウクライナ軍司令官
2023.09.24 Sun posted at 17:30 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35209451.html

こう聞くと、「エ~なんでエ~?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、ワグネルはロシア政府やロシア国防省から仕事を受注して、請負形式で仕事(戦争)をしてきました。
プリゴジン氏他高級幹部がロシア軍に反逆して、その一同が事故死したのは、ニュースになった通りです。

ワグネルの本来の傭兵部隊は、ベラルーシに移動したようです。多分、ベラルーシの独裁者のボデイガード的な仕事をもらったんだと思います。
ワグネルだって、いつまでも遊んでいるわけにはいきません。仕事をしなければ、食いっぱぐれます。しかし、欧米からのマークがきつくなって、以前のようには簡単に仕事が出来ないと思います。

そこでボチボチほとぼりも冷めたところで、ロシア軍がワグネルと新しく契約したのだろうと思います。ワグネルの傭兵は仕事があれば、どこへでも行きます。アフリカでもウクライナでも行きます。
単にプリゴジン氏他高級幹部がロシア軍と仲が悪かっただけで、単にそれだけです。

ベラルーシの独裁者は、ワグネルの足元を見て契約料を大幅に値切ったと思います。そんなに金があるとも思えませんしね?
そこでロシア国防省が話を持ち掛けたのだろうと思います。
「元の契約料で契約しないか?(美味しいぞ!)」
当然、ワグネルは「美味しい!」仕事が欲しいですから話に乗ったと思います。
ロシア軍に逆らうプリゴジン氏他高級幹部がいなくなればロシア軍との腐れ縁は、すぐ元に戻ると思います。

そんな事情でワグネルの戦闘員は、ウクライナの戦場で仕事をしているのだろうと思います。傭兵稼業は、元々そんな仕組みです。高給を払ってくれる雇い主に忠実です。

※その意味でプリゴジン氏は、傭兵稼業のルールを破ったと言えます。傭兵が飼い主に嚙みつくのは、この業界ではご法度です。

それで困るのがウクライナ軍です。せっかく、いなくなったと思ったワグネルが、また戻ってきてしまいました。

しかし、以前のように大軍団を編成して戦場に参加するわけではありません。特殊技能者として小隊長クラスの仕事をしているのだろうと思います。しかし、これがウクライナ軍にとっては厄介です。今までロシア軍が簡単に引っかかっていた罠に引っかからなくなりました。時にウクライナ軍の部隊が追い返されてしまう場合もあるようです。

ワグネル・バッジを付けているからすぐ分かるようです。ウクライナ軍には困りものですが、戦争ですから・・
「それ、ダメ!」
とも言えません。

結局、ワグネルの傭兵は仕事にありつけて?
「よかった!」
ロシア軍は?
「(優秀な)小隊長が来てくれて、よかった!」

こんなように、なっているようです。
プリゴジン氏他高級幹部は、相当邪魔になっていたようです。
だから、事故が起きたんでしょうね?



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