ドイツで厭戦気分広がる、ウクライナ支援反対の右派・左派新党が台頭…州議会選挙から国政波及か
2024/09/01 15:15
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240901-OYT1T50043/
珍しく参考になる記事を書いています。
これを見るとNATOべったりでウクライナ支援に熱中している連立3党と、新興野党勢力の違いが良く分かります。
「ウクライナへの武器供与の即時停止とロシアとの終戦交渉を求め」
「死傷者をこれ以上出さないために停戦を急ぐべきで、武器供与は逆効果だ」
「ウクライナへの支援は必要だが限界に達しつつある」
反戦派が、増えつつあることが分かります。しかもそれを堂々と主張する市民もいます。
元々ドイツは「話し合い派」が半数位で、「主戦論」は半分いるかいないか程度です。
【2024年最新】報道の自由度ランキング 日本は70位に下落、ワースト3か国も総入れ替え
https://eleminist.com/article/3483
ドイツ10位
日本は、どうです❓
共産党までウクライナ万歳!です。
大政翼賛会です。
極右「ドイツのための選択肢」(AfD)
左派新党「ザーラ・ワーゲンクネヒト同盟」(BSW)
チューリンゲン州
旧東ドイツの社会主義統一党(共産党)の流れをくむ左派党
ドイツ最大の政治勢力のCDU(キリスト教民主同盟)系は、現在野党ですが次の総選挙では政権返り咲きが濃厚です。
その際連立相手となるのは、上記の政党になる可能性があります。特に極右「ドイツのための選択肢」(AfD)が議席数を伸ばせな、もはや泡沫政党と無視できる相手ではありません。
おそらくドイツ国民の支持を完全に失っているSPD(社会民主党)や緑の党は、連立相手に選べないと思います。
ドイツでは、特に旧東ドイツ地区で急進左派や極右「ドイツのための選択肢」(AfD)が支持を急速に拡大しています。
それは経済的不況の影響が、より大きいのが大きな理由です。そして移民に対する反感です。移民の犯罪は結構起きていました。先日IS系のテロ殺人で3人の市民が死亡しました。
「もう我慢できない!」と考える貧困層にドイツ市民は多いと思います。
メルケル政権時代の移民受け入れ政策は、ドイツ社会の分断を大きくしました。
特に現在の数合わせのインチキ政権与党には、解決のしようがないと思います。
EUの各国政府レベルやEU首脳のレベルでは、断固ウクライナ支援は継続しています。
しかしEU市民レベルでは、もう戦争はごめんだ!と言う声は確実に増えていると思います。
ウクライナ紛争に関して反主流のヨーロッパの政治家の発言(リュック・メランション)<2024.04.11
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/4f933f382ed3a71d27f9380dc145dc74
左翼連合を率いるジャン=リュック・メランション代表はウクライナ紛争に関する見解
『 ロシアによるウクライナ侵攻について、マクロンはウクライナ支援を全面に打ち出し、地上部隊の派遣さえ示唆してきた。
これに対してメランションはロシアの軍事活動を批判しながらも、制裁の強化には反対(これも極右と同じ)し、さらにウクライナ戦争を招いた原因は “アメリカやNATOがロシアにプレッシャーをかけたこと” と批判している。』
極右のルペン氏も似たような見解です。
マクロン大統領とは、正反対の立場です。
ドイツやフランスは、政権はウクライナ絶対支持です。
しかし野党は、全然違います。
報道の自由度21位。
日本は報道の自由度70位。
政党⇒大政翼賛会
【2024年最新】報道の自由度ランキング 日本は70位に下落、ワースト3か国も総入れ替え
https://eleminist.com/article/3483
報道の自由度の大切さが分るでしょうか❓
報道の自由度70位は、大政翼賛会のレベルだと言うことです。
ほぼ全員賛成で反対意見すらろくに言えません。
ロシアを訪問した鈴木宗男は、総バッシングでした。
ウクライナ批判を明確にする政治家は、国政では原口 一博氏しか知りません。
こうやって外国を見ると日本の異常さが分かると思います。報道の自由がない国は、簡単に世論を操作できるという分かりやすい話です。
※関連記事目次
項目「ヨーロッパ」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/70484af7010580642c91d2a502a7002d