「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

災害時の食料は、何が食べられるか?<2023年9月

2023-09-07 16:39:04 | 自然災害・気候変動

最近の建物は、電気を火力にする建物が増えてきました。電気コンロですね。
電気が止まったらどうするのか?

普通の家には、米はあると思います。
知っている人も多いかもしれませんが、戦国時代関ヶ原の合戦が終わった日の夜、雨が土砂降りだったのだそうです。火が起こせないので、生米を食べようとした武士がいるのを心配した徳川家康は、生米は4時間水に浸してから食べるように各陣屋に使者を派遣して注意したとの言い伝えがあります。
それが事実かどうか、試してみた人たちの意見を総合すると?「やっぱり、無理でしょう・・」の声ばかりでした。

どうして生米を食べてはダメかと言うと加熱前のでんぷん質を人間は消化できないからです。
ネズミは、喜んで食べますが人間はネズミとは違います。

火がない時、あるいはカセットコンロはあるけれど少ない時などに食べられる食料を考えてみました。
加熱の必要のない非常食は、当然食べられます。
他に何が食べられるか?

加熱処理してある、カップ麺や袋めんは食べられると思います。べトナム戦争では食料の補給が乏しいアメリカ兵は、日本のインスタントラーメンをそのままかじっていたそうです。だから、これらは大丈夫だと思います。
袋のインスタントラーメンを1箱ぐらい備蓄しておくとしばらく、食いつなげそうですね?
消費も必要ですから、おいしい袋めんがいいですね。かなり、メーカーによって味が違います。食べ比べて普段から美味しいのを、知っておくといいですね。

米は、徳川家康方式の応用が出来そうです。
これは、実際に試してみた人がいます。
水で浸しただけではダメなら、それをフライパンで加熱したらどうだろう?と考えました。
これは加熱の工程が入りますから、消化できるという意味では大丈夫だったようです。
数時間水に浸すことで米が柔らかくなり、短時間の加熱で済むのがメリットです。普通より大幅に少ない火力で加熱処理できると言うことのようです。

やはり非常食の代わりになるのは、かさばらないし保存がきくという点で袋のインスタントラーメンが、一番向いているようです。火を使うにしても少ない火力で済みます。

二番目は、水に数時間浸した米をフライパンで加熱する方法です。

戸建てに住んでいる人なら、石油缶か金属性のバケツで即席のかまどを作って、庭木か廃材を探して燃やすと火力が得られます。これでもコメを煮るぐらいは出来ます。この時も米を数時間水に浸す方式は応用できます。

災害の時、我が家の食料がなくなったら、あるいは火がなくなったらどうするのか?
これは、考えておいた方がいいかもしれません。

自分は、どうか?
最近、袋めんもカップ麺も食べないので!
備蓄ゼロでした!



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