「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

ウズベキスタンで経済協力機構(ECO)首脳会議が開催<2023年11月

2023-11-12 20:01:53 | 東南アジア~西アジア

ロシア、トルコ、イラン首脳、中央アジア訪問 強まる外交攻勢
2023年11月9日 20:50 発信地:アスタナ/カザフスタン [ カザフスタン ロシア ウズベキスタン ロシア・CIS トルコ イラン 中東・北アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3490576?cx_part=top_topstory&cx_position=2

記事は急にこうなったように書いていますが、元から経済協力機構(ECO)は、ありました。
経済協力機構
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%8D%94%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E6%A7%8B

最初は、1985年にトルコ、イラン、パキスタンの三か国によって設立されました。その母体となる組織は1962年から活動しています。欧州連合(EU)のような組織を目的としたものです。その後、1992年の11月に旧ソ連から独立した中央アジアの5か国が参加しました。アゼルバイジャンも含めると6か国です。ここにアフガンが参加して現在の加盟国は10か国です。
世界から見るとすごくマイナーな組織です。

しかし、1995年にイスラム諸国会議機構(OIC)にオブザーバーとして参加する権利を付与されていますので、OICの下部組織的な性質もあります。

イスラム諸国会議機構(OIC)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%8D%94%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E6%A7%8B

イスラム諸国会議機構(OIC)は大組織です。
『57か国、オブザーバーが5ヵ国・8組織(国連など)からなり、世界13億人のムスリムの大部分を代表する。 』

私が、イスラム諸国を敵に回してはダメだという理由が分るでしょうか❓
ムスリム人口は、現在20億人です。そのうちの13億人は含む国と地域が、緩やかに連帯しています。非ムスリムの国もあります。
中国とロシアもかなり近い関係があります。
※ロシアは、2005年からオブザーバーとして参加しています。

私の言う(仮称)ユーラシア連帯は、イスラム諸国会議機構(OIC)に中国とロシアを加えたイメージです。

広域ですし(ユーラシア+アフリカ)外に広がりを持つ連合体と言えると思います。

アメリカ・NATOの時代は終わりつつあると思います。
イスラム諸国会議機構(OIC)に参加する国々の多くが、アメリカ・NATOに好意を持たないか憎しみを持つ国々です。ここに中国が参加すれば、(仮称)ユーラシア連帯が完成します。

中国は自前の構想である「一帯一路」がありますから参加していませんが、多くの国が「一帯一路」とも重なります。それを考えるとイスラム諸国会議機構(OIC)は「一帯一路」は友好的な関係を築けると思います。

これが21世紀の潮流です。
日本はいつまでもアメリカ・NATOの方を向いていてはダメだと言うことです。ムスリム国家であることが参加の条件ではないですから、日本も参加できます。

オブザーバー参加が・・
北キプロス 1979年・ボスニア・ヘルツェゴビナ 1994年・中央アフリカ 1997年・タイ 1998年・ロシア 2005年

外部組織が・・・
アラブ連盟(LAS) 1975年・国際連合(UN) 1976年・アフリカ連合(AU) 1977年・非同盟運動(NAM) 1977年・経済協力機構(ECO) 1995年・モロ民族解放戦線 1977年

※よく考えた方が、よさそうですね❓



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