「北の山・じろう」日記

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欧州サッカー>遠藤航が、プレミアのリバプールに移籍<2023年8月

2023-08-20 12:11:27 | サッカー

遠藤航を獲得リバプール・クロップ監督大喜び「本当に幸せだ」日本人選手といい思い出たっぷり
[2023年8月18日21時5分]
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202308180001265.html

何回も日記を書いて申し訳ありませんが、遠藤の移籍は感激しました。欧州のクラブで活躍した日本人選手は沢山いますし、現在も昔以上に多くなりました。

でも遠藤の場合は少し他の選手と違っていて、欧州に移籍した時が25歳で決して若くは、ありませんでした。しかし、ベルギーリーグで1年プレーした翌年に現在所属するシュツットガルトに引き抜かれ移籍して4年プレーしました。日本代表メンバーになり、シュツットガルトではチームの中心選手として守備の要として活躍し、チームキャプテンを任されるほどに成長しました。もちろん、監督の信頼は絶大なものがあります。昨シーズンは、シュツットガルトは残留争いに巻き込まれ、遠藤の活躍で入れ替え戦に勝利して1部残留を決めました。遠藤がいなければ、2部に降格していたかもしれません。それほど、シュツットガルトにとっては大切な中心選手です。

今回、リバプールからオファーがありシュツットガルトもそれを受け入れて遠藤の希望もあり、移籍が実現しました。ブンデス下位のシュツットガルトにとっては、遠藤の移籍金約30億円は、大きな収入です。実際にはボーナスも含めて2500万ユーロ(約39億8000万円)との報道もあります。

「バカげた移籍金でやってきた」絶好調の遠藤航を独メディアがベタ褒め!「もし21歳なら大争奪戦が…」
2020年10月23日
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=81003

当時の遠藤の移籍金は、175万ユーロ(約2億2000万円)です。「ダイアモンド・アイ」ミスリンタートが遠藤を発見してスカウトしたのは、以前に書いた通りです。遠藤は、これでクラブに大きな利益を残して移籍します。その利益は、富安を上回り日本人過去最高だろうと思います。香川真司がドルトムントに残した移籍金とどちらが多いか?
シュツットガルトにとっては、遠藤とミスリンタートに感謝感激ですね・・

遠藤にとっては、大きな幸運がありました。
リバプールの絶対的なボランチのファビーニョが7月末にサウジに移籍しました。その後釜に狙ったブライトンのエクアドル代表MFカイセドをチェルシーに奪われ、さらにサウサンプトンのベルギー代表MFラビアもチェルシーへ移籍する可能性が伝えられています。補強のめどが立たなくなりました。相当、リバプールはプレミアの選手から敬遠されているようです。

そこで誰かが、遠藤に目を付けたと言うわけです。それが誰かは、今となってはどうでもいいことです。

こうして遠藤のリバプール移籍が実現しました。30歳のプレミアでは、ほぼ無名の選手が名門リバプールに移籍するのは、ほぼ例がないと思います。シュツットガルトはドイツ1部で残留争いをしているチームですから、まずプレミアのクラブは気にもしないと思います。その意味で遠藤には、本当に幸運だったと思います。

チャンピオンリーグやヨーロッパリーグに出られるようなクラブでないと、ダメだという意味はここにあります。もし遠藤が、チャンピオンリーグかヨーロッパリーグに出て活躍すれば、注目度は全然違ってきます。

ともあれ遠藤航の夢は、実現しました。
誰もがプレミアのビッグクラブでのプレーを夢見ると思います。しかし、そこでプレーできるのはごく限られた一流の選手ばかりです。そこに遠藤がスカウトされたことは大変なことです。そんな選手は、香川真司とその次が富安。遠藤航は3人目の日本人選手です。欧州でプレーする日本人選手は過去と現在、沢山いますが、その中でたった3人しかいないうちの1人です。

「大器晩成」は、遠藤のためにあるような言葉です。実力もそうであることを、プレーで証明してほしいと思います。チャンピオンリーグには出られませんが、リバプールは今シーズンはヨーロッパリーグに出場します。プレミアリーグでもヨーロッパリーグでも活躍を期待しています。



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