「北の山・じろう」日記

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2024欧州サッカー>天才監督はいるんだ❓ペップ・グアルディオラとシャビ・アロンソ<2024.4.8

2024-04-08 19:25:59 | サッカー

ペップ・グアルディオラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%BC%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA%E3%83%A9
シャビ・アロンソ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%93%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%BD

ペップ・グアルディオラは天才だと思っていました。
もう一人天才が現れてそれがシャビ・アロンソです。

名監督はいます。
ジョゼ・モウリーニョやカルロ・アンチェロッティがそうです。新しい監督では、インテルのシモーネ・インザーギです。
インザーギは、まだですがモウリーニョやアンチェロッティは複数のクラブに多くのタイトルをもたらしました。

しかし、ペップやアロンソは名監督とは違うレベルの天才監督です。

ペップの天才ぶり。
FCバルセロナ
2008-2009スペイン・リーグ優勝、UEFACL優勝
2009-2010スペイン・リーグ優勝
2010-2011スペイン・リーグ優勝、UEFACL優勝
2011-2012スペイン・リーグ2位
バイエルン・ミュンヘン
2013-2014ドイツ・リーグ優勝
2014-2015ドイツ・リーグ優勝
2015-2016ドイツ・リーグ優勝
マンチェスター・シティ
2016-2017プレミア3位
2017-2018プレミア優勝
2018-2019プレミア優勝
2019-2020プレミア2位
2020-2021プレミア優勝、UEFACL準優勝
2021-2022プレミア優勝
2022-2023プレミア優勝、UEFACL優勝

これほどの成績を上げられる監督は、過去にはいませんでしたし今後も出てこないと思います。

今年、急に頭角を現したのがシャビ・アロンソです。
二人に共通するのは、スペイン人で現役時代は6番(アンカー)の選手です。特にシャビ・アロンソは3つのビッグ・クラブを渡り歩いた名選手です。
ペップの場合は、振出しが名門のFCバルセロナで当時全盛期のメッシがいました。だからチャンピオンズリーグ2回優勝もメッシがいたからだと言われました。
FCバルセロナ時代の成績は、確かにメッシの力によるところが大きかったと思います。
しかし、その後のバイエルン・ミュンヘンとマンチェスター・シティでの成績を見ると、ペップがウルトラ級の天才監督であったことが分かります。

やはり選手時代に6番のポジションでプレーした選手はサッカー脳が違います。ピッチ上では6番の選手が監督でありチームの攻撃を組み立てます。6番の選手の良し悪しで相当チームの実力に差が出ます。
レアル・マドリーの黄金時代を支えたのは、モドリッチとトニーク・ロースです。二人とも名ボランチです。特にモドリッチは知っている人が多いと思います。
メッシに絶妙のパスを供給したのは、セルヒオ・ブスケツです。メッシがあれほど得点できたのは、ブスケツの素晴らしいパスがあったからです。
遠藤航も同じポジションですが攻撃への貢献と言う意味では全然足りません。遠藤の守備+パス能力やゲームメーカーとしての能力があるのが、名ボランチと評価される選手です。

それは脇に置いて、シャビ・アロンソ。
昨シーズンの途中(2022年10月5日)からレバークーゼンの監督を引き受けました。1部の監督は、これが初めてです。降格圏内に低迷していたチームを立て直して6位でフィニッシュしました。
今シーズンは選手を補強して自分のチームを作って、シーズンを戦っています。
ブンデス11連覇のBミュンヘンを蹴散らかして、現在無敗で断トツの1位を独走中です。7試合を残して勝ち点差17はどうにもなりません。優勝決定と言っていいと思います。
レバークーゼンは創設1904年の古豪チームですが、まだブンデス優勝がありません。今シーズン優勝するとブンデス初優勝です。

強いチームを率いて勝っているのではありません。
近年の成績を見ると6位~3位の順位が多いです。上位ではありますがビッグ・クラブでも特段強いチームでもありません。

強いと言えばブンデス11連覇のバイエルン・ミュンヘンがブンデス王者として君臨しています。選手個々の能力で言えば圧倒的にバイエルン・ミュンヘンの方が上です。
その格上のチームを蹴散らかして独走しているのは、アロンソの監督としての能力によるものです。

ペップがバルセロナで優勝した時は、バルセロナは強豪ですし全盛期のメッシがいました。

それを考えるとシャビ・アロンソの監督としての能力は、ペップに匹敵するものがあると思います。

ペップのような監督は、もう出てこないと思っていました。しかしアロンソが、やがて名監督の評価を得ると思います。

ビッグ・クラブのオファーを断り来シーズンもレバークーゼンの指揮を執るそうです。
アロンソの目的が分かりますね❓
自分が作り上げたチームを率いてチャンピオンズ・リーグで優勝を狙っています。
メッシのいないレバークーゼンを率いてチャンピオンズ・リーグで優勝できたなら❓
ペップ以上!と言うわけです。

ちなみにアロンソのサッカーは、ペップとラルフ・ラングニック(ゲーゲンプレッシング)の戦術をいいとこ取りしたような芸の細かい戦術です。
ゲーゲンプレスの有名な監督はリバプールのクロップ監督です。
クロップ監督とグアルディオラ監督の戦術からいいとこ取りをして戦術を組み立てたのが、アロンソの戦術のようです。
それを考えることは出来ると思いますが選手に教えてピッチ上でやらせるところが凄いです。

どっちか片方の戦術を徹底するのだって相当な困難を伴います。
両方やらせるから今シーズンのレバークーゼンは圧倒的に強いわけです。

天才って❓やっぱ、いるんだな❓
ほんと、驚きました。


公式戦いまだ無敗の衝撃!クラブ史上初のブンデス優勝も現実味を帯びるレバークーゼンの何が凄い?【戦術エキスパートが徹底解剖|前編】
2024年04月06日
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2024年04月06日
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