「北の山・じろう」日記

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クルスク戦線、ウクライナ軍がセイム川の2本目の橋を爆破<ウクライナ紛争2024/08/19

2024-08-19 19:10:53 | 中立の視点で見るウクライナ紛争

ウクライナ軍、ロシアで二つ目の橋を破壊 ザポリッジャ原発の近くでも爆撃
https://www.bbc.com/japanese/articles/cn5rkrg10p7o

ウクライナ軍がセイム川の2本目の橋を爆破しました。
もちろん戦争ですからウクライナ軍がロシア領に越境攻撃するのも、ロシア領の橋を爆破するのも非難されることではありません。

しかし、これでロシア軍の反撃に大義名分を与えたのも事実です。

一時期ロシア軍がウクライナの発電設備を集中的にミサイル攻撃してウクライナの発電能力は大幅に低下して、今も復旧出来ません。
これは、ウクライナがロシアの石油精製施設に対して大規模なドローン攻撃したことに対する反撃です。
ロシアの石油生清能力は、これで10%以上低下しました。
ウクライナの発電能力は、半減。

セイム川の橋の爆破についても同じことが言えます。
ロシアに反撃の大義名分が出来ました。
ウクライナの北部の補給は、首都キエフからハリコフ市に運ばれています。
首都キエフは東西に市街地が分かれており、何本もの橋で結ばれています。
これをロシア軍が爆破してもウクライナは苦情を言うことは出来ません。
ロシアもドニプロ川の橋の攻撃だけは、これまで控えてきました。やはり市民生活に配慮してきたと思います。
ドニプロ川に架かる橋を全部破壊すれば、ウクライナの補給の妨害には、最高に役に立ちます。
しかしそれは、市民への物資の供給も阻害します。

南に下ればドニプロДніпро市が、ウクライナ南部の物流の拠点です。ここもドニプロ川を挟んで市街地があります。

ロシアが首都キエフあるいはドニプロДніпро市にかかる橋をミサイル攻撃して爆破することは十分可能です。
しかし、これまではロシアはこのような橋への攻撃は控えてきました。

クルスク州の橋をウクライナが爆破してしまえば、ロシアがウクライナの特にドニプロ川の橋を爆破することに対するロシアの自制は、なくなるでしょう。

セイム川の橋2本爆破して、首都キエフかドニプロДніпро市の物流の大動脈の橋を爆破されてしまえば、どういうことになるのか❓
まあ、ロシアがどうするのか・しないのか・見ものです。

(2)また、ザポリージャ原発に攻撃をかけました。
ウクライナは、以前も原発事故を狙っていたのではないか❓と思われる攻撃を仕掛けたことがあります。この時は外部電源が全部破壊されて、しばらく非常電源でかろうじて原発の電力供給がされました。

もし原発事故が起きてしまえば、ロシアは戦術核で報復すると思います。
首都キエフは避けるかもしれませんが、西部のリビウ辺りが報復の対象になりそうです。
そのような事情があって西側が核の報復をするのは難しいでしょう。

アメリカは真剣にウクライナの暴挙を止めないと、ロシアの戦術核の使用と言う事態を引き起こしかねません。
今のウクライナは、戦争を拡大させたくてたまらないように見えます。
もちろんNATOを参戦させたいからです。
気が半分狂った軍国主義国家=ウクライナに好き勝手にさせていると、本当にヨーロッパ紛争に拡大してしまうかもしれません。
軍国主義国家が半分気が狂ってしまえば何でもやると思います。

そんな国に武器と金を支援して戦争を続けさせているアメリカとヨーロッパも半分気が狂っていると言えます。
いい加減言止めないと、本当に核を撃ち合うことになるかもしれません。
そのリスクを(ぼけ老人の)バイデンさんは、認識しているのかどうか❓
せっせと大統領選挙をやっているうちに気が付いたら❓
『リビウに戦術核が撃ち込まれました!』
と言うことにならないと、いいのですが❓


※関連記事目次
「中立の視点で見るウクライナ紛争」の目次⑥
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/e2c67e9b59ec09731a1b86a632f91b27



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