ご覧のとおり、要間伐林です。
この山は、枝打までは地主さんが丁寧に行いましたが、その後、間伐が必要になった際に高齢のために山に行けなくなったために手入れがストップしてしまった山です。
息子さんは勤め人のために山の仕事ができません。
代わって森林組合で間伐を行うことになりました。
今、こうした人工林の山の手入れを地主に代わり森林組合が積極的に行っています。
そうした中、一番の問題は、境界確認や地主との交渉など裏方の仕事にかかる経費を森林所有者も森林組合も負担しきれなくなってきたことです。
もちろん、造林補助金制度があり、国民の税金が実際の山仕事経費に当てられていますが、こうした調査、交渉などの経費への支援はありません。
現地確認、山の測量や標準値調査、補助金検査立会いには最低4人~5人工の対応が必要ですが、その経費捻出に苦労しています。
国の山の手入れにかかわる予算は増えておりますが、一方で単価は下げ続けられています。このままでは、森林所有者は益々高齢化し、年金生活者が増え、とても日々の生活で精一杯の中、5万円、10万円という所有者負担を出すことは不可能な状態になってきました。森林組合もぎりぎりの経営を続けておりこれ以上持ち出しで間伐を実施していくことも不可能です。
「受益者負担」の考えはもちろん理解できますが、どうしらたいいでしょうか?
皆様のお知恵を拝借したいと思います。
「予算を増やすが、補助金単価を下げる」という政策に現場は苦しんでいます。
この山は、枝打までは地主さんが丁寧に行いましたが、その後、間伐が必要になった際に高齢のために山に行けなくなったために手入れがストップしてしまった山です。
息子さんは勤め人のために山の仕事ができません。
代わって森林組合で間伐を行うことになりました。
今、こうした人工林の山の手入れを地主に代わり森林組合が積極的に行っています。
そうした中、一番の問題は、境界確認や地主との交渉など裏方の仕事にかかる経費を森林所有者も森林組合も負担しきれなくなってきたことです。
もちろん、造林補助金制度があり、国民の税金が実際の山仕事経費に当てられていますが、こうした調査、交渉などの経費への支援はありません。
現地確認、山の測量や標準値調査、補助金検査立会いには最低4人~5人工の対応が必要ですが、その経費捻出に苦労しています。
国の山の手入れにかかわる予算は増えておりますが、一方で単価は下げ続けられています。このままでは、森林所有者は益々高齢化し、年金生活者が増え、とても日々の生活で精一杯の中、5万円、10万円という所有者負担を出すことは不可能な状態になってきました。森林組合もぎりぎりの経営を続けておりこれ以上持ち出しで間伐を実施していくことも不可能です。
「受益者負担」の考えはもちろん理解できますが、どうしらたいいでしょうか?
皆様のお知恵を拝借したいと思います。
「予算を増やすが、補助金単価を下げる」という政策に現場は苦しんでいます。