希望が見えた平成最後の日

2019年04月30日 | 日記
10連休は義理の妹と、一日交代で姑の病院に行っている。

昨日私が行った時は、相変わらずぐったりしていた。

もう、心の準備をしていた方がいいかもしれない…と思った。


今日は義理の妹が病院に行く日だったので、私は家に居た。



家で、何気にスマホに入っている写真を見ていた。


考えたくないけど…遺影を意識して、姑の写真を見ていた。


すると、突然、電話が鳴った。


ドキッとして電話に出たが、姑がつい最近まで入っていたショートステイからだった。


「せっかく利用していただいていたのに、このようなことになってしまって申し訳ありませんでした」

とショートステイの人が電話の向こうで謝っていたが、

これは誰のせいでもない。


「いいんですよ。仕方ないことだったと理解してますから」

と言っても「申し訳ありません、申し訳ありません」とひたすら誤っていた。


確かに思うところはあった。

でも、それはもういい。

誰も責めない。誰のせいでもない。

今はそんなことより姑に善くなって欲しい。


そんな気持ちで義理の妹からの、今日の様子の連絡を待っていた。


すると…!


「おかあさん、今日はなんだか元気です!ちゃんと喋っています!」


と、義理の妹からのLINEが!

大量の便も出て、看護師さんが今取ってくれているとも。

え!?えええ!!

そして、

「笑ってます!」

と、姑のかすかに笑う顔の写真!


信じられなくて私は涙が出た。

すると、義理の妹も

「泣けてきます」

とLINEが来た。

義理の妹が今日連れて行った息子も娘も、姑の側で泣いてるらしい。


とりあえず、良かった…


肺炎のこともあるので、まだまだ安心はできないが、昨日までの様子とは違ってきているのは確か。


本当に感謝。

あらゆることに感謝。



平成が終わる。


姑が今回倒れた時、平成を越えられなかったりして…と不安だった。


お義母さん、よく頑張りましたね。


新しい時代が始まりますよ。




































こんな時に…

2019年04月28日 | 日記
姑の入院先が遠く、連日の長時間の運転のせいか、

このところまた便秘が続いているせいか、

今日は腰が痛い。

こんな時に余計な痛みを作ってる場合じゃないのに。


今日は姑の実の娘である義妹が行くと言うので、私は行かないで家に居た。

義妹からのLINEによると、やはりただただ弱ってきているらしい。

昨日もそうだったが、目をあまり開けることもなく、眠ってばかりいるようだ。


息子にその話をすると、

「多分それは血圧がかなり低い状態なんだよ。だから眠いんだと思う」

と言っていた。


意識もうろうとしているし、早く何か口から食べさせてあげたい。

点滴だけで明日で10日目。


家に居ても電話が鳴るとドキッとしてしまう。


今朝も家の電話が鳴り、病院から何か悪い知らせでは!と、不安になりながら受話器を取った。


「もしもし、以前通販の方でご利用をいただきましたコチラ…」


ちょっと!こんな時に何の通販だよ!


「何の通販ですか?今それどころじゃないのでごめんなさいね。失礼します」

と言って切った。



明日は息子の運転で姑の所に行く。















どうかまだ連れて行かないで

2019年04月27日 | 日記
姑は善くなるどころか悪化してきている。

腸閉塞より肺炎が進んでしまっているそうだ。

なんで?

病院に居るのにそういうものなのだろうか。

しかも10連休のせいで、主治医も休みに入ってしまった。

だから当直の時しか診てもらえないらしい。

担当の看護師に、

「一週間このまま様子を見て、手術をするかどうか判断する話だったんですが?」

と聞くと、

「それは管が取れてればの話で、手術どころかこのままでは麻酔にも耐えられず亡くなってしまいます」

と言われた。

亡くなってしまう…?

その言葉を聞いた瞬間、私は言葉を失って呆然としてしまった。


姑には二人のお兄さんが居た。


一番上のお兄さんは、あれは何年前だっただろう…

姑が今入院している病院で、桜の咲いている季節に亡くなった。

桜が咲いていても寒くて、桜の上に雪が降った年だった。

否が応でも今年の春の様相と重なって、思い出してしまう…。


どうか姑のお兄さん、まだ連れて行かないでください。

どうか。どうか。

まだですよ。まだですからね。











日に日に痩せ細っていく姑を見るのが辛い

2019年04月25日 | 日記


点滴に繋がれ、体には長い管が入り、一週間飲まず食わず。

そして認知症ということもあり、管を引っ張る危険性があるので両手にグローブをはめられ、更にはベッドの両柵に繋がられている。

ごめんね。。

苦しい思いをさせてごめんね。。




1週間は落ち着かない

2019年04月23日 | 日記
今朝、姑の入院先の病院から電話が来た。

熱が下がらないので造影剤を入れて検査をするために、家族の同意書が必要ということだった。

もともと今日は病院に行くつもりだったからそれは良いのだが、心配だ…。

今日は11時に姑の家の片付けの見積もりに、業者さんが来ることになっていた。

そのあと午後に病院に行くことにした。

姑の家も、入院先の病院も、私の家からは遠い。

なかなかそのことが、もどかしい。


姑の家に着いたのは11時ちょっと前だった。

時間に間に合うか焦ったが、業者さんはまだ来てなかった。

姑の家に入り、業者さんを待った。


…ん?

なかなか来ない。

私は早く姑の入院先にも行きたいんだ。

もしかして道に迷ったのだろうか。

気がついたら30分も過ぎている。


業者に電話をしてみた。


「あのぉ、もしかして家がわからないでいました?」

「大丈夫だと思います。1時でしたよね?」


え・・

「11時でしたけど?」

「あ…、あ、ああそうですねぇ。ちょーっと今、たて込んでてもう少し遅くなりそうです」


ちょっと。

わたしゃ忙しいんだ。

しかも昨日も電話で話した感じ、何か噛み合わない人だなと思った。

「すみません、ちょっと今日はこれ以上待てないんで、また後日お電話します」

「あー、そうですかー。そーしていただければ助かりますー」


ちっ。

トンチンカンな業者のせいで時間の無駄だった。

急いで姑の病院に行った。

姑は検査中だった。

同意書にサインをして待った。


検査を終えた姑は、おととい見た時よりも弱っているような気がして辛かった。

主治医の話だと、やはり思わしくなく、チューブを腸に3メートル入れたそうだ。

肺も黒く汚れてるらしい。

一週間この状態で様子を見て、改善されなければ手術になるとのことだった。


こんな弱り果てた老婆が手術に耐えることができるんだろうか。

そう主治医に聞くと、こんなことを言った。

「手術自体には耐えれますが、その後の状態では死に至ってしまう場合もあります」


そんなあ。


神様、どうか姑を助けてください。