息子が最近始めたこと

2019年11月29日 | 日記
大学2年生の息子、この頃は少しずつ進路のことを考えているようだ。

息子は大学では心理学を中心に勉強していて、以前は大学院に進み、臨床心理士を目指したい気持ちもあった。

でも、家庭の事情を察したのかわからないが、院には行かず就職をする気持ちになってきたようだ。

卒業後は福祉関係の仕事に就きたいと考えているらしい。

そんな中、先日テレビでたまたま耳の不自由な方達が、手話で音楽を楽しんでいる様子を息子と二人で見た。

すると息子は心を引かれたようで、

「手話って素晴らしい言語表現だなあ。俺も手話ができるようになりたいな」

と、本当に手話を独学で勉強を始めた。

そういえば、私が障害のある子ども達のデイサービスで働いていた時、中学生のMちゃんが私に少し手話を教えてくれたが、ぜんぜん覚えられなかったな。

その時その時は覚えても、すぐ忘れてしまった。

やっぱり年取って新しいことを勉強しても、なかなか憶えられない。

19歳の息子は、毎日コツコツと手話の勉強をしていて、どんどん覚えてきている。若いってすごい。

まあそれよりも、真面目に取り組んでいる息子の姿が私はとても嬉しいし、私が19歳の頃は、何かを真面目に頑張るなんて考えてもいなかったな。

もう少し、真剣に将来のことを考えるとか、何か勉強をすれば良かったよまったく。

今さら若き日の我が身を嘆くこの母。









ダンナとラジオ

2019年11月28日 | 日記
昨日は病院からダンナを外出させて、カヅさんの保険や年金関連の手続に行って来た。

カヅさんのお金関連の手続は、血縁関係の無い私だけではできないから。
といってもダンナはほぼ私の隣に座ってるだけなのだが、それでも血縁関係の家族が一緒じゃなきゃだめらしい。

なんとかこれで少し手続きの終わりが見えてきた。

フー

頑張ったな私。笑
たまには自分も褒めよう。

それにしてもダンナとの外出は辛い。

何が辛いって、自分が嫌になるから。

どうしてもダンナに対してイライラして怒ってしまう。

普段、不自由な病院生活を過ごしてるダンナに対して、どうしてこう優しく接してあげられないんだろうと自分が嫌になる。

昨日は息子は大学があるから一緒に行けなかったが、いつもだったら息子に注意される。

注意されることで、私はなぜか少し気が済むのだが、昨日は注意してくれる人が居なかったから、ただただ自己嫌悪。

せめてダンナが食べたいものを食べさせて、欲しい物を買ってあげることで自分の心を落ち着かせている。

昨日もダンナが好きなウナ重とチョコレートパフェを食べさせた。

あと、何か買いたい物があるか聞いたら、

「ラジオが欲しい」

と言う。

ああ、それは良いね。閉鎖病棟で閉じこもった生活をしているのだから、ラジオを聴いて楽しむのは良いかも。

ただ、何かを買って行くと病棟の看護師に「これはダメ」と取り上げられたり返されたりすることがあった。

もしもラジオを買って行って、許可されなかったら悲しい。

ラジオを買う前に私は病院に電話をした。

「本人がラジオが欲しいと言うんですが、買って行っていいでしょうか」

すると看護師。

「ラジオ?…まあ電池で使う小さいラジオだったらいいです」

良かった。

「あ、わかりました。ありがとうございます」

「はい」

自分で買うのに、ラジオ一つでもありがとうございますと言わなきゃならないなんて、なんというダンナの人生。

ダンナを誰よりも心配して支えてきたのは間違いなく母親であるカヅさん。

でももうカヅさんはもういない。

カヅさんの思いを引き継がなければね。













断捨離も再開

2019年11月25日 | 日記
できるだけ要らない物は捨てたい。

前々からちょこちょこと断捨離していたが、未練が出てしまったり面倒になってきたりで中断していた。

でも、やっぱり物なんてあまり要らないなあと思う。

また断捨離再開。

今日はなぜか捨てきれずにいたVHSのビデオテープを大量に捨てた。
あとCDやカセットテープも。

ビデオテープなんか観ることも無いのに、昔のスポーツ番組を録画していたテープをたくさんとっていた。

もしかして貴重なものかな?

いやいや、そう考えるから捨てれないんだ。

よーし、さよならバレーボール!さよならテニス!さよならオリンピック!

CDはまあ、厳選して残した。

あと、大量に入れていたビデオテープのデッカいラック、CDラック、これらも処分する。

業者に連絡して明日取りに来てもらうことになった。

粗大ゴミ1つ600円。処分するのは今回2つだから1200円。

断捨離するのもお金がかかるな。

今私は仕事してないから、しばらくはこうして家の片付けをしたり、カヅさん関連の整理や手続きをしたり、

いいんだ、今はこれで。

マイペースでやっていこう。










カヅさんの思いにつくづく感謝

2019年11月24日 | 日記
昨日のブログに、全部自分で最後までやると意気込んだが、やっぱりよくわからない。。

本を読んだが、なんか配偶者を亡くした時の場合を中心に書かれていて、どうもウチの場合と違う。

それに本の例に出てくる金額が数千万円とかで、ウチとは全く違う世界。

うーん…

そうだ。手続きの経験したであろう友人に聞いてみよう。

ということで何年か前に姑が亡くなった友人に電話をした。

すると、

「姑の通帳にお金なんか無いに等しかったよ。だから財産分与も申告もしてないよ」

とのことだった。

「え、じゃあ死亡保険金とかは?」

「うん、普通さ、自分が亡くなった後の葬式代にしてもらおうと保険金かけるじゃない自分で。でもさ、うちの姑、かけてきたお金を生前に解約して、自分で使ってしまったんだよ」

「えー!」

「だからそれも全然無かったの。葬式代とか大変だったよ!」

そうなんだ。。

カヅさんは、わずかな年金を一生懸命やり繰りして、数百万残してくれた。

本当に有難い。涙出る。

感謝しますカヅさん。


さてと、何をどうすればいいんだ。


ああ、こうなったらゆっくり来年に持ち越そうかな。

焦らないでやっていこう。









墓地使用のことや相続のこと

2019年11月23日 | 日記
カヅさんがなくなってからも、いろいろな手続きや整理で、何度もカヅさんの住んでいた町に行っている。

最初は頭が混乱状態だったが、わからないことは市役所や郵便局、銀行、年金事所などいろいろな所に聞きながら、ひとつひとつこなしてこれた。

今、困ってるのは墓地使用のこと。

ウチの墓地は、カヅさんが居た町、つまりはダンナの実家がある市営墓地なのだが、今まではカヅさん名義で墓地を使用していた。

それで今回ダンナ名義に名前を変更したのだが、困ったことになった。

ダンナは、というかウチは、墓地がある市に住所が無いので、その市に住民票が有る親せきに代理人になってもらわなければならないらしい。

さて困った。

ダンナの親せきが住んでは居る。
でも、カヅさんが施設に入る時の連絡先になってもらえなかった人ばかり。

「そういうのはもう歳だから」とか、「何かあっても忙しくて」とか、

そんな感じだった。

保証人とは違うのに、なるべく面倒くさいことに名前を貸したくないんだろうな。
今回は墓地使用の代理人ということになる。
実質、ただ名前を連ねるだけなのだが、『代理人』という名称が、何か物々しい印象を持たれそうな気がする。
しかもその人にわさわざ市役所に出向いて住民票を提出してもらわなければならない。

嫌だろうなあ。ウチとしても申し訳ないし。

え、でもそこをなんとか。なんとかお願いしたい。

誰に?
誰にしよう。

頼むの緊張する。
また断られるのかなあ。

でも断られても困る。

ああ、やっぱりダンナの親せきだし、こういう時はつくづくダンナにちゃんとして居て欲しかったと思う。

あと手続は相続。

相続といってもそんな大金があるわけではない。

それに葬儀等に予想以上にお金がかかってるし、カヅさんが住んでいたダンナの実家を解体処分するのに、これからどれだけのお金がかかることか。

第一、義理の妹とも分けるし。

分けるけど、いったんダンナの口座に入る。そうなると全額ウチの収入と見なされてしまうの?

全額ウチの収入になるわけではないのに相続税がかかってしまうわけ?

あ、その前に申告もしなければならないの?そんなに多くなくても。

いったいぜんたいどうすればいいのかな。わからないことだらけ。

司法書士とかに依頼すればパパッとやってくれるんだろうけど、もうここまでいろいろ一人でやってきたし、最後まで自分で調べてやっていこうと思う。

本も買った。