セキトリとヒロキと私

2020年06月30日 | 日記
昨日でセキトリが職場を去って行った。

仕事中、ドッカリ座ってほぼ動かないセキトリは、職場のお荷物だったようだ。当然。

それならと送迎の仕事を頼んでも「できません」と拒否をしていて、社長ら上司達はセキトリに辞めてもらいたいため、シフトをかなり減らしていたらしい。

そうしてさすがのセキトリも自分への扱いを不満に思い、ついに昨日辞めて行った。

「セキトリさん、今日で辞めるんですってね。残念ですよー」

と、大して心にも無いことを私も言っておいた。最後だし。

するとセキトリは、「シフトの問題があって」と憤慨していた。

いや、アナタ自身の仕事の態度が問題だからと心の中で呆れ笑いをしたが、「そうだったんだね」なんて言っておいた。

そしてセキトリは去って行った。

が、

昨夜、突然、今さらに、セキトリからLINEのお友達申請が来た。え…

職場のLINEグループから私のを知って、申請してきたようだ。

仕方ないので承認した。仕方ないので←2度目

「職場の愚痴を言い合いましょうね。ヒロキさんとはよく愚痴を言い合ってるんです」

え、そうだったんだ。

「たかぽんさん、いつでも職場の愚痴を聞きますよ」

いや、なぜアナタに…

そういったセキトリからのLINEには、

「セキトリさんこそ私が居なかった間の職場のこといろいろ教えてください」

とかって感じで、なるべく親しくならない言葉使いを選んで返信した。

するとセキトリ、こう来た。

「なんならヒロキさんと私と三人でグループLINE作りません?」

ええっ!?

そこには反応しないでおいた。

何よ、その組み合わせ。嫌だよ。

返信は無視しておこう。

そのうち迷惑だってわかるだろう。



仕事中、キレてしまった私

2020年06月29日 | 日記
こう言っては何だが、この職場で私ほど全力で子ども達と関わってる人いないんじゃない?

この職場に約1年振りに戻って来たが、この間、新しい職員達が増えてたけど、やっぱり私は他の皆さんより口も体も動いてる。←自画自賛

子ども達から見て、たぶん私は優しく元気な面白おばちゃんなんだろう。

次から次と子ども達が、絡んで来る絡んで来る。

ただ度が過ぎて、体当たりしてきたり、叩いてきたり蹴っ飛ばしてきたり噛み付いてきたりで大変。

生傷が絶えない。

痛いのだけではなく、手を洗った後、私の背中に拭いてきたり、誰かと話してると、何気に私の腕や手に唾を塗ってる子もいたり。

もちろん私だって黙ってはいない。

その度に注意してるのだが、注意されたからとやめる子達ではない。

ある意味諦めてる。これは仕事と割り切ってる。

だが、今日は我慢できなかった。

ヤンチャ過ぎる2年生の女の子が居て、一番その子に叩かれたり蹴られたりしてるのだが、今日は一段と強く頭を叩かれた。

しかも後ろからいきなりバシーンッ!と。

「痛いッ!!」

私は大声で反応した。

一瞬、その場の空気が静まった。

まさか私がキレるとは誰も思ってなかったのだろう。

だけど私は止まらない。

「何でそうやってひとを叩くの!?痛かったよ!謝りなさい!!」

そのヤンチャ2年生、「ごめんなさい」と言ったが、プイッと逆切れして、ダンダンダン!と足音を強く立て離れて行った。

ムカつく…

いくら相手が子どもでADHDでも、いくら仕事でも、なんでこんな目に遭わなきゃならないんだ、

正直そう思ってしまった。

でも、

大人として、みっともなかったな。

私は児童指導員ていう資格者なのに、こんなんじゃあこの仕事をするのは失格だな。

怒鳴って悪かったな…

と、反省したのもつかの間、

数分後には、またその子に叩かれた。ハアー…

結局、その子はその後も元気いっぱい。

学校の宿題をやらなきゃならないのに、促しても「ヤーダッ!」と、なかなかやらず、最後には押さえてつきっきりで教えてやらせた。


疲れた。

今日も一日疲れた。


ところで今後の勤務だが、息子のこともあって、少しシフトを減らしてもらった。








今日は安定剤を飲まないで過ごせた息子

2020年06月28日 | 日記
今日の息子は調子が良さそうに見えた。

午前中は、なんだか無気力な感じだったが、少しずつ表情が良くなってきて、冗談も言うほどになってきた。

食欲もあって、昼過ぎには「散歩して来る」と、30分ほどだが外出して来た。

昨日もだいぶ落ち着いてきたように見えたが、今日は更に良い感じになってきている。

もちろんそんな簡単に完全とはいえず、少し不安定で、今日も泣いていたが、

それでも今日は明るさが戻ってきたのは間違いない。

なによりそれを感じるのは、安定剤を飲まないで過ごせたということ。

嬉しいが、まだわからない。

今日が良くても明日はどうなるか…

明日から私は4連勤。

どうか私が居なくても、元気に過ごしていますように。





ヒロキは私に夢を話してきた

2020年06月27日 | 日記
昨日はヒロキと二人で送迎をした。

ヒロキと二人で送迎をするのは、記憶だと3年振りぐらいだ。

学校に子ども達の迎えに行くまでは、当然車の中で二人だけになる。

話題は何気に先日の会議のことになった。

昨年から新しく入った職員のマユコさんによって、ヒロキがつるし上げになって批判された。

ヒロキは今の職場の体制に不満を持っていた。

ヒロキは、私がこの職場を離れていた1年ちょっとの間にあったことをいろいろ話した。

前は良かった。今はギスギスな職場になってしまった。

ヒロキの結論はそれだった。


そりゃそうだろなあ。ヒロキは自由にサボれたもの。それは私のお陰だったんだよあの頃は、

なんて、口にはできないがね。


だけど不思議だ。

ヒロキの話を聞いていて、かつての天敵だったヒロキの味方になりそうな気分になっている私。

なんだかんだ言っても、私もヒロキ同様、前の職場の雰囲気の方が居心地良かった。

なんだかヒロキの話をいろいろ聞いていて、先日のつるし上げが可哀想になってきた。

いやあの時は、いいぞマユコさん、と思ったけど、よくよく考えるとあのやり方は疑問だ。

そりゃヒロキはこの仕事に対しての心構えがなっていない。

だけど、会議で人前で、あの攻撃はどうなんだろう。

せめて個人に注意するならまだしも、人前であれではヒロキじゃなくても傷つく。

マユコさんスゴいな、と、ある意味尊敬したが、今はマユコさんキツいな、と疑問に思っている。

私もヒロキも、マユコさんが居なかったずっと前からこの施設で働いている。

そういったプライドみたいな物もある。

後から入って来た人に、あんな言われ方をされたんじゃ、ヒロキだって傷つくし腹も立っただろう。

だがヒロキは、

「1番のガンはマユコさんというよりイナモトですよ」

と教えてきた。

イナモトさんは、60代半ばのパートの看護師さん。

隣の部屋で、身体に障害のある子ども達を担当している。

どうりでいつもちょこちょこ隣の部屋から出てきて、様子を見てる気はしていたが、

「イナモトが俺を標的にして、マユコさんや上司達に報告しているらしいですよ」

ということだった。

なんとまあ!

なんと幼稚でくだらない職場になったことか。

なるほどイナモトさんはヒトクセありそうな顔つきをしている。

ああ、嫌だ嫌だ。

そしてヒロキは「これはまだ誰にも言ってないんですけど…」と言いはじめた。

「俺、9月で辞めようかなと思っています」

「え!?」

「正社員から外されてしまって生活も大変だし…」

まあ、こんな雰囲気になってしまった職場だし、ヒロキにはそれがいいかもしれない。

「俺、いつか飲食店やりたいんです。俺の夢なんです」

おぉ!

ヒロキにその姿はしっくりくる。

「いいね!その時は行くからいつか実現させてよ」

ヒロキは嬉しそうだった。

何この仲良し私達。笑


でもねぇ、ヒロキよ、私も9月は辞めてるかもしれないよ。

いや、ヒロキより先に辞めるかも。


息子がこうなっては気が気じゃない。

本当は今すぐ辞めたいくらいだ。

まだ寝ているが、起きたら今日の息子はどんな感じだろう。

昨日の夜の明るさは一変してしまってるんだろうか。

それとも良い方向に向かっている兆しが見えるだろうか。


あんなドロドロになった職場なんてクソくらえ。

息子のためなら職場に気を遣わず、いつだってサッサと辞めてやる。









夕方以降はわりと元気になる息子

2020年06月26日 | 日記
息子のだいたいパターンが決まってきた。

朝は体調不良。食欲もなくイライラしたり不安になっている。

昼はやや不安定ながら、少し落ち着いてくる。食欲も少し出てくる。

夕方はだいぶ元気になってきて、夜は明るくなり食欲もある。

これがだいたい息子の一日のパターンだ。

うつ病の人は朝が悪く、夕方以降はわりと元気になるらしいが、まさしくそう。

夜になり、明るくなる息子の様子を見ていると、「あれ?もしかして治ったのかな?」とさえ感じることもあるだが、翌朝になると、結局また暗くなっている。

精神安定剤は、残念ながら毎日1回は飲んでいる。

早く安定剤を飲まなくても安定した元気な息子に戻って欲しい…


今日は仕事で私は昼12時に家を出て、夜8時に帰宅した。

だから、まだ少し不調な息子の様子を見て家を出たのだが、帰って来た時間は元気な様子の息子だった。

でもきっと明日の朝になると、元気が無い、イライラした不安そうな息子になっているんだろう…

どうか、朝になっても元気でいてくれますように…