カヅさん、特養に入る

2019年07月31日 | 日記
昨日、無事に姑カヅさんを特養に入居させて来た。

わりと広い個室だった。

家具から何から自前で持って行かなければならず、部屋にはベッドのみしかなかった。

4段の収納ケースを買って置いて、衣類を入れて来たが、ちょっとそれだけでは殺風景なので、少しずつ物を増やそうと思う。

ウチに小さな円卓があるから、今度これを持って行こう。

何か床に敷物も必要だな。

気づいたのだが、この特養の職員は男性が多い。

介護施設って、女性が多いイメージだし、実際私が派遣で行っていた所はどこも女性だらけだった。

だが、この特養は男性の方が多い。

しかも割りと若い。

へぇ。。

大丈夫かな。大丈夫だよね。

勝手にアレコレ警戒心。

すると、一人の若者が近づいてきた。

「ぼく、カヅさんの担当になりました○○です。よろしくお願いします」

優しそうな笑顔の若者だ。

20代半ばと思しき介護士。

私も丁重に挨拶をしてお願いしてきた。

もう特養に入ったんだ。この若者にお世話になろう。


カヅさんの手を握り、「また来ますからね」と言って帰って来たのだが、

ケアマネさんにお礼と無事に入りましたの報告をしたくて、ニチ○ケアセンターに寄った。

にこやかに事務所から出て来てくれたケアマネTさん。

カヅさんに関わってきた今までの想い出を二人で話して懐かしんだ。

本当に、頼りになるTさんが居なかったら、どうしていいかわからないことだらけだったし、私は心が折れただろう。

ずっとこれからもTさんがケアマネさんだと良かったのだが、

「特養に入ると、もう私の手の届かないところに行くんですよ。特養に居るケアマネさんに変わります」

と聞いて寂しい気持ちになった。

寂しいが、仕方がない。


カヅさんもまた、昨日、ショートステイから出る時、「別れは悲しい」と涙ぐんで職員達に挨拶していた。

「皆さんに親切にしていただいた」とカヅさん。

.「ほんとですねぇ。良くしてもらってありがたかったですねぇ」

と私。

「ここを出なきゃならないんだ?」

「そうなんです。ここはショートステイって言って長く居られないんです」

「はぁ…。長年ここに居たから寂しい…」

長年。。

1か月間だけでしたが 笑


そしてショートステイを出る時、職員の人達が外に出て見送ってくれた。

皆さん笑顔で手を振ってくれていた。

さようなら。ショートステイの皆さん、ありがとう。

病院からこのショートステイに入って、どんどん回復していった姑カヅさん。

本当にこちらにも感謝の気持ちでいっぱい。

ありがとう、ありがとう。本当に皆さんありがとう。


さて、特養に入って最初の朝を迎えたカヅさん。

どうしてるかな。

少し心配。

だけど、これで少し私も、肩の荷が降りたかな。







どちらも茶色

2019年07月28日 | 日記
最近、やたら家の周りにスズメが居るなあと思っていた。

と、何日か前ふと見上げたら、二階の雨樋の所に5、6羽ぐらい並んでチュンチュン鳴いていた。

なんか気になる。。

息子に話して今朝二人で雨樋の所を見た。

1羽居た。

そして、屋根の下というか屋根の裏側に、建物の老朽化から小さな穴ができていて、すずめが何かをくわえて、その穴に入れていた。

あ、虫だ。虫をくわえて入れた。


すると息子が言った。

「あ、穴からワラが見える。巣があるんだよきっと」


えー!

やだな、すずめの巣がウチにあるなんてー。

ヒナが居るのかな?

さっさと巣立って行っちゃってくれ。


昨日は土曜丑の日だったが、まだウナギを食べてなかった。

毎年、土曜丑の日は、高くても国産のウナギを食べることにしている。

ま、スーパーのウナギだが。

1年に1度だけの国産ウナギ。

しかし昨日私は親戚のお葬式で実家に帰っていたし、息子はバイトだった。

ということで今日は一日遅れの土曜丑の日。

少しお高いが1年に1度の贅沢ウナギ。

贅沢とはいえスーパーのウナギ弁当。

今夜息子と食べた。

これでよし。

よしって何がよしだかわからないが、毎年の儀式みたいなもんなんで、これで気が済んだ




    





終の棲家

2019年07月26日 | 日記
姑カヅさんの特養入居は、来週の火曜日に決まった。

今日そこの施設に説明を受けに行っで来た。

特養(特別養護老人ホーム)は、今まで居たショートステイとは違い、此処が終の棲家になる。

そして、住所そのものも自宅の住所から特養の住所に変えなければならないそうだ。

そして準備する物や事が多い。

短い期間でいろいろ私がやらなければ。

でもカヅさんが特養に入れば、やっと私もしばらくは安心できる。

本当はショートステイを出たら特養から声がかかるまでの間、一緒に住もうと思っていた。

でも二ヶ月間の入院ですっかり筋力が落ち、ほぼ寝たきりに近い状態になってしまったので、

付きっ切りで介護をしなければならなくなった。

24時間、私がやるのは厳しい。

そこはもうスッパリあきらめた。

今の時代、介護で本人も家族も苦しい思いをしてはいけない。

施設に入れるのは可哀相なんていう古い考えの時代は、とうに終わった。

今まで居たショートステイでもカヅさんを大事にしてもらっていたし、

今度入る特養の雰囲気も良かった。

これでいいんだ、

って思っている。


そしてこんな説明もされた。

「この施設は、今までたくさんの利用者さんの看取りもしています。この先食べれなくなったら、そのままここで老衰となる覚悟を家族さんにはしていただくと思います。私達は、そういった利用者さんに、いかに苦痛無く最期を迎えるかということを考えて最後までお世話させていただきます」


重い内容だけど、ありがたい言葉。

それと、いよいよ最期が近くなると、家族も施設に泊まれるそうだ。

まあ、そんな説明をされたけど、カヅさんは認知症になる前、

「90歳までは生きたいなあ」

と言っていた。

カヅさんは9月に88歳になる。

90は目の前まで来てるし、もっともっと長生きして欲しい。








決まっちゃった

2019年07月25日 | 日記
やはり姑カヅさんに決まったそうだ。

申し込んでいて、部屋の空き待ちだった特養。

ひと部屋空きが出て、次に入る人の候補になり、今日の会議でカヅさんに決まったそうだ。

今居るショートステイがとても良いところなので、特養に入ることなって複雑な気持ち。

もともと特養に入るまでの仮住まいだったショートステイ。

いつかは出なければならなかったのだから、ちょっと残念だがショートステイにさよならしよう。


でもショートステイにさよならだけではなく、私としてはもっと寂しいさよならをしなければならない人が居る。

カヅさんのケアマネジャーTさんだ。

特養に入ると、特養に居るケアマネジャーになるそうだ。

本当にこの2年半、ケアマネTさんにはお世話になった。

Tさんが居たから私もここまでやってこれた。

本当に感謝している。



明日、新しく入る特養に行って説明を受けてくる。

施設の雰囲気が良いといいな。

ケアマネジャーも感じの良い人だといいな。







明日の夕方に電話が来るかな

2019年07月24日 | 日記
予約していた特養(特別養護老人ホーム)は、今回一人分空きが出たということで、次に入る利用者を決める会議を明日おこなうようだ。

姑カヅさんも次の利用者の候補になっている。

もしカヅさんに決まれば、明日の夕方、特養から私に電話が来ることになっている。

ただの私の勘だが、カヅさんに決まるような気もする。

でも正直、今回じゃなくてもいいかなとも思う。

今居るショートステイがとても良いところだから。

病院を退院して今のショートステイに入って、まだ1か月も経っていない。

もう少し、できれば来年の春までこのショートステイで過ごせたらなと思う。

でも特養はどこもかなりの人達が順番を待っている。

だからそんなことを言ったら贅沢かな。