とんでもない職場に縁があったもんだ

2024年11月23日 | 日記
初めて飲食店で働き始めて一ヵ月。

一ヵ月といっても週に3日勤務だから実務的は2週間ほど。

某ショッピングセンターのフードコートにあるのだが、想像以上の忙しさ。

それなのにシフトの体制は3人でやっている。

忙しいのは仕方ないとしても、私は前もって何も教えられることなくいきなり現場で働き始めた。

初日は食器洗いやキャベツの千切りぐらいだったけど、その次あたりは食器洗いをしながらのある程度の調理、注文の盛り付け、それをしながら返却口を遠目で見ていっぱいになる前に片付けながら動き回る。

しかもいちいち店長にイライラした口調で言われながら。

メニューもいろいろある上に、それぞれ盛り付け方に細かい決まりや器が違う。

前もって教えられていたわけではなく、見れる時は先輩がやるのを見ていただけだからたまにちょっとした間違いはある。そして、あれ?このメニューの器はこれでよかったかなと思い、わからないことは聞いたりする。

しかし店長の答え方のキツいこと。

「違う!そっちの!」と怒鳴ったり、酷い時は無視をする。

この前入ったばかりだから少しはミスをするし、わからないこと自信が無いことはまだまだある。

それが普通じゃないの?

たとえば15年近く勤務しているサワさんと同じことが出来るわけがない。


そしてお客さんが来るのが少し落ち着いた時間帯に、翌日の仕込みをある程度するのだが、先日こんなことがあった。

「野菜を湯がくのをやって!それやったら鶏そぼろ作って!3時までに必ず!」

と店長が言った。

私の勤務時間は午後3時まで。時計を見たら2時40分。

出来るわけがない。

家庭のちょっとした量ではないのだ。野菜だけでも大鍋にキャベツ丸一つと業務用のもやしと人参。まず、大鍋のお湯がわくまでだって時間がかかる。

野菜を湯がくだけなら3時までに終わるだろうけどその他に大量の鶏そぼろ作り。

それを20分でやれって、新人の私じゃなくても無理な話。

思うに、私は派遣だから、賃金が高いのだろう。高いといっても私自身に高い賃金が入るわけではなく、派遣会社にその賃金が行く。

だから人一倍働いてもらわないと割が合わないと思っているのではないか?

まあいいや、時間は過ぎるだろうけど、やりゃあいいんだろ、やってやろうじゃない。

そんな気持ちで取りかかった。

鶏そぼろはレシピがあるからその通り作ればいいから何てことはない。

ただ、作っている途中ちょっとサワさんに聞いた。

「すみませんサワさん、炒め具合はこのくらいで大丈夫でしょうか?」

しかし近くに居たサワさんがこちらを振り向いた時、

「サワさん教えないでいいから!」

と店長が怒鳴った。

びっくりした。びっくりしたというより呆れた。呆れてびっくりした。

そして、あの時私は黙っていられなかった。

それまでは何を言われようと怒鳴られようとやり過ごしていたけど、その瞬間はいくらなんでもそれはないじゃない、という気持ちを抑えられなかった。

「なんか私、毎回怒られに来ているみたいな気分です」

と、嫌味をこめて少し呆れ笑いで言った。

だけどすぐ後悔。

ますます店長は顔を赤くして怒鳴りつけてきた。

「ふざけたことを言うと俺キレるよ!」

とっくにキレてるし、なんなら常にキレている。

さらにその言葉に続けてひとりよがりのお説教をし出した。

もはや聞いていられない。バカ過ぎて聞いてて恥ずかしい。

ああ、そうだ。この人はバカなんだ。
バカは相手にしてはいけない。

何をどう言ったって常識的なことが通じない人には関わらないことが1番。

そう思いながら聞いていた。
いや、聞いてもいないけど。

とりあえず派遣会社の手前もあるから我慢して謝っておいた。

「軽率なことを言って申し訳ありませんでした。これからは気を付けます」

でも無視。

大人げない。

まあいいか。

バカだから。


前から辞めようと思っていたけど、このことがあって決定的に辞める決心をした。

しかし派遣会社に電話したところ、契約は12月いっぱいなので何とか来月まで頑張って欲しいと言われた。

指の関節も悪化しているし、精神的にも限界だし、今すぐ辞めたい。

だけど今辞めたら悔しい気持ちも私のどこかにある。

結局いろいろやり取りがあって、契約期間の来月いっぱいまで行くことになった。だが勤務時間が少し短くなった。

昨日も1時間早く終わった。相変わらず店長はイラついていたけど。


ふと気がつくと、他のパートの人達は明らかに店長のご機嫌取りをしている。気持ち悪いたら。

或いはサワさんのようにずば抜けて仕事が出来る人とか。

ああ、私にはどちらも無理だわぁ。


そして来月から新しい従業員が入るらしい。

「ピチピチの21歳」と店長が他のパートの人に言っていた。キモ。
更には、「この前面接に来たんだけど、店長、私のお父さんに似てる~って言っててさ」とニヤけた口調で言っていた。オエ。


早く今月が終わり12月も月末にならないかなあ。

あとひと月ちょっとの我慢だけど、

長いなあ。
































店長のこと、先輩サワさんのこと、そして明日は

2024年11月12日 | 日記
ヘバーデン結節の指が痛いのも、想像以上に仕事がハードなのも、これが労働なのだと堪えられる。

だけど我慢出来ないのは店長!

まだ慣れていない新人の私に対して、絶対無茶なことを言っている。

次々に返却口に戻る食器類を片付けて大急ぎで洗っているのだが、

呼ばれれば丼の盛り付けなどをする。そしてまた洗い場に戻り洗う。

数分離れただけで返却口は食器でいっぱいになっている。

あっちに行ったりこっちに行ったりで大忙しなのに、盛り付け方がちょっとでも気に入らないとネチネチと注意してくる。

ほんの微妙だろがよと思いつつも、「はい、すみません」と謝りながら次々にやらなきゃならないことをこなしてはいる。

盛り付けだけならまだしも、この前は食器洗いをしている時、「はい、キャベツ足りなくなったからひと玉切って!」と慌ただしく私を呼ぶので急いで洗い場から離れて切っていた。

すると数分かそこらで店長が私を怒鳴った。

「○○さん!(私の名前)、他の作業する時も返却口を見ながらやって!食器置くとこなくなってるよ!」

結構な数のお客さん達が居る前で、私の名前を呼んで怒鳴るなんて!

この前、昔スーパーで働いていた時に一緒だった人にバッタリ会って、「今どこで働いてるの?」と聞かれた時に教えたばかり。

もし知ってる人が来ていたら、店長に怒鳴られていたと知られてしまうじゃない!

しかも急にキャベツを切れと言われて急いで切ってるのだ。どうやって返却口を見ながらキャベツを切れる? 返却口に食器がいっぱいになっているのなら、店長、少しくらいお前が片付けたっていいじゃないか!

と、クソ店長に言い返したいことは心にしまい、悔しいけど「すみません!」と謝り急いで片付けた。

洗い物をしている時にキャベツを切ったりするのはまだしも、先日は唐揚げが足りなくなったからあと30個揚げてと言われ、返却口を見たり唐揚げをあげたり、あげたらウチワで扇げと言われ扇いでいると、「油がおちないから唐揚げを立たせて扇いで!」と言われ、手袋をはめた手なので一瞬手で唐揚げを起こすと「基本手は使わないように!トングで!」とまた店長に怒られ…

何でだよ!
みなさん手でやってるし、なんなら店長なんて作ったチャーハンを手で取って味見をしていたのを見た。

ほんとに!ほんっとに!!あの店長、大嫌い!!!

ベテランパートさんが教えてくれたのだが、去年から店長になって来たらしい。

40歳、男。

この前、高校時代は県内のバスケの強豪に行き、全国大会に行ったとか自分で話していたけど、だから何?興味無いんですけど。

これで優しい店長だったらすごくお話しをしたいものだけど、あのクソ店長に対して日々嫌いになっているからどうでもいい、聞きたくない!

しかもこの前なんか、出来上がったら鳴るベルを握りしめて、80歳ぐらいのお婆さんが来た。

「鳴ったような気がして…」と。すると店長、番号を見て、「まだ呼んでないですよ。混んでるから少し時間かかります!待てますか?待てないならキャンセルしていいですよ!」と、まるでイラついた口調。

あきれた。お客さんに対してあの言い方。

そのくせ若い女性客に対してはやたら親切口調。

店長として尊敬のかけらも無いわ!あんな人の元でこの先働き続けるのは無理!


ただ、ベテランパートのサワさんは尊敬できる先輩。

72歳だそうだがテキパキしてるし、かなり重い物も平気で持ち上げる。

この仕事に就いて14年。その前は工場で長く働いてきたらしい。

サワさんは運転しないので自転車で通勤している。

先日の朝、私は職場の駐車場に入ろうとした時、遠く向こうからサワさんが颯爽と自転車でこちらに向かって来ているのが見えた。

その自転車をこぐ姿勢のいいこと。

そして、私はいつも早めに駐車場に来て、15分前の出勤をするまで待機しているのだが、職場に行くといつもサワさんは早くも先に仕事を始めている。

サワさんとシフトが一緒の日は心強い。いろいろ親切に教えてくれるし、店長が私に対してキツい時、後からそっと小さい声で私を庇うような励ますようなことを言ってくれる。

こういう先輩とならずっと一緒に働いていきたい。


だけど…


あのヤロウの元では…


あーあ、明日はサワさんは休み。

あのヤロウと、3ヵ月先輩タミヤさん49歳と私の三人体制かー。絶対人手足りない。そしてあの男、またひとりでイラつくんだろうなあ。


行きたくないなあ。



明日11月13日は、私と亡きダンナの結婚記念日。

結婚して丸30年。
 
いつもながら一人で過ごす結婚記念日。

大切な明日は、あんな職場に行かないで、思い出に浸って過ごしたいもんだよ。


ダンナよ助けてくれ~
























お母さんお誕生日おめでとう

2024年11月03日 | 日記
11月1日は、母の85歳の誕生日だった🎂

誕生日の一昨日は、東京に居る妹も母に会いに来たので、二人で面会に行って来た。

妹はお花などのプレゼントを、私は手作りで壁に飾る物を作って行った。


妹と部屋の扉を開けたとたんに「お母さんお誕生日おめでとう!」と言いながら中に入ると、母は手を合わせて『ありがとう』の仕草。

喋ることが出来なくなり、表情筋も弱り無表情だが、母が喜んでくれているのはわかる。娘だもの。私たちは母の子どもだもの。わかるよお母さん。

飲み込む力も失いつつあるけど、大好きなケーキは牛乳と混ぜて口に入れてあげればまだなんとか食べられる。


 
ロウソクに火を点けて、私と妹はハッピーバースデーを元気に歌った(~▽~@)(~▽~@)♪♪♪

母はゆっくり手拍子(^^)

母は吹き消すことが出来ないから、母と両端から顔を挟むように並んで妹とロウソクの火を吹き消した。

そのうち看護師さんのリーダーの方がたまたま部屋に入って来て、「写真を撮りましょうか?」と言ってくれたので、3人で撮ってもらった。




普段は週に2回面会に行っている私がロールケーキなどのおやつを食べさせているが、この日は遠くてなかなか来れない妹がケーキを食べさせてあげた。

あとはお喋りをしたり(母はうんうんと頷くだけだが)して楽しく過ごしているうちに、気がつけば1時間も居た。

本当は30分しか面会出来ないことになっているが、この日は特別に施設側も暗黙の許可をしてくれている感じだった。


85歳、母がまさか難病になり施設で誕生日を迎えようとは、どう考えても納得がいかないし悲しい。

それでもその気持ちはせっかくの誕生日だから封印。
まだまだ母には長生きして欲しい。とりあえず来年の誕生日も、またケーキを食べられる状態であって欲しい。



今回妹(母にとっては次女)が東京から来たが、つい先日は、やはり東京から従姉妹(母の姪)が面会に来た。

従姉妹は娘(40代)と来たのだが、誕生日が近いからって、その娘が作って来たリースを部屋の壁に飾ってくれた。

造花で作ったリースが素敵!組み合わせのセンス次第でこんな豪華になるんだなあ。




中に電球があって、スイッチを入れたら付く仕組みになっていた💡

素敵な手作りリースのおかげで、寂しい母の部屋が華やいだ感じになった😄