ずいぶん久しぶりに組み木の新作、さるのペアと親子をつくりました。
さるのペア 樟(くす)、無塗装
さるの親子 樟(くす)、無塗装
原図も、きつつき工房のサイトに掲載しています。
ちなみに、家の庭にはさるの群れがやってきて、野鳥用の餌(粟とか稗)が食べられてしまいました。
さるが餌があると思うといけないので、それから野鳥の餌はやっていません。
押し入れを整理していたら、ずいぶん前に描いた(切った)切り絵が出てきたので、きつつき工房のサイトにアップしました。
火打山のライチョウ(下)は、2004年に火打山に登ったときに見かけたライチョウを描いたものです。アルプス以外にライチョウが生息しているのは火打山を含む妙高三山だけです(白山は絶滅したらしい)。生息数も少なく、貴重なライチョウに会うことができました。バックの山は妙高山です。
切り絵は、デフォルメをつよくして、白黒を強調したタッチです。
イソシギ(下)は、年賀状を切り絵でつくろうとしたときに、切り絵の練習としてつくったものです(2008年)。
草の表現はすんなり決まりましたが、水面の表現をどうするか、かなり悩んで、試行錯誤してつくった記憶があります。
きつつき工房のサイトに、コハクチョウの切り絵を追加しました。
安曇野の御宝田遊水池では北アルプスをバックにコハクチョウの群れが泳いでいて、毎年、冬の楽しみです。
コハクチョウは、シベリアから渡って来て日本で冬を過ごします。雪が少ない年は近場の北海道や東北に降りて越冬する鳥が多く、大雪の年は北の地は雪に埋まっているので、安曇野までたくさん飛来します。
ガン・カモ類も、白鳥以上にたくさんいて、にぎやかです。
これはキンクロハジロです。
実際の風景はこんな感じです。
きつつき工房のサイトに切り絵のニホンリスとムササビを追加しました。
両種は本州以南の森に棲むリス科の動物です。
ともに樹上生活者で、ニホンリスは軽やかにジャンプ、ムササビは皮膜を広げて滑空します。
ニホンリスは昼間、ムササビは夜に活動するので、昼の森と夜の森を描いて(切って)みました。
ニホンリス
ムササビ