きつつき工房 ブログ

きつつき工房の職人の独り言

切り絵 ライチョウ、イソシギ

2023-01-26 16:51:29 | 工芸

押し入れを整理していたら、ずいぶん前に描いた(切った)切り絵が出てきたので、きつつき工房のサイトにアップしました。

火打山のライチョウ(下)は、2004年に火打山に登ったときに見かけたライチョウを描いたものです。アルプス以外にライチョウが生息しているのは火打山を含む妙高三山だけです(白山は絶滅したらしい)。生息数も少なく、貴重なライチョウに会うことができました。バックの山は妙高山です。

切り絵は、デフォルメをつよくして、白黒を強調したタッチです。

イソシギ(下)は、年賀状を切り絵でつくろうとしたときに、切り絵の練習としてつくったものです(2008年)。

草の表現はすんなり決まりましたが、水面の表現をどうするか、かなり悩んで、試行錯誤してつくった記憶があります。

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コハクチョウ

2023-01-20 13:59:11 | 工芸

きつつき工房のサイトに、コハクチョウの切り絵を追加しました。

安曇野の御宝田遊水池では北アルプスをバックにコハクチョウの群れが泳いでいて、毎年、冬の楽しみです。

コハクチョウは、シベリアから渡って来て日本で冬を過ごします。雪が少ない年は近場の北海道や東北に降りて越冬する鳥が多く、大雪の年は北の地は雪に埋まっているので、安曇野までたくさん飛来します。

ガン・カモ類も、白鳥以上にたくさんいて、にぎやかです。

これはキンクロハジロです。

実際の風景はこんな感じです。

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昼の森と夜の森(ニホンリスとムササビ)

2023-01-14 19:59:14 | 工芸

きつつき工房のサイトに切り絵のニホンリスとムササビを追加しました。

両種は本州以南の森に棲むリス科の動物です。

ともに樹上生活者で、ニホンリスは軽やかにジャンプ、ムササビは皮膜を広げて滑空します。

ニホンリスは昼間、ムササビは夜に活動するので、昼の森と夜の森を描いて(切って)みました。

 

ニホンリス

ムササビ

 

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あけましておめでとうございます

2023-01-01 00:09:22 | 社会・時事

あけましておめでとうございます。

2023年の年賀状は

エゾナキウサギです。

北海道の山地にだけ棲む耳の丸い小さなウサギで、

氷河期の生き残りです。

今年もよろしくお願いします。

きつつき工房のサイトには過去の年賀状の切り絵があります。

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